野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第43回野草(イエツァオ)展の報告NO11

2017-11-29 21:49:30 | 野草(イエツァオ)展

ギャラリー作唯で野草(イエツァオ)展を開くようになって10回目になるが会場にどんなお花を生けることができるのかも楽しみの一つだ。

今回は初めてヒムロを生けたいと思った。

山に行き採集してみるとかなりイメージが違う。

もっと葉が密に茂っていると思っていたがかなり隙間が空いている。

子供のころクリスマス飾りをする木として父が採ってきてくれたが隙間が空いていた方が飾りつけをするにはいいが今回生けるイメージとしては違っていたので予定の場所には生けなかった。

飾りつけをしなくてもクリスマスツリーの形なので合す花材が難しいと思ったが畑で可愛い実をつけているフユサンゴと生けた。

はじめてヒムロを花材にできてうれしかった。

一輪挿しの祈りちゃんにもフユサンゴを生けた。

フユサンゴは勝手に畑に生えてほぼ一年中かわいい実をつけている。




 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO10(額皿)

2017-11-28 19:20:14 | 野草(イエツァオ)展

切り倒された桜の大木を素材にした額皿を今回は無残にブルドーザーで掘り起こされた部分が目立つように一個を下に置いて飾った。

ツルを縫うシリーズの作り方だとツルを編む方法と違い大小の空間ができるのですべて花器になる。

おとしを置きシュウメイギクとオカザンゴを生けた。

]

3月に開いたクラフト展(イエツァオグループによる)の時は桜の木っ端で作った額皿をワラシクンとは別々に飾ったが今回は一緒に飾った。

下左の額皿はクラフト展(イエツァオグループによる)の時はどうして桜の木っ端を素材にしたかの経過を書いたのを飾ったが今回は飾らなかった。

経過は今回流木の板に紙を貼り書き直した。

川之江文化会館が建ったとき桜は植えられた。

 建てかえるころ桜は大木になった。

 花が咲き人々は楽しんだ。

 なのに植えられた手で切られた。

 天にゆだねた命を全うすることもなく

 切られた根っこがブルドーザーで掘り起こされたのを見て立ちすくんだ

 すてられる寸前の根っこを持ち帰った

 もう一度咲かせたい

我が家に音で表れるワラシクンと額皿を創作した

 




 


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO9(天井の花)

2017-11-27 21:25:02 | 野草(イエツァオ)展

去年は漂流というテーマに沿って天井の花を生け、今回はダンチクを生けたい気持ちで生けた。

下には妹のきんかんとのコラボベストで色が今の季節に会いそうな3角の形のベストを飾った。

床には3角形の底の無い花器を飾った。

今日は詩を作る人が来てくれた。

一つの表現をするにもいろんな言葉を考えるというが飾り付けもいろんなことを考えて飾る。

お互いに創作するもの同士。

話が弾み良い時間を過ごせた。

 

 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO8スカーフの飾り方

2017-11-26 22:23:43 | 野草(イエツァオ)展

左のシルクの絞染めスカーフを買ってくださった人が面白い結び方をした。

その結び方をすると紺に近い濃いグリーンの上着にとてもにあった。

左の絹地スカーフは白布をヨモギ鉄焙煎で下染めしてカラムシのミヨウバン媒染で染めたが右のスカーフはカラムシミヨウバン媒染だけだ。

初めは同じくカラムシミョウバン媒染の絹布でのスカーフ2本を同じ結び方をして並べて飾ったが冒頭の飾り方の方が動きが出た。

展覧会ではお客様のいい感覚をいただくことが多い。

展示場所を変えた。

植物とスカーフ。

 

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第43回野草(イエツァオ)展の報告NO7(花壇では)

