私の呼び名である野草(イエツァオ)は中国語だ。
神保町で花の店野草(イエツァオ)を開いたときつけた屋号が呼び名になった。
店を開くとき中国に興味があり中国語を習っていたので好きな野草を中国語読みで店の名前につけた。
中国語は身につかなかったが店の名前として残り今や呼び名となっている。
今日は中国語教室で知り合った友達が笠岡より来てくれた。
東京での展覧会は数回見ていただいている。
彼女が”ワラシクン”を見てジブリ作品の妖精に似ていると言ってくれた。
座敷童は独特のものだが妖怪より妖精に近いと思っていたのでうれしかった。
会場は新作だけでなく新作のムードに合うものは以前の作品でも飾る。
金生町で開く野草(イエツァオ)展をはじめてみていただけたので29回野草(イエツァオ)展出品の写真立て”ワニ”に興味を持ってくれたのはうれしかった。
お花を生けるのが好きな人でお花を生けて置いている左2つのツルを縫うシリーズの花器を迷った末手に持っているイヌビワの皮を組み込んだツルを縫うシリーズの花器が彼女と一緒に海を渡ることになった。
8年ぶりに会えたが興味を示してくれる作品を知ると心が見透かされているようで怖い気持ちもするが一番見てほしい人の一人だ。
こういう人に見てほしくて展覧会をひらっていると思う。