会場に花を生けている関係で紙のまち資料館でのイエツアオ造形作品展の期間中は毎日水揚げのため通うことになったが野山で採集した草達を生けるのは本当に楽しかった。
毎日来ては水を替えたり生け変えたりしているのを見て館長が生花を生けるのは大変なことですねといってくれたが・・・・
金生川で白いソバの花が咲いていた。
”祈りちゃん”に生けた。
同じく祈りちゃんに山小屋で採集した赤いフユイチゴを生けた。
ケヤキ皮花瓶付き花器は期間中3度目の生けかえでくっつくので嫌がられるセンダングサを生けた。
切山の人たちが来てくれて”ウワーくっつく草だ”といっていたが”よく見るとなんて可愛いんだろう”といってくれた。
流木花器も3度目の生け変えだったが大きな枝を小さなおとしのフジツボの花器に生けるため毎日水揚げに通うことになったのだが従来の花器をイメージするものでない花器に生けて見ていただけてよかった。
長い時間会場にいたのではないがさすが日本一の紙の出荷量を誇るまちの資料館、遠方から水引細工を習いに来たり見学に来たり面白い企画展をやっているからと調べて来ているリピーターの人たちがいることもわかった。
公共の場を借りての展覧会は初めてだったがいい経験だった。
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