2017-11-25 08:19:59 | 野草(イエツァオ)展

ギャラリー作唯の前の花壇は日当りがいいので一年中何かの花が咲いている。

花ではないが今鮮やかな黄色の柚子の実が目立つ。

実り始めて3年目、金生町暮らしを始めた10年前の7月、ナツカンを食べた実を蒔いたのが芽吹き柚子を接ぎ木した。

去年は12個だったが今年は29個。

玄関の花と一対のようだ。

広くない花壇だが柚子のような記念樹が数本植わっているが一昨年植えたイチゴの木に花が咲いた。

ドウダンツツジやスズランの花と似て小さく下向きに咲く目立たない花だが存在感は十分。

すぐ近くには3月に開くクラフト展(イエツァオグループによる)のとき咲いてくれるスイセンの原種のような植物が葉を茂らせている。

その他花は小さくなったがミニ芙蓉、花アロエ、ハーブの花も咲きにぎやかだ。


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO6

2017-11-24 22:40:43 | 野草(イエツァオ)展

今年の1月川之江文化会館が建て替えのため切られた桜の大木が切り倒された木っ端を持ち帰り素材として3月に開いたクラフト展(イエツァオグループによる)では額皿とワラシクンを作ったが2個の木っ端はどうしても作れなかった。

それが思いがけずしろ、くろ、あか、のタペストリーを作った後すんなりとワラシクンシリーズとして素材になってくれた。

”切られザクラのワラシクン”

去年の漂流をイメージした作品で漂流の歌の歌詞で”揺れ動く心に冬の日がいつか来る春待てという”のフレーズをイメージしつくったランチョンマットと一緒に飾った。

もう一個の木っ端は”鬼太郎のワラシクン”になった。

前回来てくださった人には木っ端は全部使い切りましたと言えたのが嬉しかった。

11月に開く野草(イエツァオ)展は自分の収穫祭と思って毎年開き続けてきたが1月に持ち帰ったときはこんなに早く作品になるとは思ってなかった。

今年は大収穫の年だ。


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO5(飾り方を変えて)

2017-11-23 22:32:19 | 野草(イエツァオ)展

会場には去年の漂流をテーマした作品も飾っている。

去年は漂流についての本も読んだし無人島での暮らしもいろいろ想像した。

昨日フィリッピン沖で遭難し船は発見されたが乗組員は不明のニュースが報道されていた。

去年テーマにした漂流は帆船時代、今とは違うが船が遭難したニュースには敏感になっている。

船が見つかり乗組員がいないのはどうしたことかと心配していたが全員無事発見のニーユースがあった。

思わずうれしくなって手をたたいた。

無人島で暮らしをイメージして作ったコースターやランチョンマットなどは去年とは違った飾り方で見ていただいている。



 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO4(絞り染めスカーフ)

2017-11-22 18:53:34 | 野草(イエツァオ)展

3枚並べて飾たのを見ると暑い真夏に染色し絞り染め模様を邪魔しないようにちくちく縫ったことを思い出す。

あまり細かい作業なので左のヨモギ鉄焙煎のスカーフ2枚でやめたかったが頑張って右のカラムシミョウバン媒染の絞り染めもちくちく縫った。

並べて飾ると頑張ってよかったと思うが染めたのが綿布なので今の時期では寒々しい。

ありがたいことに3月のクラフト展で作った妹のきんかんとのコラボベストが春にしては暖かそうだったのが今の時期にはちょうどいい。

合わせて飾った。

コラボベストは1~2月にかかけて作った。

ヨモギ染めNO1 NO2 カラムシ染めNO1



 

 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO3(玄関の花)

2017-11-21 22:46:38 | 野草(イエツァオ)展

展覧会の一週間前より飾りつけにかかる。

その少し前より会場へ生けたい花を考える。

花材は買うことはなくすべて採集する。

ギャラリー作唯で開き始めた10年前ごろは堀切峠あたりと遠出していたが今は近くで採集できるようになった。

すぐ近くの金生川河川敷では樹木はないがいろんな草花が採集できる。

今回は雄々しく力強い穂が目立つダンチクを生けたいと思った。

力強いダンチクにあわすには常緑樹だと思って山小屋に植えているヒバの類の枝をとってきた。

ナンテンやサンキライの実ももう赤く色づいている。

元気そうなお花になった。

会場でだすお茶も一年かけて採集した草のお茶だ。

今回はスギナ、ビワ、クワ、柿、藍、松、グアバ、ジュウヤク、ヤーコン、トーモロコシ、などをブレンドしたが毎回来てくださる人が美味しいと言ってくれた。

去年の玄関の花


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO2(タペストリー)

