7月にヨモギを鉄焙染で染めた綿布をスカーフにした。
縦横33センチ。95センチ。
絞り染めなので丸く放射線状に濃淡に染まり硬く縛ったため同じく放射線状にシワができている。
放射線状の染まり方やシワは意識してできるものでなく自然で無理がない。
染まり具合やシワになじむように3色の色糸を刺繍していくが自然にはまっすぐなものがないと聞くが放射線状のシワも微妙に歪んでいる。
綿布の量感とのバランスも考えながらの作業はかなり集中力がいる。
3色の色糸で刺繍する前。
7月にヨモギを鉄焙染で染めた綿布をスカーフにした。
縦横33センチ。95センチ。
絞り染めなので丸く放射線状に濃淡に染まり硬く縛ったため同じく放射線状にシワができている。
放射線状の染まり方やシワは意識してできるものでなく自然で無理がない。
染まり具合やシワになじむように3色の色糸を刺繍していくが自然にはまっすぐなものがないと聞くが放射線状のシワも微妙に歪んでいる。
綿布の量感とのバランスも考えながらの作業はかなり集中力がいる。
3色の色糸で刺繍する前。
2~3日涼しかったがまた暑さが盛り返してきた。
先が見えたと言うのかもうすぐ9月なので暑さは乗り切れたとの思いで余裕がある。
朝7時前北朝鮮からの弾道弾が北海道沖に落下の臨時ニュースがあった。
猛暑の時でなくてよかった。
金生町暮らしを始めて営んでいるギャラリー作唯の周りの花壇に10年前に営業を始めたとき植えた高砂芙蓉の花が今年も変わりなく可愛い花を咲かせてくれている。
以前は同じ場所にピンクの小花のコマツナギが競うように咲き華やかだったが枯れてしまった。
もう一度同じ風景を再現させたくて一昨年コマツナギを再度植えたのが上には伸びられないが下の方で咲いている。
やさしい色の華奢な花だが両サイドに以前から茂っている植物の隙間を縫い前面に出てたくましく咲いている。
もう少し育てば白い高砂芙蓉の花と競演できるように上に育つ手助けをする予定。
バジルに花が咲き始めると摘む。
摘むと柔らかい葉が次々と芽吹く。
去年は摘みすぎて苗用の種が取れなかった。
今年は摘むのを控えていたらやっぱし柔らかい葉が出なくなったので考えた。
花は咲いて実をつけるとその先に花を咲かせまた実がなるとその先に咲きを繰り返し実をたくさんつけた穂になる。
早く咲いた下の実を苗用の種に残し後はカットしてシソの実のように塩漬けにすれば保存食になる。
どうして今まで気が付かなかったのだろうと反省。
下の方の種を残し摘んだところ。
隣のアズキが育ちすぎあまり成長してくれなかったが充分食卓を楽しくしてくれている。
金生町暮らしを始め10年が過ぎ畑づくりも同じく10年過ぎた。
ジャガイモや里芋は収穫しても残っていたのが芽吹き母から受け継いで畑を作り始めたときから所々で芽吹いていた中にいまだに生き残っている里芋がある。
だんだん株が大きくなり株分けして他で里芋畑を作っているが元の株はそのままの場所で毎年収穫している。
芋はあまり収穫できないが芋茎料理が好きで重宝している。
茎の状態を見に行くと花が咲いていた。
10年付き合っているが花を見たのは初めてだ。
また何時咲くかわからないのでつぼみを食べてみた。
茎程灰汁はなく食べやすい。
熱帯原産の里いもに花が咲くのは珍しいことのようだ。
毎日畑へ行くが何かしらドキドキすることがある畑の存在はありがたい。
夏の初めに食べたスイカの種から芽吹いたらしいスイカが勢いよく茂っていたと思ったら10センチ以上もあるかわいらしい実をつけている。
苗たてし、移植したのはまだ実はつけてないしあまり元気はない。
場所にあった植物たちは思い思いに生を謳歌している。
昨日の猛暑から一転今日は6度も下がり植物ともども一息ついた感じだ。
9時前人工授粉のため畑へ行った。
高々とナツメの木に登っているカボチャに大きめの花。
やっぱし雌花だ。
真ん中あたりに実がぶら下がっている。
今咲いている花に実が付くと楽しそうな風景になりそうだ。
念入りに受粉した。
薄暗い早朝に雨音を聞いた。
8時前には上がっていたが咲き切った雄花はかなり雨にたたかれた様子。
カボチャの花は早く咲くようだ。
10メートル以上も伸びたツルのカボチャで2個の実が大きくなっている。
形の違うカボチャが4種類ほど植わっているので楽しみだ。
トウガンの花だが上が雄花で下が雌花。
受粉のため摘んだ雄花は花食用。
一日花のキスゲは咲いたばかし。
右端は今にも咲くところ。
ニンジンの花は咲きっぱなし。
