野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

9月の清里の花

2007-09-30 18:29:59 | アート・文化

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清里野外教室で使った花や新しく採集した花を店へ持ち帰り光工房製の花器に生けて撮影した作品せす。

7月に下調べに行って同じように撮影した花達とはかなり雰囲気がかわっています

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左側の小さいグリーンの実が昨日けやきさんが彼岸花と生けた茶色のシシウドです。

今日みやこわすれさんが花器の前面でたれている釣り花の実を買ってくれました。

 

葉が落ち実がはじいて赤い種が出ていましたが彼女が選ぶととても素敵に見えました。

選ぶ人の感性が同じ植物のいろんな美しさを引き出します。

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花を生ける教室NO48(彼岸花)

2007-09-29 17:30:09 | アート・文化

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けやきさんの作品ですが部分です。

前面に写っている華やかな茶色の花は清里教室より持ち帰ったグリーンのシシウドが枯れたものです。

独特な色の彼岸花に合わすと枯れた茶色も華やかな茶色にかわります。

右側に写っている赤い実も清里より持ち帰りました。

名前を調べようと思ううちに葉が散ってしまいましたが良い雰囲気で生かっています。

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彼岸花のお稽古は年に一回なので去年のことを思い出しながら生けます。

けやきさんの今年の作品は前面にボリュームを持たせ細かいところまで工夫した奥行きのある作品でした。

けやきさん去年の作品

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花を生ける教室NO47(彼岸花)

2007-09-28 19:06:41 | アート・文化

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こでまりさんの作品ですが部分です。

あまり日持ちのしない彼岸花はつぼみの状態で採集してきて10日ぐらいの間しか花材として使えません。

年に一度しか使えない花材ですが使えない人もいます。

それに彼岸花のお稽古のときはいつもと違う花器を使います。

ほとんど花止は使わずお互いの花材で止めていきます。

こでまりさんは彼岸花の長いおしべに白いニラの花を止めています。

すぐ上の白い小花はイタドリの雄花です。

左側のグリーンが雌花の果実です。

はっきり違う雌雄の花が近くで競ってさいていました。

先日大倉まで彼岸花を採集に行ったとき出会えました。

去年は彼岸花のお稽古が出来なかったこでまりさんです。

生け始めは絡まる茎が少なく思うように止まらないのですが、めげずにいけている内にカチッと生けたい様になるお稽古に満足そうでした。

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28回清里野外教室NO18(最終編)

2007-09-27 19:47:00 | アート・文化

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数年前から竹早山荘より一時間ぐらい歩くと着くキープファームショップでアイスクリームを食べ、重い荷物を置かせてもらって向かうのは展望台です。

そこでも作品作りをするのですがほとんどが10分ほど歩く間に採集した植物を使います。

私の作品ですが使っているのは松、クマヤナギ、野菊、ヒヨドリ花、赤いブドウの葉、ヨモギ、アブラチャン、ハマナスの実です。

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きふじさんの作品です。

私は気がつかなかったのですが途中野菜売り場があり買ってきた豆を使っての作品です。

豆のカーブの間から見える空が良いというのですが上手に写せませんでした。

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私の作品ですが使っているマクワウリもきふじさんが買ったのを使わせていただきました。

柑橘類は仲間よりいただいたものです。

野外教室も終え寄り道での作品作はチョット良いものです。

帰りの鈍行列車の中でマクワウリは美味しくいただき元気をもらってかえりました。

去年の展望台

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28回清里野外教室NO17

2007-09-26 16:24:42 | アート・文化

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私の作品です。

去年採集した場所で今年も採集したアブラガヤをメインに使いました。

ドウダンツツジの作品で使ったツルやズキーニ、唐辛子も使いました。

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「的」での最後の作品作りも終え帰る準備も終えて昼食です。

台風9号で遅れたため、買ったものの当日には食べられなかったズッキーニーと唐辛子をさんざん作品作りに使った後ですが薄く切ていただきました。

生のままでも美味しいのですが今回は味噌、梅肉、鰹節、砂糖、ゴマを混ぜたタレを持って来てたのが野菜に合いご飯のおかずとしては良かったみたいでした

ダイヤの乱れにもかかわらず一人も欠けることがなく竹早山荘に集うことが出来、思いっきり植物と戯れ山荘を後にするのですがもう少し番外編があります。

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28回清里野外教室NO16

2007-09-25 18:53:52 | アート・文化

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きふじさんの「的」の作品です。

彼女はいつも同じ場所で同じ手法で作ります。

和弓の的なので挿すのが一番自然な手法です。

だいたい長さをそろえた植物の量感や色のバランスを考え、まんべんなく的を植物でうめていきます。

題は「天の川」昨夜見た天の川が印象に残っていたのでしょう。

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よもぎさんの作品です。

赤松や唐松の大きい枝は止めています。

去年の作品も止める事を意識して作っていました。

ハネガヤも一本一本挿したのとは違う方法みたいです。

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あんにんごさんの作品です。

彼女も挿す手法をとっていますが的の周りを残しています。

それぞれが「的」という制約されたベースを使いいろんな工夫をして作品作りを楽しみました。

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28回清里野外教室NO15(水揚げ)

