野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

23回野草展にむけてNO1

2006-09-30 17:19:58 | アート・文化

Img_0539

夏帰省した時昔背負って山へ登ったキスリングと言われるザックが出てきました。

もう使うことはないので捨てるつもりでいたのですがふと使われている布に興味がわき23回野草展の作品に使おうと思いはじめました。

濃い色のザックをほどくと85センチと140センチの一枚の布になり、ロープを通す穴や留め金などは利用できそうなのでおきました。

厚い布なのでタワシで洗い、柿渋染めには丁度良い強い日差しだったので渋染めにして持ち帰りました。

Img_0952_1 

清里野外教室の前、きふじさんより差し入れの果実酒と共に大量のコルク栓が送られてきました。

もう向かい合って何かに使わざるをえない量です。

彼女はなんだかんだと私を物を作る方向へ導いてくれる大事な友達の一人です。

ありがたいことですが9月になると作品作りの材料が自然に手元に集まってきます。

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挑戦者現る

2006-09-29 15:33:39 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0979

これは沖縄土産です。

左は沖縄のミカン、パッションフルーツ、シークァサー

バナナお皿に乗っているのはドラゴンフルーツ黄色いマンゴー葉物2種に大きなオクラ

まだ沖縄の空気を漂わせながら元気イッパイで現れたのは沖縄の写真家の研究をしている大学院生。

彼女の研究している事を話す訳ではないが、4~5年前より沖縄へいくたび空港やお土産売り場で手に入らない地元の野菜や果物を嬉しそうに持ってくる。

それが私に対する挑戦らしい。

私も一生懸命応戦する。

昨日はとてもイヤなことがあった日だったのでよけい張りきって、料理して食べた。

葉物とオクラは湯がいてチリメンジヤコとあえ、醤油とシクァーサーをかけた。

ヌルヌルと美味しかった。

シクァーサーは鯖の塩焼きにもかけた。

パッシヨンフルーツは一個食べ頃だったので種までカリカリ食べた。

ドラゴンフルーツの淡白でコクのある味も楽しんだ。

濃いピンク色の皮をすてるのがもったいなくて焼酎につけた。

シクァーサーの絞った皮も焼酎につけた。

3ケ月後には飲めるだろう。 

以前いただいた島ラキョウは鉢植えにして毎年収穫している。

今年も10粒1週間前に植えた。

その他の果物も食べごろになると大事にいただく。

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花を生ける教室NO11

2006-09-28 19:48:19 | アート・文化

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すぎなさんの作品です。

清里野外教室に参加できなかったすぎなさんは清里より持ちかえった黒っぽくなったウドの実やハンゴンソウの黄色い花をのびのびと生け清里で生けているみたいだと喜んでいました。

右下に白い線状のものが生かっているのは彼岸花の茎を裂いたものです。

Img_0972

はこべさんの作品です。

彼岸花を真っ直ぐ挿し真横に挿しました。

Img_0946

よもぎさんの作品です。

すすきは穂がフワフワにならない為新聞紙で包んで保管しています。

水に浸かっている茎から抜いてもらうため何色のすすきが当たるか分かりません。

よもぎさんは黄色のすすきを三本引き当てました。

前面に白いぽちぽちの線状のものが写っていますが彼岸花の茎を交互に折ったものです。

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花を生ける教室NO10

2006-09-27 16:01:35 | アート・文化

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さくらさんの彼岸花の作品紹介です。

大きな葉はヨウシュウヤマゴボウの葉です。

紅葉といえばほとんどがオレンジ系なのにこの葉はふちがピンクに色ずき ところどころ枯れて茶色になり虫が食べて穴も開いています。

こんな花材をさくらさんは大事に使ってくれます。

Img_0963

写ってない花材もありますが大体の全体像です。

花器の取ってにクルクマの葉を巻きつけアケボノ草を挿したり彼岸花をネックレスにして巻いたりと面白い工夫の後がみられます。

Img_0970 前面からは見えないところで面白い遊びをしていました。

彼岸花は水に挿さなくても1日ぐらいだともちます。

赤い花がスクッと咲き始めると

目立つので咲いていると眺めるだけで、手折って挿し楽しむまではしない花です。

私はお稽古に来てくれる人がいるおかげで一週間ぐらいは彼岸花と遊べます。

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花を生ける教室NO9

2006-09-26 19:21:55 | アート・文化

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よもぎさんの作品ですが部分です。

Img_0427_1 彼岸花のお稽古のときはこの花器をつかいます。

特別な花止めは使いません。

長い枝等をはじめに生ける時に石で止めることもありますが、基本的には一本を生けるとその一本にからめて生け又その2本を使って生けるというように生けた花材の部位を使って生けていきます。

