紺地のジャージーの布を毛糸部門を受け持っている妹のきんかんに渡すと”ピンク色とあわせたい”と言っていたが編みあがって持ってきたのは白っぽい糸だった。
色あわせをしてるうちに清楚にしたくなったそうだが本当にそういうイメージだ。
1作目はタックを前後同じ位置にしたが今回は左右にした。
着たとき脇から見ると同じ位置にタックをとったのとはかなりイメージが変わる。
今日はあったかく帰省している横浜の友にもあげたいので川原へクレソンを採りに行って驚いた。
クレソンが不作なうえ大雨も降らないのに水かさが増して水の下に生えている状態であまり採れなかった。
がっかりして帰るときんかんがやってきておすそ分けだと花代りに飾っておきたいようなきれいな色の白菜をくれあんままでしてくれた。
良いこと悪いことあざなうようにあるが花代わりに食卓に飾った白菜を眺めて晩酌をしながら明日よりとりかかる素材からどんな作品が生まれるのかちょっと楽しみだ。
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妹のきんかんが毛糸部分私がデザインと布部分を受け持ってのコラボベストの1作目が出来上がった。
部屋に飾っているけやきさんの作品で面白くタックが入った”ポケッツ”を毎日眺めているうちにどこかにタックが入ったデザインにしようと思い始めた。
布は薄いウールだ。
出来上がってみると何てことないが位置を決めるには苦労した。
これからタックがどう変化していて行くのか。。
きんかんは左側のパッチワークでない部分の黒い毛糸の中にかば色の毛糸を入れるのに苦労したそうだ。
かば色の毛糸は色が気に入って古着屋さんでワンピースに編まれてているのをきんかんが買って私が解いて編める状態にした。
毛糸屋さんでも古い毛糸はいいものだと言うが編んだきんかんもしっかりしていると言っていた。
作品つくりの素材とのめぐり会いも楽しいものだしいろんな世界が広がっていく。
脇を閉じる前の状態。
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金生町暮らしをはじめて妹のきんかんと愛媛県立美術館へ講座を受けに行くのも4回目になった。
毎年2月に行くので堀に梅が咲いているが今回はやっぱし咲いてなかった。
それでも木姿の魅力的な街路樹はたくさんあった。
”印を彫って印譜を作ろう”の講座は”出光美術館所蔵文人画名品展”が開かれている関連講座だ。
東京暮らしのときはよく行った美術館だ。
まず美術展の出品作品の中で面白い印の使い方をしているのを見学。
反対に押しているのや人物画の 肩の辺りに押しているのがあって印を意識してみると結構面白い。
作った印にはカタカナで”イエツァオ”と書いた。
白文なので簡単だと思っていたがやっぱし彫ってみると難しい。
印を作ったうえに和とじの印譜まで教えていただいた。
帰りは雪がちらつく高速を走って西条インターにある椿湯温泉へ。
風呂上りに眺めた真冬の16夜の月は冴えわたっていた。
同行の妹のきんかんは”充実の一日だ”とつぶやいていたがまったく同感。
明日からは第9回クラフト展(イエツァオグループによる)の創作にダッシュ・・の思いはつのってはいるがなかなかサクサクとは作れない。
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愛媛県立美術館で開かれる”印を彫り印譜を作ろう”との講座に妹のきんかんと参加するため行って驚いた。
”マリー・アントワネット物語展”がまだ開かれていた。
1月20日で終わってるはずが好評につき延長で今日まで開かれている。
きんかんは即”みたい”と言う。
お姫様がすきなのだ。。
やっぱし私も見たい。
政略結婚のため14歳でオーストリヤより一ヶ月もかけてフランスへやってきて37歳で処刑された人生を実感できただけでも見た甲斐があった。
撮影可の部屋は華やかな宮廷衣装が展示されていた。
その衣装をマリーアントワネットが着たパネルが飾ってあった。
その時代の絵画でよく見る横広がりのドレスも展示されていた。
冗談だと思ったがこれがこの時代の髪飾りだ。
同じく日本の江戸時代でも男も女も今では考えられない髪を結っていた。
本当に時代の流れと言うものは何を生み出すかわからない。
思わずおまけのようなときをすごせた。
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帯芯で作ったバッグパート2を小さくしたサイズで丈22センチ幅18センチ。
取っ手部分を少し工夫した。
取っ手は海で拾ってきたかなり良いムードになったロープをつかっているが買ったもののように思ったサイズはない。
それでいろいろ考えるので思わぬ世界が広がっていく。
今回はちょっと短い。
