倉敷は観光場所がいたるところにありその上コンパクトなのでこの階段はなんだろうと思ったところが行きたいと思っていた阿智神社への階段だった。
大きな石が奉られている。
ここでも石が奉られている。
石がとても目立つ。
阿智神社は古い昔、養蚕や織物、石や鉄文化を持って渡ってきた朝鮮の人達により建てられたそうだ。
倉敷の今があるのはこういう歴史から続いていると思う。
天然記念物の”阿智の藤”はまだ咲いてなかった。
17日は伯方島の開山で朝日を浴び、阿智神社で夕日を浴びた。
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手前に写っているブルーの小さな手帳を見つけたときはうれしかった。
17日宿を出発するとき今回は倉敷に向うのでオドメーターの数字を記録しようとしたら手帳がない。
その手帳は東京よりバイクで帰るにつき少々雨にぬれてもいいように防水の布を表紙にして作った手製の手帳で今までのバイク旅行の記録も書いてあった。
思い当たる場所がある。
早朝散歩で開山へ行き新しく見つけた散歩コースに咲く満開のツツジと散る桜のあまりに良い風情に驚喜してアップダウンも気にせず何枚も写真を写した場所だ。
少しでも早く出発したいが再度開山に行って見つけた。
早朝斜めの光を受けた時と少し上からの光を受けた景色を楽しめた。
行き止まりは小さな展望台になっていて伯方島大三島大橋が一望できる。
今回の下調べで見つけた場所だが開山は広い。
まだまだ散歩や作業に使える場所がありそうだ。
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3日目の作業は多々羅大橋を歩きながら即興の作品作りになる。
歩道を歩きながらだが何もない。
天気がよければ影を使える。
それに雲も青空も使える。
全長約1・5キロの往復どんな気持ちになりどんな作品が作れるか・・
もちろん道の駅から歩く途中にあることわざの石碑を使った作品作りもする。
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去年2日目の作業場になった塩田跡では今年もいたるところで海草を思わすウイキョウの芽ぶきが見られた。
しまなみ街道を何回かめぐっているがウイキョウはここでしか見られない。
塩田の作業員の家族の誰かが植えたウイキョウが野生化しもう何年もここだけで芽吹いていることを思えば植物の強かさを感じる。
人が住んでた場所なのでウイキョウだけでなくビワやざくろなどただ野生の植物だけでないのがうれしい。
去年は大潮でささげ島が陸とつながり感激したが今回は大潮でないがそれもまたどんな雰囲気になるのか楽しみだ。
塩田跡は初日の作業場になる。
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16日は冷たい雨が降っていたが夕日がきれいに見えるという熊口港へ行くと伯方大三島橋を渡る車と橋をくぐる船がクロスしてぼんやり海を眺めていたがチョット緊張した。
しまなみ街道は自然美、人工美がたっぷりだ。
17日は良い天気の中しまなみ街道で一番初めにかかった伯方大三島大橋を渡った。
前方にはまだピンク色の桜が写っている。
多々羅大橋ふもとの展望台からはまだ満開にちかい桜が見えた。
同じく展望台から桜越しの多々羅大橋。
去年も同じ日に下見に来たがヨシノザクラは終わっていた。
今年は寒いようだ。
それでも本番の5月21日~23日(日)にはみかんの花の香りが島中にただようことだろう。
第32回野草(イエツァオ)野外教室参加者募集
日時 5月21日~23日(日)
場所 伯方島 鵜島 多々羅大橋
電話 0896-72-6808 イエツァオまで
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開山展望台で会った地元のカメラマンより喜多浦神社の春の大祭の準備はもう出来ていると聞いたので帰りに寄ってみた。
花道もあると言っていたが出来ていた。
観客もいなく役者もいないで見ると簡素だが観客もいて役者が気合の入った演技をすると又ちがってくるだろう。
4月の20日前後の日曜日が大祭になるそうだから来年は下調べの日にちをその日に合わせて観たい気もする。
昔は人出が多かったが今はそうでもないというが続いていることがすごい。
何かの縁で伯方島をベースの野外教室と称しての造形教室を企画した。
すばらしい瀬戸の風景を借景にと銘うってはいるが伯方島の歴史や生活の核となる神社仏閣のことは少しは知った上の作品作りにしたい。
前日の雨空とはうってかわり青空をバックに春の大祭の準備が整った神社は人はいなかったが晴れやかだった。
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17日は本番と同じように5:30分起床。
冷たい雨がまだ降っていたらイヤだなと思っていたら晴れ。。
2日目の朝の散歩に使う予定の開山に行く。
早い時間なのに駐車場には一台の車がとまっていて展望台には先客がいた。
地元のカメラマンで海にかかる雲海は珍しいとシャッターを切っていた。
東京での知り合いのカメラマンが”地元の人にはかなわない”と言っていたのが納得。
こまめに天候を見てくるようだ。
反対側では大きな太陽が昇っていた。
しまなみ街道の島ではどこにいても島影が見えるがどこがどの島なのかわかりずらい。
入り組んでいてとなりの島と思っていたら今いる島だったりする。
雲海も途切れてきたところで地元のカメラマンが景色を見ながら色々説明してくれたが鵜島には行った事がないそうだ。
どうしてと言ったら”大島の通過点でしょう”と言った。
写真を写すには良いポイントがたくさんあるのに。
彼は北浦の人で喜多浦八幡宮の春の大祭が明日で、もう長年役者が来て芝居をするんだと話してくれた。
いつきても人と会うことのない開山で朝早くから思わぬ出会いがあった。
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冷たい小雨が降る中上陸したのは小さな砂浜が現れている場所だった。
今までの経験では下船した場所から乗る。
フェリーは砂浜を上がっては来ない
一日中雨はやむことがなかったが初めて作業場に使う場所なので少しでも長く現地にいて無駄のない動きを感じたくて予定より遅めの17:52分のフェリーにした。
チョット不安になり通りがかったバイクの人に聞くと笑顔で”ちゃんと来ますよ”と答えてくれた。
フェリーはすぐ脇の桟橋にピタッと止まり私とバイクだけを乗せて伯方島の尾浦港へ着岸した。
尾浦港でも乗船場所は砂浜になっていて別の場所より下りた。
島の人達は海と自由自在につきあっていて橋が架からなくても良かった気がする。
橋が架かり”しまなみ街道”が出来たおかげで2度目の野外教室を計画できたので私にとっては良かったのだが。
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鵜島ではいろんな書体で書かれた木の看板が目に付いた。
そばに咲いていたミツバツツジを飾った。
休憩所と書かれているが椅子もない。
そばに咲いていたキク科植物を飾った。
ここも休憩所の看板があり草は刈られていたが椅子はない。
草刈跡にはワラビが沢山生えていた。
宿へのお土産に採ったワラビを飾った。
休憩所への矢印。
回りにはクサイチゴが沢山咲いていたので飾った。
野外教室の本番である一ヵ月後には赤い実がなっているだろう。
鵜島は瀬戸の風景を楽しみ植物と戯れるには最高の場所だ。
人の手で創られたものは少ない。
第32回野草(イエツァオ)野外教室
日時 5月21日~23日(日)
場所 伯方島 鵜島 多羅良大橋
参加者募集 電話 0896-72-6808
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