給水製スポンジをセットして生けると思うところにさせますがこの方法だと思わぬ所でしか生からなかったりして今までにはない面白い線や花の動きを発見できるのです。

Img_0911

けやきさんの作品です。

華やかにいかりましたがユニークな工夫をしています。

ふちがピンクに色付いたヨウシュウヤマゴボウの穴の開いた葉を花材に入れていたら花器のとってにくっ付けツルボなぞを挿しています。

出来上がった作品を見るのも楽しいのですがいろんな工夫のあとを見るのも楽しみです。

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生けて生まれる美しさNO2

2006-09-25 19:26:36 | アート・文化

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荒川河川敷きで80センチ幅で4メートル位の間白い花がイッパイ咲いているところへ思わず出くわした。

小さい花がかたまって丸く咲くニラの花だ。

年に数回ニラが食べたくなると採集にくるが、こんなに広い範囲にはえているとは知らなかった。

この頃土手や野原でニラの花が咲いているのを見つけるとめぼしを付けておき採集して料理するので買ったことはない。

根本から採集して花は飾り葉は食料にした。

葉は置いておくだけで独特の香りがするのにありがたい事に花はそんなに臭わない。

彼岸花に続き花弁を数えてみたら同じ6弁だった。

一ヶ月程行ってない川とも溝ともつかない湿地帯で

今度は白い小花が長く咲くさくらタデの群生に出会った。

回りはキレイに草刈されていて湿地帯だけが残されていたので白い小花でもとても華やかに見えた。

採集していると通りがかりのおじさんが「何をとってるの」と言ってきたので「キレイだから」と答えると「気をつけて」と言って通りすぎた。

アカマンマは水上げが悪いのに同じタデ科でもさくらタデは水上げが良いし花もパチッと咲く。

同じ頃丸く咲く白い小花と、長く咲く白い小花が採集できたので一緒にいけてみた。

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彼岸花採集へ・・・・・大倉NO2

2006-09-24 20:21:41 | 植物

Img_0941_1 すぎなさんの作品ですが部分です。 

彼岸花は咲ききった時が彼岸花!!で蕾を愛でることはあまりありません。

咲き始めるとアッと言う間に咲ききり一晩で赤い流れが出来たりとやっぱり刺激的な花です。

花弁も5べんの花が多いのに6弁です。

咲くと持ち帰れないので採集するのは蕾です。

Img_0904 今の大倉は写真のようにとても広い面積がタイルで覆われています。

くるたび息苦しく感じます。

以前ここは田んぼで、まだ刈られていない黄金いろの田んぼの畦に真っ赤な彼岸花がいっぱい咲いているところでしゃがんで、青空に花を透かせて見たり、山並みをバックに眺めたりして遊んだ記憶があります。

今は素通りです。

行く場所は20年以上前より11時にお弁当を食べる場所ですがそこから見る景色は以前と同じです。

昔の堰の跡なのでしょうか、石を積んで作られ広さは3坪位です。

「又来れた」と思いながら上がるとすぐ靴を脱ぎ足をプランプランしながら広い空間と景色を見ながらゆっくりとお弁当をたべます。

Img_0905 左下に少し写ているのが滝です。

Img_0908

落ちた水の流れです。

こういう景色が見えるところに私は座っています。

彼岸花採集行きを迷った時ここの景色が頭をよぎります。

20数年彼岸花採集に来られたのはここに座りたかった為だったかも知れません。

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彼岸花採集へ・・・・・大倉NO1

2006-09-23 15:50:54 | 植物

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もう20年以上前よりお彼岸の頃になると彼岸花採集に同じ所へ通っている。

渋沢駅よりバスに乗り大倉入り口で降りバス道ではなく水無川に沿った道を歩いていく。

はじめの頃は川も整備されてなくガードレールからはクズやイタドリそのた様々な草達がはみ出すように茂り川渕にはかなり大きな木も生えていて、いたるところにいろんな色のススキの株が競い合うようになびいていた。

