元クラフト展(イエツァオグループによる)の参加作家で亡くなったセツ子さんの椅子の4作目の素材だ。
予定は3作だったが太いツルを採集しすぎた。
巻いて乾かしておいてもいいが太いツルなので水でもどして使えるようにするのが大変だ。
それに個性的すぎるので次回にしようと思っていた脚にする枝もある。
その枝を使えばセツ子さんのイメージにぴったしの椅子が作れると思うが使い切る自信がなかったがこの際挑戦することにした。
太いツルなのでかなり苦労したが思い通りには形作れなくて左が下がってしまった。
後ろ。
ツルは乾いてないので小槌で叩けば何とか調整できると思い持ち帰ったがツルが太すぎるため思ったようには調整できない。
ツルを生で使ったのもこんな太いのを使ったのも初めて。
両手はもちろん両足まで使いツルと格闘するようにして作ったが作り直しだ。
ツルと改めて向かい合うことになるいい機会だと思ってみても全身クタクタ。
早めに寝て今日は勇んでいったが3時間ほど格闘の末再度解体。
たおやかなツルは大木まで絞め殺してしまう。
ツルのすごさを改めて思い知ったがあきらめる気はない。
今夜は春の嵐とかで強風と雨。
その後は心地いい春が来るだろう。
明日は山小屋へは行けそうもないがそのうちできる。
参加作家より苦戦しているのメールあり。
苦労の後できた作品はより趣があるだろうと先日メールしたのを思い出した。