毎年11月に開く野草(イエツアオ)展も今年で36回目を迎える。
6月ぐらいよりテーマを何にしようかと考え始めるが今回はなかなか決まらない。
戦国の世に踊りで生きた出雲の阿国に興味があったのをふと思い出し図書館へ行った。
”今日帰った本”のコーナーに出雲のお国上”がピタッと目についた。
著者有吉佐和子初版1972年2月10日、改訂版2002年8月20日。
かなり古い本なのに。
ああ、もう決まりだと直感。
実在の人だがあまり資料はなく限られた中から小説を組み立てて行くので作者によりかなり内容の違った小説になっているが早乙女貢の出雲のお国ととりあえずたたき台にするため2冊読んだ。
どんな作品を作らせていただけるのだろう。