Img_0930 赤いススキ、黄色いススキ、白いススキ、ツンとしたススキ、なびいたススキと選びながら採集するのがとても楽しかった。

Img_0900 今はこぎれいになりススキもあまり選んで採集できず、ワクワクする植物に合う事も少なくなった。

以前は車道と合流するまでの川沿いの道を歩くのに寄り道に時間を使い長いと思ったが今は短いと感じるようになった。

道路端もいまはいろんな会社の建物があるが以前は石工房があるだけだった。

石工房の庭には毎年違う作品が無造作におかれている。

作業しているところに出会ったことはない。

彼岸花は毎年おなじ田んぼの畦で採集する。

その年により咲いてたり咲いてなかったり。

子供の頃、皆が彼岸花のことをお墓花とか毒があるとかと言っていたが、あんなに華やかで真っ赤な花は彼岸花だけだと密かに憧れていた。

今は店の冷蔵庫の中で彼岸花をイッパイ咲かせ楽しんでいる。

毎年買ってくれる人もいるし、花材にも使う。

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清里野外教室レポートNO11

2006-09-22 19:14:23 | アート・文化

Img_0874_1 ここは牧場が見渡せる展望台です。

帰りは30分ぐらいで駅まで行けるのに大きく遠回りしてこの展望台の下の売店でアイスクリームを食べ、大きな荷物を置き展望台にむかいます

10分程歩く間に採集した植物で即興の作品を作るのが恒例になりました。

それを写した写真を我が家の食卓へ飾り一年間眺めながら暮らします。

今年はツル、ルトベキア、ハマナシの実、ギシギシ、アレチノマツヨイグサ、アカツメグサ。ボタンズルで作りました。

小雨模様の東京を後にしたにもかかわらず、晴天に恵まれ、参加者全員、次につなげられる良い思い出を作り家路に着いたと思います。

Img_0883 これは今回採集した果実酒の材料です。

左側の黒いのがウド、右側のグリーンはこくわ、赤いのがハマナシの実です。

こくわの実は展望台への途中やもぎさん達が採集したもの のおすそ分けです。

彼女達は採集に時間をとられ、恒例の展望台での即興の作品作りの時間が少なく良い写真が撮れませんでした。

採集も作品作りも同じぐらい楽しいことですが今回はこくわの実採集の方が楽しかったようです。

貴重な実をおすそ分けしていただきありがたい事です。

Img_0738_1 今回いろんな作品に登場してくれたそうめん瓜ですが、仲間に切分け、持ち帰ったのを、湯がいて酢の物にしていただきました。

子供の頃美味しくは思はなかったのに、今回は美味しくいただいたのですが、長年そうめん瓜に憧れていたのは食べたいと言うのでなく、湯がいてほぐすとそうめん状になるのを楽しむ事に憧れていた事に気がつきました。

美味しい食べ物も好きですが楽しい食べものも好きです。

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清里野外教室レポートNO10

2006-09-21 19:21:36 | アート・文化

Img_0855 よもぎさんの作品です

2003年15回野外教室より、和弓の「的」を使った作品を最後の日に今まで採集して遊んだ植物に加え、「的」の作品に使いたい植物を加えて作ります。

よもぎさんは「的」の作品作りは3回目で赤松酒の香りが気に入り赤松をメインに作品を作り続けています。

2005年の第1回クラフト展には赤松酒を使った和菓子の新作「赤松風」を出品してくれました。(家業が和菓子店)

赤松に加え右端には特大ペットボトルで使った大きなハンゴンソウが止められ、左側には実が数個付いた立派なウバユリが止められています。

その下にはガマズミの赤い実、そしてツルを曲げて挿しています。

Img_0861 私の作品です。

ミヤコザサをメインに決め、やっぱりそうめん瓜は使いたく、重いのをどうして止めようかと思っていたら、朝の散歩で野辺山の野菜畑の道を歩いている時荷作り用のゴムを拾い無事作品に組み込めました。

そうめん瓜の周りは白いゴマナとピンク系のハギ、アザミ、ヒヨドリバナです。斜めや上方に大量に挿されてているのはアブラガヤです。

こんなに大量に採集出来たのは初めてです。

昨年まで山荘が建っていて撤去された後に生えていました。

竹早山荘が建つ学校寮区は13年前野外教室を始めた時は朝の散歩に歩く道に沿って様々な学校の山荘が建ち並んでいたのにここ数年の間来るたびに更地になり、私達が採集する場は増えたものの、寂しい思いになります。