2007-09-24 18:12:15 | 日記・エッセイ・コラム

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5月に開く式根島教室では植物を水揚げして使うことはしないのですが、植物をふんだんに採集できる清里教室では水揚げが大事な仕事です。

それぞれが思い思いに採集した植物を種類別にしたり長さをそろえたり、水がよく上がるように余分な葉を取ったりして新聞紙に包み茎を切って水につける作業をします。

植物と対話でき無心になれる良い時間です。

けやきさんが良い時を楽しんでいるからでしようか、子けやきちゃんも彼なりに楽しいものを見つけて遊んでいました。

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はこべさんの作品ですが部分です。

清里教室で使われた花達を持ち帰り「花を生ける教室」の花材として使っています。

オオハンゴンソウの花芯、アキノキリンソウ、ハンゴンソウ、ベンケイソウ等です。

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28回清里野外教室NO14(朝の散歩)

2007-09-23 18:19:16 | 日記・エッセイ・コラム

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2日目の朝の散歩は護岸工事のされてない川を何箇所か渡ります。

台風9号の大雨のためどの川も少し水量が多目でした。

この川を渡る前にいろんな学校の山荘が建っている道を通ります。

数年前から数件の山荘が取り払われ更地になり、そこには思いもかけない植物が生えていたりと私達にとってはとても楽しい場所になっています。

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今回はそこで80セント四方ぐらいの広さでびっしりと咲き誇るコモンタイムを見つけました。

置き去りにされてもけなげに咲くコモンタイムを私達は少しづついただきました。

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いつもJR最高地点近くの野菜畑まで行って引き返します。

今回は青空が広がり見晴らしの良い野菜畑をウキウキと歩いていたら急にガスってきました。

大きな虹がかかるのを見せてもらったこともあります。

気軽に朝の散歩に来ますが1300メートルの高原の自然はダイナミックです。

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28回清里野外教室NO13

2007-09-22 19:39:21 | アート・文化

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2日目の夕食は体をベースに植物をあしらっていただきました。

ちょと恥ずかしい気持ちもありますが、非日常を楽しむんだ異空間を演出するのだと呪文をかけ思い切って飾ってみるとチョット楽しい気分になります。

あんにんごさんは紫褐色の花が咲いたノダケを一本そのまんまネックレスにしました。

ハネガヤを三つ編みにしたブレルレットにもノダケの花とハンの実、花びらを取ったコスモスを挿して作っています。

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よもぎさんは作品作りを早めに切り上げ夕方の山荘の雰囲気を楽しむように、植物と語り合っているようにゆっくりと小さな木の実を束ねハネガヤでつないで

ネックレスを作りました。

よもぎさん去年のネックレス

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彼岸花採集へ・・・。

2007-09-21 17:54:34 | 日記・エッセイ・コラム

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30年近く今頃彼岸花の採集のため丹沢の登山基地である大倉方面へ行く。

始めは素朴な雰囲気の場所だったが訪れるたびにコンクリートの部分が増えていく。

今はいろんな施設を備えた都市公園になっている。

この橋は「風の吊り橋」と言う名の観光用の吊橋です。

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いつもは素通りするのですが今回は渡ってみました。

水無川はきれいに整備されていますが水の流れはとてもおおらかな線でした。

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真ん中に写っているのは「風の吊り橋」の全形です。

手前は白い酔芙蓉の花と赤くなってしぼんだ花です。

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毎年彼岸花を30年近く同じ場所で採集しています。

同じ時期に行くのですが花が咲いてなかったり咲きすぎていたりはしますが以前と変わらない場所もあります。

変わらない場所へ来たくて毎年訪れていました。

大倉NO1    大倉NO2

  (写真はクリックすると大きくなります)