ロープは3本で編まれているのを解き少し継ぎ足しをしてツルを編むように裂いた布で編んでいったら思わず持ちやすい取っ手になった。
帯芯のバッグシリーズはこの作品で終わりにしようと思っていたがもう一度取っ手を作りたくなったのでもう一個作る気持ちになった。
底とロープを通す素材は紺色に染色された皮を使った。
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先日思いがけないチラシが入っていた。
”川之江小学校なかよしまつり”のご案内と書いてある。
私は金生小学校卒で川之江地区でなく金生地区在。
チラシをよく見ると4年生のクラスの発表で”二州先生の世界を知ろう”と書いてある。
私が入っている尾藤二州顕彰会の仲間が入れてくれたのだろう。
今年の12月4日尾藤二州没後200年祭に向けて活発な活動をしている人たちだ。
今は3月24日より始まる第9回クラフト展(イエツァオグループによる)の準備に心忙しく励んでいるが小学生が二州をどんな捉え方をしているかまた今の小学校にも興味があったので行った。
平成11年に建てられた校舎は白木で明るくやさしいムードだ。
私はなぜか3年生の”昔の川小へタイムスリップ”三年竹組の寸劇を見ることになったが明治5年に男女別の場所で小学校が始まったことや校歌ができた経過が内容で面白かった。
4年生は尾藤二州の世界。
5年生は環境について。
6年生は戦争と仕事について。
今一番タイムリーな環境、戦争、仕事を小学生でやっているのに驚き。。。。
ほんの一時間少ししかいなかったが面白い世界を見られた。
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帯芯をハンの実で染め鉄媒染したグレーの布を見ていると解いておいた赤紫色の着物地と合いそうだと思い又去年作ったバックに使った魚網も使いたくなった。
後ろの部分。
取っ手を本体とくっ付けている部分には左右に細編みで輪を作っている。
引っ掛ける機能になる。
これも去年作ったバックにループをくっ付けたのを思い出して作った。
丸い底は茶色の皮を使い直径12セン。
魚網も一緒に縫いこむので手縫いになった。
とめ具はクルミの実に梵字で南無阿弥陀仏と書いたのを使った。
バッグの幅は21センチ丈26センチ。
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金生町生活を始めてすぐより知り合いが聖教新聞新聞を入れてくれている。
その中でとても身近に感じる子供向けの話が載っていた。
主人公の名は”スリハンドク”。
物覚えが悪く自分の名前さへ忘れてしまうほどだがお釈迦様を信じることに厚くあきらめることなく修行に励み普明如来になった話だ。
私も物覚えが悪くすぐ忘れ物をする。
気に入った話なのに主人公の”スリハンドク”の名前が覚えられなくてブログに書くことにした。
何が身近に感じたかといえば物覚えが悪く賢くはないが信じたことはあきらめないで続けることだ。
私も物覚えは悪く賢くはないが何かをやり始めるとやめない。
3月24日(日)~4月7日(日)で開くクラフト展(イエツァオグループによる)も今回で9回目になる。
その前東京で営んでいた花の店野草(イエツァオ)でよく似た催しを5回開いているので実際は14回目だ。
とにかく続けていると何かしらうれしいことがある。
今回も金生町で開くクラフト展(イエツァオグループによる)に5回目にして東京の仲間が初参加ではるばる来てくれる。
今日は朝から雨でうっとおしい日だったが机の上に転がっていたオクラの実がやけに新鮮に見えたので写真に写してUP。
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2010年絣模様のしっかりした絹布を細く切り細編みしたパーツを作り2011年にかけて帽子やバッグなどを作った。
着物地なので解いた布でも簡単に裂けると思っていたが布がしっかりしすぎて細くは裂けず切ることになったが大変な時間を要する作業だった。
編み間違って解くときも裂いた部分もあるのでそのときできた細い糸が絡まり時間のかかる作業になる。
もうしばらくは挑戦したくないと思っていたら去年解いておいた着物地を又細く切って細編みをした部分を使ってバッグを作りたくなった。
ハンの実で草木染した帯芯とよく合う色合いに思えたからだ。
薄くて古そうな着物地なので細くても簡単に裂けると思ったが大間違い。
思った幅に裂くのはしっかりした布でも弱い布でも難しい。
創作するのはほんとにいろんなことがつぎつぎおこり思うようにはいかないものだ。
それでもめげずに3月24日(日)より4月7日(日)までクラフト展(イエツァオグループによる)を開くことになる。
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ブロッコリーの仲間のステックセニョールが一年中わが畑に生えている。