「的」の作品が終わると今まで使った植物を持ち帰るもの、山荘に生けていただくもの、土に返すものと整理して竹早山荘での作業は終わりです。

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清里野外教室レポートNO9

2006-09-20 19:49:53 | アート・文化

特大ペットボトルの作品を作り終えて一息ついたとき黒こげになった形の良い丸太を見つけた。

何か作れそうな気がして小けやきちゃんと冒険に行った場所に黒こげ丸太を持っていった。

Img_0833_3 そこでよもぎさんが作った作品です。

ここは2002年18回清里教室の時作業場になったところです。

その時は前面の石がその一部だが丸く囲い中でキャンプフアイアーが出来て周りには丸太のベンチが作られていた。

今は厳しい自然にさらされベンチは朽ちて、石の囲いの中は枝捨て場になっていた。

黒こげ丸太を上手に立て左に茶色のタイルを置き、白いそうめん瓜を載せ、特大ペットボトルを使った作品で使ったペインテイングされた板を置き、ミヤコザサを3本挿した。

Img_0824 私の作品です。

黒こげ丸太を木の又へ載せたくなった。

ヨイショと載せ又白いそうめん瓜に登場してもらい、少し苦労をしてバランスをとった。

無彩色でまとめ少し優しさも出したいので、わりと大量に採集できるゴマナを空間にさした。

Img_0829 私の作品です。

すぐそばに鮮やかな木肌のリョウブの木が目に付いた。

鹿に食べられた跡らしいが、この木も良い具合に二又になっていたのでインド製のスカーフを縛り

上には白いゴマナを挿し、下はシシウドの実をベースにハンゴンソウ、オオハンゴンソウルトベキヤを挿し、バックは少し色づき始めた広葉樹を入れました。

古戦場?!!での作業でしたが4年前とはまったく違う作品になりました。

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清里野外教室レポートNO8

2006-09-19 14:03:11 | アート・文化

Img_0842 竹早山荘ではいろんな催しの人達と一緒になります。

去年に続きジャズライブ後のパーティのメンバーと同席すると言う事なので、少しおしゃれをする事にしました。

大きなリュックを背負い長い道を採集しながら歩いてくる私達にとって身を飾る物をもつ余裕なぞ有りませんが、花々はイッパイ持っています。

よもぎさんはブルーのとてもキレイな色のセーターにボタンズルをハネガヤでつないだものを身に付けました。

Img_0773 9本のペットボトルには果実酒です。

キレイに色紙で飾られているのは今回参加できなかったきふじさんの差し入れで、ハマナシ、タラ、ヒメリンゴの果実酒で、それぞれが持ち寄ったサンキライ、クマヤナギ、アオナシ、ナワシロイチゴ、赤松の果実酒です。

メンバー以外でも興味のある人には味わっていただきました。

Img_0845 草のネックレスと箸と箸置きは私が作ったものです。

最初の清里野外教室より箸と箸置きは自作のもので食事をいただいています。

箸は小枝を二本揃えればいいと簡単に考えますがそれがなかなかないのです。

今は曲がった箸でも食べられるようになり今回はズミの枝で葉と実を残しました。

箸置きはシシウド、ノリウツギ、ハンゴンソウ、ヒヨドリバナをハネガヤの葉とトウモロコシの皮で括りました。

はじめのころは箸と箸置きを作るのを負担に思ってた人もいましたが、今は時間がないときは「5分で作る」と言うと皆アッという間に作ってしまいます。

時間が有ると使いたい花がイッパイあるのでテーブルの花のような大きい箸置きを作る人もいます。

Img_0841 草のペンダントをつけたところです。

ハネガヤで紐とシシウドを編み赤松と実、ルトベキヤをつけました。

いつもは時間ギリギリまで草達と遊びバタバタと食事になるのですが、今回は少し時間の余裕を持ち身を飾り食事にのぞめたのは

良い経験でした。

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清里野外教室レポートNO7

2006-09-18 14:07:03 | アート・文化

Img_0804 このタンクは皆が特大ペットボトルの作品を作っているのを一望できるところにあります。

6年ぶりに参加して作品を作りたいのにどうしてもまといつく小けやきちゃんの作業場としても皆が見えて安心という良い場所でした。

まといつくだけでなく子供独特の目線と感覚で鉄パイプという花器?をけやきさんに提供しましたが。

タンクには鉄製のフタがあり開けやすいようにワイヤーが付けられていました。

そこへナイロンロープを通しそばの木にくくりつけました。

そこへ立てかけるる枝が欲しいので小けやきちゃんに「木を探しに行こう」と言うと「皆が見えるところがいい」と言って動かないので「冒険だよ!」と言うと力強く「うん」と言ってくれました。

