妹のきんかんの”風シリーズNO2そよ風”
私達姉妹は代々手漉き和紙を作る家で育った。
今は廃業しているが山小屋に昔手漉き和紙を作っていた道具が保管されているのをきんかんは使った。
土台は私が山小屋整備で切り倒した木。
ここちよさを表す為か帽子が使われている。
きんかんは右上のミョウガがポイントだといっていたが私はドキリ・・・・。
今年植えて来年は増えてミョウガもなるだろうと山小屋に来るたび楽しみに見ていたミョウガを元から切っている。
きんかんは植物は私に負けないほど好きだけど野菜作りには興味を示さない。
畑仕事の私を呼びに来ても畑の中には入らないで外から呼ぶ。
それなのに出来た野菜はとても喜んで持って帰るので私はせっせと持たせている。
きんかんはミョウガとも知らずそよ風をあらわす素材として使ったらしい。
切られた後で言ってもしょうがないがショック!!!
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ソテツは上から見ると大きなグリーンの花のようだ。
ベージュ色の中心部分の中にはオレンジ色の実がたくさん入っているつもりがそっと開いてみたが同じベージュ色の小さな実が付いているだけだった。
かなりがっかりした。
グリーンの花にセイタカアワダチソウの黄色を添えてあげた。
オレンじ色の実のつもりでヤマシダとソテツの葉で丸い形を作った。
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きふじさんも流木で作ったトイレのドアを作業場に選んでくれた。
使っているアケビだがとても高い木に絡まっていた。
私は高くて採れないと諦めていたのにきふじさんは長い枝に鎌をつけたのを使えば採れると言う。
ちょうどいい長さのエンビ管があり鎌を取り付けた。
指図するのはきふじさんで採るのはわたし。
作品作りに使うのもきふじさん。
でもその日の酒のつまみに作品作りに使ったアケビとナスの味噌炒めは皆で美味しくいただいた。
今日山仲間より立派なアケビをいただいたのはゴボウと味噌炒めにしたがこれも美味しかった。
この作品は風に吹き飛ばされるまで永久保存です。
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もうすぐ89歳になる母はあまり歩けなくなったり耳が遠くなったりといろんな身体機能が衰えてきているが残った機能を使ってメイッパイ楽しく暮らしている。
山小屋に別れをしているのでもう行かなくてもいいといっていたが山小屋整備や野外教室の話をして誘うとその気で歩くトレーニングをして妹のきんかんの車でやってきた。
(押入れから懐かしんで枕を出したりしていた)
もう5~6年来てないといいながら食器戸棚を開けたり押入れを開けたりして自分がそろえただろう物を懐かしんでいた。
それに私が作ったトイレのドアをとても気に入ってくれて入るといってがんばったが敷居が高すぎては入れなかった。
母のことだから訓練して再度やってくるかもしれない。
下りが大変だと言いながらもスムーズに下りた。
今日は母を交え妹のきんかんと3人で金生町野外教室のうちあげ会をした。
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野外教室を終えて始めた布ぞうり講習会の今日は最終日。
鼻緒を作ってすげ後始末をするスケジュールだ。
右側の布ぞうりは講習中に色あわせをしてベースは編んでいた。
亡くなったお姑さんの服を解いたのとお嬢さんが家庭科でパジャマを作った時の残り布だといっていた。
パジャマは上手には出来なかったそうだが布ぞうりにすると可愛く模様が出た。
左側の布ぞうりは宿題として作ってきたのに鼻緒をつけた。
始末は帰ってすることになるが布ぞうりが編めるようになるまで面倒を見る講習なので心配はない。
宿題の一足を編めなかった人も心配はない。
家で編んでいてわからないところがあり出来なかったが、どこがわからないかわかり今日教えたのでもう編める
黒と白の布はカーテンだったそうだ。
まだ講習を受けたい人がいるので考えた。
私が布ぞうりを25足編んだとき布ぞうりのベースを長く編んでつなげたマットを編もうと思いついた。
講習を受けてくれた人達も数を編んでいるうちいろんなデザインがうかんでくるだろう。
作ってるうちにうかんだデザインの発表会を講習を受けてくれた人達と開けば布ぞうり作りがますます楽しくなる。
発表会を開くことにより布ぞうり作りから開けていく世界が無限に広がりそうででワクワクする。
又お祭りが一つ増えそうだ。
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野外教室恒例の早朝散歩は5:30分起床6:00発で始まる。
城山公園入り口までが2キロ。
城山頂上には再建されたお城があるが朝はやいのでまだ天守閣は開かれてない。
天守閣からは四国中央市が一望できる。
すぎなさん親子はお城見物が初めてだと喜んでいた。
ちょうど干潮で城山の下の海には砂浜が出現していて思い思いに流木や石を拾った。
2日目も快晴。
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金生町野外教室では箸は作れなかったがいつものように箸置きは作った。
左上に写っている赤いトウガラシ、グリーンのオクラ、白いミョウガに足をつけ、でんでんむしの殻にアカマンカや枝豆を入れたのは早くから作っていた余裕のつくしちゃん。
今回は自炊なので5時に作業は終えて食事作りの予定が長引き私はゴーヤを炒めながら目の前にあったマツバガイと小さなニンジンを合わせた。
創作時間30秒。
バジルのハナガラとジュズダマはきふじさん。
アカマンカ、トウガラシ、フウセントウワタにヤブニッケイの葉を巻いたのはすぎなさん。
2人とも手早く作っていた。
きふじさんのミヨウガ料理はとても好評だった。
50個ぐらいあったミョウガを丁寧に洗い薄く切り鍋に並べ、醤油をかけて薄切りの豚肉を置き、豚肉の色が変わるとミョウガの下に敷き込み又豚肉を置くの繰り返しだがとても美味しかった。
好評につき次回参加のときは又新しい野菜料理を考えて来ると言っていた。
きふじさんは自炊の金生町野外教室の大きなテーマが出来たようだ。
それに参加者も楽しみだ。
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