春になり花が咲いて枯れるのかと思うが脇から芽が出て再生する。
野草とは違うたくましさがこの野菜にはある。
寒さの中でも少しだが毎日でも食べられる花芽が採れる。
めぼしい野菜はないが少しの花芽を摘めるのも畑へ行く楽しみの一つだ。
写真をよく見ていただくとわかるがその貴重な野菜の葉がかなり鳥に食べられている。
寒くて虫に食べられなくなったと思ったら食べる草が少なくなった鳥による鳥被害だ。
本当に生きていくのは容易でない。
その上葉の上へいろんな色の糞をご丁寧に置いて行く。
ありがたいことに私が食べるつぼみの部分は好みでないのか食べられてないのが救いだ。
私は今のところ主要野菜は野原で調達している。
クレソン、からし菜は常備野菜になっている。
それが魚まで調達でき始めた。
釣り好きの人が食べ切れなくて持ってきてくれる。
釣る場所は三島川之江港の埋立地なので本当ならかなり沖に出た部分になるのかいろんな種類の魚が釣れる。
今日はさば3匹。
3枚におろして一匹分は刺身に。
2匹分は酢で締めたので明日でも食べられる。
あらは煮た。
3月24日からのクラフト展(イエツァオグループによる)の準備に忙しいが買い物に行かなくていいのがありがたい。
第9回クラフト展(イエツァオグループによる)
日時 3月24日(日)~4月7日(日)10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
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寒さにもめげずみずみずしい緑の草たちも生えているがわたしが草茶の材料にしている草は今は生えてない。
でも剪定した木の葉は洗って干している。
勝手に生えていた畑のビワは花が咲いてない枝を切った。
小さな葉も含め大量に採れた。
3年前に植えたバンジーもはじめて剪定したがかなりの葉が採れた。
ビワの葉もバンジーの葉も民間療法としてよく使われている。
バンジーの葉は花粉症に聞くといわれそれをうりにしていたりする。
ありがたいことにそれらが畑で採れる。
植物茶で高血圧や花粉症が改善されると聞くとそれを飲んでいれば直るように錯覚するがそんなに効くものはない。
8年ほど前より体に良い効用がある草を中心に草茶を作り飲んでいるが一年を通して草たちを採集し、洗い干してきざんでことこと沸かして飲む流れを楽しんでいる。
楽しいことをしていれば体に悪いことはない。
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切山の愛宕山には立派なミツマタの木がある。
落葉のころから早々と花芽をつける。
何もかもがとまってしまったような厳寒期の今たくさん付いた花芽を見ると春遠からじと元気が沸いてくる。
山小屋周辺にもほしいと3年前に植えたが刈っても刈っても元気に芽吹く萩がそばにあったり草の勢いも強く一時は枯れてしまったと思っていたが50センチほどに育っていた。
そのミツマタに花芽が付いている。
初めてで一個目の三叉の先っぽに一個ずつ2個。
3個は付かなかったが立派なもんだ。
私にとってはかなりの喜びが突然やってきた。
今年は三叉から又三叉になり倍々でなく3倍々で毎年花が付いていく姿を想像した。
好きな植物から本当にたくさんの喜びをいただいている。
今日は人からも喜びをいただいた。
先日第9回クラフト展に向けての作業の休憩中突然たずねてくれた人が作業のじゃまになるからと帰ろうとするが一緒にコーヒーを飲み楽しく話をして良い息抜きをさせてもらった。
その人からおいしそうなレトルトカレーの差し入れをいただいた。
忙しい中、レトルトカレーは重宝なものだと思ってのことだろう。
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数日前東京は大雪が降ったそうだ。
駐車場に積もった雪で遊ぶ子供の動画がUPされたブログを何回も見た。
本当に楽しそうだが私は手が冷たいので雪遊びは苦手だ。
今日は東京へ送る花材を採りに今年初めて山小屋へ行った。
落ち葉がきれいだ。
雪遊びは苦手だけれど落ち葉遊びは大好きだ。
まず去年かためておいた落ち葉が腐葉土化しているのを畑の土に混ぜるためナイロン袋につめてもって帰る準備をした後今年の落ち葉をかためる作業。
それから遊歩道の落ち葉を撤去する作業。
かさこそと音のする落ち葉遊びは気持ち良い。
帰ってきてしばらくすると雨が降り始めた。
コーヒーを飲みながら眺めているとみぞれに変わった。
冬雷が鳴り響きなんとなく厳かな自然の営みが感じられる。
ちょっと雪も降ったがつもる気配はない。
金生町は東京ほど雪は積もらない。
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