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オオモクゲンジが花盛り

2007-09-20 18:41:31 | 日記・エッセイ・コラム

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一ヶ月ぶりに文京区にある大学へ配達の途中寄ってみた。

樹木が多いためか道路から構内に入るともう空気の香りが違う。

バイクを置いて散策する。

オオモクゲンジの木の前を何度目か歩いているとき気がついた。

まっすぐ向いて歩いていては気がつかない。

建物の5階ぐらいの高いところで黄色い花が一面に咲いている。

思わぬめぐり合わせでとても嬉しかった。

夏の花も終わりかけ秋の花には少し早い今、真っ盛りの黄色い花に元気をもらえた。

下に落ちている小さい黄色い花も良い香りがする。

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28回清里野外教室NO12

2007-09-20 17:56:46 | アート・文化

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スギナさんの「的」の作品です。

本来なら水揚げしていろんな作品を作って楽しんだ最後に和弓の的に思いっきり花を挿して作品を作り短くなったりもう水のあがらない花は土に返し、その他の花はお土産に持ちかえります。

いつも一緒に参加していたつくしちゃんを留守番にしての一泊参加なので前日に作りました。

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部分です。

野菜たちはよく働いてくれます。

左側に写っているのは紫色に色着いたシシウドです。

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「野外の食卓」シリーズNO1

ほうきをはじめ全部が作品です。

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「野外の食卓」シリーズNO2

やっとつくしちゃんも留守番できるようになり母親との兼業?でなく一人の仲間として参加したスギナさんはエネルギッシュでのびのびした感じで作品作りをしていました。

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28回清里野外教室NO11

2007-09-19 18:39:59 | アート・文化

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ドウダンツツジの枝にツルを絡ませズキーニ、唐辛子、オタカラコウ、オイランソウ、タケニグサ、ウドの実をハネガヤでつるしました。

竹早山荘の前庭は大きな木を切り太陽が当たるようにしただけの自然な感じで草が生えている庭です。

野菊がやさしげにかたまって咲いていたりオオハンゴンソウが大きくなれず黄色い花を咲かせていたりゆっくり散策するといろんな種類の草にであえそうです。

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部分です。

横の線を作ったり編んでズッキニー等をつるしたりしているハネガヤは毎年今頃山荘の湿地帯で元気よく穂を出し花をつけています。

山荘の湿地帯以外では見たことがありません。

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布を使った作品です。

式根島の海を見ながら走ってもらったイノシシを清里でも走ってもらいました。

式根島のイノシシNO1    NO2

草木染のスカーフにはオタカラコウ、ウドの実、タケニグサの実、唐辛子。

イノシシ柄の布にはヒエの穂、タケニグサの葉、ヤマハハコ、ノコンギク、オイランソウ、唐辛子。

赤い布にはワレモコウ、ノガリヤス、唐辛子。

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部分です。

ピンクの花のオイランソウは誰かの庭に植えられていたのが野生化した様子でした。

緑の草に混じって咲くピンクの花はとても目立ちました。

私たちはあまり採集できなかったり、来年も咲いてもらうため数本しか採集しなかった花は皆で使いまわしをします。

黄色のオタカラコウはいろんな作品に使った後持ち帰り、まだ店の花の冷蔵庫の中で元気に咲いています。

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28回清里野外教室NO10

2007-09-18 17:48:19 | アート・文化

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きふじさんの作品です。

野辺山の無人野菜売り場で買ったニガウリが良い具合いに開き赤い種を見せてくれました。

ベースはゴミ箱だと思うのですがきふじさんが入れたのか入っていたのか穴の開いた鉄板にミズナラの枝イタドリ、唐辛子を上手に止めています。

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その日の箸置きもニガウリを使っています。

中に入っている実はチョウセンゴミシです。

なかなか見つけられない実ですが目ざといきふじさんはいろんな珍しいものを手に入れています。

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赤いジャガイモと切り株です。

赤い色を目立たせるためにジャガイモに水をかけながらの作品です。

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きふじさん最後の作品は野菊が柔らかくかたまって咲いている場所に一輪車にブロックを載せペットボトルを中にセットして白いイタドリの花を生けました。

野外での作品作りは特に借景が大事なポイントになります。

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ヤマブドウの果実酒

2007-09-18 17:07:33 | 日記・エッセイ・コラム

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配達の途中フェンスや木を覆い尽くしているヤマブドウを見つけ近ずくとイッパイ実がなっている。

都内でも意外な場所で野生種が採集できる場所が意外とある。

こんなに生っているのを見たのははじめてだ。

果実酒用に採集した。

もっと採集したかったがヤブカの攻撃に負けてしまった。

先日いただいた”きょほう”と写しました。

美味しく食べられるために作られた”巨峰”と違い子孫を残すためのヤマブドウには味にそれなりの迫力があります。

鳥などに食べてもらうために美味しいのですがほとんどが種の実もありました。

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小さい実を一個一個切り離し洗った実です。

焼酎につけるとどんな色になり又味に生るかとても楽しみです。

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