第10回クラフト展(イエツァオグループによる)の初日より生けていた濃いピンク色のカンピザクラは4~5日で花が落ち始めた。
昨日より予備に採っておいたクロモジやハンノキの芽吹き、ヤツデの実などを花持ちのいい前回に生けていた白いアセビの花や雪柳と生けた。
開場に生けていたカンピザクラは見てもらえなかったが山小屋に咲くカンピザクラはまだ見ごろではるばる東京よりやってきた綾子さん親子には見ていただけ本当によかったと思っている。
うれしいことに4日前に行ったときは咲いてなかったコブシが満開で濃いピンクと白いコントラストの競演を喜んでいただけた。
それにヤマザクラまで咲いていてうれしいめまぐるしさだ。
たくさんの種類の花見後食糧にするカラシナのつぼみを河原へ採りに綾子さん親子は行ったが小ケヤキちゃんはダンチクのきれっぱしを持って帰った。(写真中央)
呼び太鼓のたたく部分に興味を持っていたようで拾ったのだろうと綾子さんは言っていた。
小ケヤキちゃんは3歳の時から清里の野外教室へついてきていた。
子供の目線で綾子さんが喜びそうな素材をせっせと拾っていたのを思い出す。
今回はたくさん採ったカラシナのつぼみを入れたナイロン袋をダンチクにひっかけ担いで帰ってきた。
帰りに小豆島に一泊して帰るのでダンチクは私にくれた。
私にはない5年生の小ケヤキちゃんの感覚を素材にできたらいいなと思っている。
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