プラステック製品になる前の水道管であった土管を花器にした。
第38回野草(イエツアオ)展のテーマは仏教で須弥山は仏教世界では中心にそびえる山だ。
それを中心に人は輪廻転生を繰り返しているとのことで石により地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人、天を表す。
高さ63センチ、土管幅9センチ。
下地獄は三宅島の火山岩、すぐ上餓鬼はガラス片と瓦片、上は三宅島の火山岩と三宅島の黒い石。
セメントには鳥取砂丘の砂を混ぜる。
下阿修羅は左三宅島の火山石と採集地不明石。
仏にも悪魔にもなる阿修羅なのでセメントにいただいた赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島の赤い砂を混ぜた。
すぐ上の石2個は採集地不明。
苦悩多い人を表す部分なのでセメントに黒い三宅島の砂を混ぜた。
すぐ上は土管をつないでいたセメントの一部。
右は天。
式根島のコーガ石と採集地不明の白石。
セメントには式根島の白い砂を混ぜた。
反対側。
上のふちが面白くかけているので生ける花によりこちらを前面にしてもいい。
創作前。