国東半島はかなり前より興味のある場所だったが金生町暮らしを初め宇佐神宮へ行きたいとはっきり目的が決まった。
具体的に旅を組み立てていくのは時間のかかる作業だ。
国東半島にある市より資料を取り寄せ読んでいるうち少しづつ行きたい場所、泊まりたい場所が決まってくる。
古い石橋がたくさん保存されている安心院町のことは知らなかったがそこへ泊り石橋を見たいと思い始めた。
バイクで初めての場所のためその日のうちに着けるとは限らない。
佐賀関発2:45分。
4:00分別府より500号線に入るとすぐ地下からの湯けむりのわく別府地獄めぐりの場所だ。
金生町暮らしを初めて温泉は好きでよくいくが地下より湯煙のわいている温泉はない。
別府も泊まりたい場所と決めているがまずは安心院町へ。
4:45分着。
観光協会で宿を決め石橋見物にむかったがなかなか見つからない。
車社会になり島から島へかかるしまなみ海道を通ってきたが歩き社会がうんだ石橋にひかれる。
犬の散歩で橋を渡っている女性に指導票があった一の橋のことを聞くとあったような気がするがと首をかしげる。
見たい一心で向かうがそれらしき橋は現れず山間のゆっくりと眺めたいような穏やかなたんぼ風景に心残しながら先へ急ぐ。
草を燃やしていた男性に聞くと”私は興味ないのですがもっと先にあったようですよ”と言われる。
もっと先に行くと山が迫り怖そうな祠。
国東半島は石を使った祠などが多い。
岩をくりぬいて何かが祭られているが暗くなる前に一の橋を見たい。
引っ返して畑仕事をしている人に聞きやっと見つける。
パンフレットには橋を見せるために撮った写真を載せているが石橋は人が通るためのものでさほど大きくない橋は目立たない。
一の橋は古い神社にかかる橋でやっと見ることができうれしかったが夕暮れ迫る古い神社の境内でゆっくりする気分にはなれなかったものの石橋をさがして走った分国東半島を感じられた。
(写真はクリックすると大きくなります)