これほど咲けば花食用にしないがつぼみの頃は花食用だ。
摘めば摘むほど花をつけるのは菜の花と同じ。
ニラの花が咲く前に採ろうと河原へ行ったがもう花芽が伸びていた。
10センチぐらい出たのはまだ柔らかいが花が咲いてなくても葉より伸びたのは茎が固い。
天気予報では36度や37度と猛暑続き。
それでももう植物たちは秋だ。
咲き始めたナンバンススキを見ていると涼しくかんじたりするがとんでもない。
炎天下、ネナシカズラは元気そう。
汗だくで帰ってきた。
今夜は元気に秋を迎えられるようにニラ料理。
チケットを購入したのは5月の末頃でまだまだ先だと思っていたがもう当日になってしまった。
由紀さおり・安田祥子コンサート2017。
今回もだが姉妹でのコンサートでは唱歌や童謡を主に歌う。
写真は開演前の舞台でピアノ演奏ときれいに生けられたお花だけだが軽妙なトークと日本語を大事にした懐かしい曲の数々を飽きることなく楽しんだ。
お二人でのコンサートはもう30年以上になり歌った唱歌や童謡は400曲以上とか。
会場からのリクエスト曲を歌うコーナーではすべてのリクエスト曲を歌詞を間違えることなく歌い切り長年の実績に伴う実力を感じた。
終演後のCD販売風景。
ロビーには写真が展示されていた中によく行く金生川の土手の桜の頃の写真があり嬉しかった。
今回のコンサートでも豪華にアレンジされた花の前でお二人は歌われいい雰囲気だったが満開の桜と同じくお二人が写っているのもいい雰囲気だ。
いつもだと11月に開く野草(イエツァオ)展のテーマは6月頃に決まるが今回はなかなか決まらない。
何か手掛かりが欲しくて先日より聞き書きした民話の本を読んでいる。
新刊だが初版本は1958年で2015年に新版第一印刷されたものだ。
シリーズとして79冊も出版されるらしい。
阿波、伊予、讃岐のシリーズを読んだが際立った特徴はなく同じパターンの話が多い。
それでも飽きずに一気に三冊読んだ。
先日三味線でなくジャズ演奏での民謡をラジオで聞いた。
長い間庶民の間から生まれ受け継がれてきたものが何かしら力をつけている気配で楽しみだ。
7時前カボチャの受粉のため畑へ行くとキズゲの花が今にも咲きそうな状態だったので部屋で咲かそうと持って帰った。
ちょうど咲いたころ釣り名人より魚が送られてきた。
今回はどっしりと重い。
今真夏。。
手早く処理する必要がある。
すぐ開けないでまずはコーヒーを飲み休んだ。
開けると38センチ~29センチとイシガキダイにしては小ぶりだが6匹も入っている。
鱗を取り頭を落とし3枚にして頭と中骨は即冷凍、ひはらは干すために一塩し、みは一応冷蔵庫へ。
そこで一服。
みは皮を剥ぐと時間がかかるのでバーナーで焼き冷水につけて刺身用とこわけして冷凍。
かたずけ終えると3時間もかかっていたがしばらくのあいだ天然のタイを食べられる。
お菓子の賞味期限が8月14日ならまだ大丈夫だと思ったがもう8月後半だった。
暑い暑いと思って過ごしている間にもどんどん時は過ぎていくし植物たちの成長も目まぐるしく待ったはきかない。
7月末ごろよりなり始めたナツメは興味のある人たちにはおすそ分けし、焼酎やハチミツ漬けその他保存食作りに励んでいるが乾燥した天気を利用しての干物作りに入った。
一時ほど収穫できなくなったが一個一個種を取り干している。
茶色くなったのは3日目の状態で白いのは種を取ったばかし。
そのまま干すと手間はかからないが虫が入るので去年より種を取り干している。
種も干し草茶に入れて飲むので、梅干しに入れたアカシソも干している。
薬味やふりかけにする。
生えすぎたアオシソは引っこ抜いて干している。
思考停止状態になりそうな暑い毎日だが植物たちとの付き合いにはしっかり励まねば。。
これも草茶にする。
毎年今頃草引き中にハチに刺されていた。
今はハチの巣を見つけるのが上手になった上気を付けて草引きをするので今のところ刺されてない。
先日思わぬ場所でハチの巣を見つけた。
ひさしの下の物置の奥に置いていた牛乳パックに巣を作っていたのだ。
前に置いていたペットボトルをのけたとき何やらうごめくものが見えまさかのハチの巣に群がるハチたちだった。
いろんなものに巣をつくるものだと思うがどんな基準で場所を決めるのだろう。
殺虫スプレーをするとハチはいなくなったので取り出したが10センチ以上もありそうな大きな巣だ。
ちょうど子育て中、心傷まないわけでなかったがすぐ処分した。
その日は部屋にハチが2匹ほど入ってきていたが一匹は死んだ。
3日ほどしてまた網戸に2匹止まっていたが翌日死んでいた。