2017-11-20 18:40:42 | 野草(イエツァオ)展

しろ、くろ、あか、のタペストリーは3体できた。

セットではないが3体並べて飾るにつき初めに取り掛かったキューイの枝を使ったのを真ん中にするつもりだったが最後に作ったのを真ん中にしたほうが収まりがよかった。

この2体はしろ、くろ、あか、とまんべんなくツルに紙を貼った部分に書いた。

2番目に作ったスイカズラを使ったタペストリーはしろ、くろ、あか、とブロックごとにかためて書いた。

飾ってみると同じ字でもかためて書くのとまんべんなく書くのでは雰囲気が違うのを飾って気が付いた。

来てくださった人にしろ、くろ、あか、と書くようになった経緯を説明し、実物の焼酎のラベルを見せると知っているとのこと。

最近知り合った人だが楽しく話ができると思っていたが感性が似ているからかもしれない。



 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO1

2017-11-19 19:06:56 | 野草(イエツァオ)展

金生町のギャラリー作唯での10回目の野草(イエツァオ)を無事開くことができた。

文京区で開いているときから数えて34回目。

毎回作りたいものができ何とか形になり新しい世界が生まれるのが楽しい。

自分が一年生活した収穫祭のつもりで同じ時期開き毎年同じことの繰り返しだが新しい作品に巡り合えまた新しい人との出会いもある。

 

今日は急に寒さが深まった。

昨日は飾りつけで夜なべし今日は早朝から準備。

後2週間。

収穫祭をかみしめよう。

           第34回野草展

日時   11月19日(日)~12月3日  10:00分~18:00分

 場所   ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

 電話   0896-72-6808

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  



 

 

 

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最後の作品

2017-11-18 22:38:33 | アート・文化

もう創作は打ち切ったはずなのにまた作りたくなってしまった。

3月に開いたクラフト展(イエツァオグループによる)の時どうして桜の木の木端を素材にすることになったかを急きょ書いたのを野草(イエツァオ)の時、書き直すつもりだった。

いい具合に手元に墨で書くのにちょうどいい薄さの流木があった。

飾りつけに入り創作に集中できるかと迷ったが飾りつけより創作が面白い。

 

今回はツルに紙を貼り書を書いた。

板にも紙を貼ることにした。

貼ったもののどんな書体で書こうかと思っていたらラジオから流れるピアノの演奏に強弱があり流れるようで心地いい。

そのように書こうと努力はした。

造形したベースに書くのは一発勝負だ。

紙だとした書きができるが板の部分にはできないので直接書いた。

また書き直す可能性はあるが今回はこれを展示する。

           第34回野草展

日時   11月19日(日)~12月3日  10:00分~18:00分

 場所   ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

  電話   0896-72-6808

 

 

 

 

 

  

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第34回野草(イエツァオ)展の花材採集へ

2017-11-17 19:31:55 | 日記・エッセイ・コラム

野草(イエツァオ)展前になると会場に生ける花材のことを考える。

どんな花材を生けたくなるのかと楽しみではあるが生けたいものがなければとの不安もある。

今回は河原でのびのびと力強く穂をつけ茂っているダンチクを生けたくなった。

今日は花材採集に行った。

ダンチクは遠くから眺めているとまっすぐに伸びていると思うがほとんどがカーブしている。

展覧会が始まると2週間、10時から18時までは会場にいることになり買い物も採集もいつものようにはできない。

いい具合に河原ではニラやノビル、カラシナが生えていたので食料もゲット。

キレイに紅葉したモミジだが水揚げがうまくできないので花材にはならないが紅葉見物もできた。

いろんな生けたい花材を採集した。

創作は一週間前に切り上げかざりつけにかかるが会場の花材集めにほぼ一日。

雑用もあり今焦り気味。

          第34回野草展

日時   11月19日(日)~12月3日  10:00分~18:00分

 場所   ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

  電話   0896-72-6808

 





 

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怪フォーラムin徳島へNo3(番外編)