手をつないで冒険に行って良い枝を拾ってきました。

タンクのそばには暖炉用のマキが積み上げられていて、皮がイッパイ付いたヤエカワカンバのマキがありました。

小けやきちゃんはゆで卵をむくのをはじめ、皮をむくのが大好きです。

皮をむいて欲しいとお願いすると気にいった場所に腰掛てキレイに剥いてくれました。

Img_0810_3 前面左のピンク色のマキがそれです。

皮もきれいで面白い形なので

小けやきちゃんが集めて大事に持っていた木の実と共に使わせていただきました。

下に散らせてあるのが皮と木の実です。

オレンジ色のキノコはさくらさんが見つけたのを借り、かぼちゃはけやきさんに借りました。

作業中竹早山荘の理事長が「そうめん瓜がここにあるー!」と言いながら来ました。

その日4時から催されるジャズライブの後の

パーティで、そうめん瓜の料理を予定して無人野菜売り場へ行ったのに、無くって予定の料理が出来ないというのです。

パーティには私達も参加するし、竹早山荘の野菜料理はとても美味しいのでその一品としてそうめん瓜も食べたいのですが、その日の午後も次の日も作品作りはするので譲り渡すことは出来ませんでした。

突然やって来た理事長に子けやきちゃんは出来上がった作品を指さして「僕も一緒に作ったんだヨ」と言っていました。

そのころ特大ペットボトルの作品作りも終わり午前中の作業は終わりました。

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清里野外教室レポートNO6

2006-09-17 13:32:17 | アート・文化

Img_0791_4 特大4リットル

ペットボトルに生ける

よもぎさんの作品です

ダイナミックな場所を選びました

ストーブ用のマキ置き場でバックのエンジ色は山荘の壁です。

特大ペットボトルを横にしても生けられるように、穴を開けたのをブルーのプラスチックの板の上に置きました。

採集の時は黄色い花を主に集めていました。

右前面に大きく生けた黄色い花のハンゴンソウ。

左のノガリヤス。

右のウドの実。

下に伸びるオミナエシの花。

斜めに入ったペインテングされた角材が大きな線を作りまわりの白いパイプやブルーのプラステック板や柱まで組み込んだ作品になりました。

Img_0816_3 けやきさんの作品です

バーベキュウ用に作られている釜戸を選びました。

特大ペットボトルは横に生けられるように穴を開けたのを右側にセットしました。

生かっている花はススキ、オオハンゴンソウ、ルトベキア、オタカラコウ、ヒヨドリバナ、ハギ、オミナエシ、ゴマナ、ノリウツギ等です。

左側の大きなシシウドが挿さている鉄パイプは小けやきちゃんがどこで見つけたか持って遊んでいたのを借りてました。

その下に挿されているのはアカソ、ワレモコウ、イタドリ等です。

前面に麻紐を張りました。

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清里野外教室レポートNO5

2006-09-16 20:38:12 | アート・文化

Img_0785特大4リットルペットボトルに生ける。

さくらさんの作品です。

山荘のエンジ色の壁に程よく色落ちしたベニヤ板が立てかけてあったので、そこへ一輪車をセットし、特大ペットボトルを横にしても生けられるようにカットしたものを置きました。

さくらさんは固定観念に囚われることなく植物の面白さや美しさをさりげなく表現するのが上手です。

ベテランになると自然とその年のテーマが決まり 集中的に採集する植物が決まってきます。

たとえば黄色の花やピンクの花、イネ科植物やツルというように。

初参加のさくらさんは標高1300メートルの高原の道端に咲く様々な花を採集するのが嬉しくて仕方ない様子でした。

Img_0786 よくみるとタイヤにキュウイの原種のコグワの実が乗っかっています。

車輪にはウドの実が挿されています。

すぐ上は黄色とグリーンのズッキーニとどんぐりの実と葉。

その上はレッドキャベツと泥付きニンジン。

タイヤの辺りにはツリ花、アカツメクサ、実がつき紅葉したシロザ。

ペットボトルにはルトベキヤ、オオハンゴンソウ、ヒヨドリバナ、イタドリ、アザミ、ゴマナ、ノリウツギ、ノボタン、カエデの実、ガマズミの実、ノガリヤス他です。

イッパイの花々と無心に遊んでいました。

Img_0819 さくらさんの即興の作品です。

ズッキーニ、泥付きニンジン、レッドキャベツ、レッドキャベツの器にはどんぐり、ハンの実、松ポックリとキノコ。

フワフワした葉はミヤマノコギリ草です。

葉だけが茂っている時はとてみキレイですが花が咲くころはあまり目立ちません。

よく水が揚がっていました。

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