子育てという目的がなくなり生きる希望が失せたのかもしれない。
先日壊れた電子レンジを解体した。
しっかり組み立てられかなり苦労したがハンダで接着している場所以外はネジで止められているのでプラスのドライバー一本で解体した。
40年近く働いてくれていたのでネジの周りには油やごみが付きミシン油をさしたりたたいたりと工夫しての解体だったがたくさんの部品でできているもんだ。
多すぎてドアを入れて写すのを忘れた。
それで思い出した。
収まっているときはそれほどでないが引っ越しの時どうしてこんなに物が家にあったのかと思ったことを。
部品をながめているといろんな発想がわいてくる。
まずは野外教室で使う予定だが楽しみだ。
猛暑続きで夏バテ気味だが畑は植物たちの精気いっぱいだ。
毎日6時ごろより畑仕事に行き疲れていても薄暗くなるまで働いているが負担にはならない。
日々成長する植物や実の採集、引っこ抜いても引っこ抜いても生える草たちとの付き合い、アッと言う間に時間は過ぎる。
今重要な仕事は地を這いながら育つカボチャやトウガンの先導をすることだ。
勝手に生えたアズキやハブソウはその場で大きくなるだけだが地を這う植物はそれらの植物をなぎ倒したり覆いかぶさりながら育つ。
アズキやハブソウも育つようにツルの先を先導しているが今四方八方へ枝を伸ばしているナガカボチャ(バタースカッシュナッツ)はまだ実を一個も収穫できてないが10メートル以上も伸びた枝もある。
早く実がなってほしいが力強く伸びるツルを見るのも楽しい。
猛暑を乗り切るにはきれいな色のアカシソジュースが大事な飲み物だ。
勝手にいろんな場所で育ってくれているがアオシソと交配したのかどちらでもない中間のシソが生え始めた。
左がアカシソで右が中間のシソ、間を埋めているのはアズキ。
下がアオシソですぐ上に中間のシソ。
アカシソはシソジユース、アオシソは薬味に使うが中間のシソは使ってない。
どうしたもんかと今思考中。
かなり前星野富弘の本を妹のきんかんにプレゼントしていたらしいが私は覚えてない。
きんかんはいまだに時々読んでいたらしい。
情報提供は私だがきんかんの強い思いで星野富弘展へ行くことになった。
手足が動かず寝た状態で口に筆記用具をくわえての絵や文は柔らかい中に迫力があった。
会場である丸亀美術館の庭園も楽しみだった。
丸亀城藩主京極家の別邸だったところだ。
新しく庭園に建てられた施設は以前からある植物たちを生かしている。
松が多いが庭園風に造られたのでないようなダイナミックな場所もあった。
おなじ松だがどんな作り方をしているのだろう樹齢600年の傘松。
手入れされた芝生に生える手入れされた松。
丸太の木を上手に使ったやさしい雰囲気の東屋。
きんかんともども2度目の来園だったがまた来ようと話し合った。
最後は10キロほど離れた場所にある東山魁夷瀬戸内美術館。
ここの喫茶店から見る風景は遠回りして来ても悔いはない。
丸亀美術館の庭園もだが人の手が入り自然とマッチした風景も好きだ。
我が家から40キロほど離れた丸亀美術館(中津万象園)で開かれている星野富弘展へ行くのに出発は7:00分。
同行は妹のきんかん。
開館は9:30分。
途中3カ所の海岸へ立ち寄る計画があっての出発時間だ。
まずは一之宮海岸。
いい具合に干潮で現れた砂地に面白い海水の流れ。
満潮でも海に向かって歩ける防波堤だが大量の石を使った豪華版。
まだ7:20分ごろなのに若い人たちが海で戯れていた。
中国語が聞こえてくる。
日本では故郷を離れている人たちが帰省する長い盆休みだが中国から働きに来ている人にとっては長すぎる休日なのかもしれない。
一宮海岸と呼ばれているが看板に姫浜と書かれていた。
川之江にある仏殿城伝説で姫が嶽から身を投げた年姫が打ち上げられた姫浜というと海岸があると聞いていたがここのようだ。
次は子供の神様が小島に祭られている海岸だが入り口にハス畑があった
ハスの花の花芯の色は刻刻と変わるがとてもいい色の状態で見られた、
島へかかる橋の入り口は閉じられ橋の床板も取り払われている。
海岸へ降りて眺めたが一度歩いてみたいと思った。
いい具合に曲がった錆びた鉄棒を拾う。
次は海岸寺海岸へ。
今は海水浴場ではなくなっているが家族ずれが泳いでいた。
近くではシラサギの家族もいた。
小さいのや中間、大きいのもいたので家族だと思う。
四国中央市の海は開拓され海岸はほとんどないが香川県側では島がたくさん見える瀬戸内海らしい海岸がまだ多い。