2017-11-16 21:58:21 | 旅行記

10月の初め右端の怪フォーラムのチラシを手に入れたときは出演者も未定と書かれていた。

かなり早く印刷したようだが未定の状態で印刷するとはどういうことかと考える。

今回手に入れたチラシは出演者の顔写真入りだ。

左側のチラシは同じ大きさでシャトルバスだけのためのもの。

無料シャトルバス乗車券も立派だ。

一枚しか映ってないが抽選券は2枚いただき通常なら500円の妖怪屋敷の入場券も無料券だ。

いスタンプ型の印刷物はお化け大学校特別講座の時すべての椅子の上に置かれていた。

一つの催し物の印刷物としては盛りだくさんだ。

右下は持ち投げでひろった。

もちの左に写っている岩手県特産品コーナーで買ったもち米の和菓子明けガラスは買ったが講演も含めすべて無料。

妹のきんかんはその上抽選券でお酒2本(300ミリリットル入り)と妖怪グッズ多数までゲット。

有意義で楽しい時を過ごせたのに。

れも我が家に出現する音で現れる座敷童を信じているからだ。

怪フォーラム参加時間捻出のため今も朝早起きして野草(イエツァオ)展の準備をしている。

             第34回野草展

日時   11月19日(日)~12月3日  10:00分~18:00分

 場所   ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

  電話   0896-72-6808

 

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怪フォーラムin徳島へNo2

2017-11-15 22:41:35 | 旅行記

怪フォーラムin徳島は10:00分より開催。

廃校になった上名小学校がメイン会場だ。

私たちは32号線沿いにある上名小学校からシャトルバスでやってきた。

シャトルバスの発車場は数カ所あり細い曲がりくねった山道をたくさんのシャトルバスが行きかう。

写真の坂道を軽トラがバックで上るのを見たが近くに車を回す場所がないようだ。

車社会の今十分な駐車場もない大歩危で一か月前にはラフティングの世界大会が開かれた。

ここでは不可能の言葉がないようだ。

お化け大学校特別講座と称する講演は妖怪を行政側にまで浸透させた小松和彦、荒俣宏、京極夏彦の講演や朗読は肩の力が入らな話し方だが内容の濃いものだった。

妖怪には関係ないが秘境ということで呼んでいただいたのだろうと言っていた写真家の佐藤健寿さんの北極圏やインドネシアの秘境の話をパネルに写真をUPしながらの講演も興味深かった。

13:00分終了の予定だが終えたのは13:20分。

たくさんの人たちが熱心に聞いていた。

運動場でもいろんな催しが開かれていたようだ。

妖怪グッズや食べ物、岩手県、鳥取県、徳島県のPR・物産販売ブースもあった。

妹のきんかんがたべているのはイノシシの肉や野菜がたくさん入った汁だが100円。

100人が買っても一万円。

私たちの口に入るまでには大変な準備があったと思うのに。

会場では3県プラス広島県三次市からの妖怪のパレード。

老若男女が程よく混じったいい雰囲気の会場だった。

校庭入り口に飾られていた妖怪の力作だが地元の人たちの力の入れようが伝わってくる。

14:00~15:00までは3県の伝統芸能披露で鳥取県からは大山僧兵太鼓。

岩手県からは下郷さんさ踊り

徳島県は阿波踊り。

男女掛け合いの珍しい阿波踊りも見られた。

紅葉をバックに手前はグリーンの笹で覆い舞台にも手がかけられていた。

15:00~15:00までの3県の知事とお化け大学校講師たちの話ではもう3県持ち回りの段階ではなく東京や京都で開き世界に発信しようと盛り上がっていた。

岩手県知事はカッパに扮した女の子と掛け合いで岩手県のPRをし、徳島県の知事のダジャレには驚き、徳島県知事は軽やかでフットワーク最高。

県知事のイメージが変わった。

地元大歩危の上名小学生たちは舞台に上がり妖怪スイーツを作った経過をはきはきと発表し、鳥取県では小学生が水木ロードの妖怪の説明を観光客にし、岩手では小学生が遠野物語の語り部をしていた。

妖怪は今や表舞台に出てきたようだ。

司会進行の女性がかなり努力をしていたが終わったのは17:10分ごろ。

気合の入った盛りだくさんの催しだった。




 

 

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