野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第33回野草(イエツァオ)展NO11(散歩)

2016-11-30 22:27:37 | 野草(イエツァオ)展

幼馴染が大阪より来てくれた。

いつもだと10時に開く前に山小屋へ行くがあいにくの雨。

予定変更で金生橋までの散歩にした。

300メートルほど歩くと側溝に流れる水が色付き。

製紙会社の排水だ。

この道路が香川県に通じる9号線に合流する角にギャラリー作唯がある。

すぐそばには畑。

いろんな植物が植わっていて楽しい。

いつもならバイクで通り過ぎるだけでゆっくり眺めることはない。

幼馴染もいろいろと写真を撮っていた。

300メートルほど行くと金生橋。

サギやカモがいて動物園のよう。

いい具合に河川敷は草刈りされたばかし。

運が良かったと喜んでいたが甘かった。

採る予定のカラシナまで刈られていた。

斜面に刈り残されていて幼馴染のお土産になるぐらいは採れてホッとした。

刈られた後を点検したが葉が出る状態なのでしばらくするとまた茂るだろう。

刈り残された水仙につぼみがついていた。

10時に開く前の2キロ足らずの雨の散歩だったがちょっとした旅気分。

その日は編み上げたばかしのベストを着て妹のきんかんがやってきた。

 

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO10(座敷童長平は)

2016-11-29 08:39:49 | 野草(イエツァオ)展

5回目になるワラシクンシリーズだが今回最後の作品作りだった。

ワラシクンシリーズだが80センチもある迫力満点の素材なのでワラシクン長平でなく”座敷童長平”とした。

出来上がったときはどんな場所に飾ることになるのかと思っていたがタペストリー”絶壁の火山島”と並ぶことになったが考えてみると絶壁の火山島に流れ着いた長平がいて今回のテーマである無人島漂流がなりたつ。

座敷童長平の素材の木の提供者が今日来てくれたが水槽に沈めて水草を植え付けるため拾ってきたものだったと教えてくれた。

どんな場所で拾ったかは覚えてないそうだ。

 

 

 

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO9(植物を生ける)

2016-11-28 22:08:21 | 野草(イエツァオ)展

植物が好きで好きな植物を自由に生けたいとの思いでフラワーデザインを学び教えるようになり気が付けば造形展を年一回欠かすことなく33回重ねることになっていた。

文京区暮らしで開いていた時も会場に植物を生けていたが金生町暮らしになり生けたい植物が豊富で半分花展のようになったがテーマに沿った植物も生けたいと思っている。

今回のテーマは無人島漂流。

長平が流れ着いた伊豆の鳥島にはアホウドリが渡ってくる。

鳥が羽を広げているようなネズミモチの枝を生けた。

ソテツの赤い実がつくベージュ色の茎というのか?それも鳥の羽のような形なので生けた。

赤いヒヨドリジョウゴの赤い実と。

ここにも鳥の羽のようなソテツの赤い実が着くベージュの茎?のようなものを生けた。

茎のようなものを生けたのは今回が初めて。

ネズミモチ、ハブソウの実、ヒヨドリジョウゴの赤い実と。

ヒヨドリジョウゴの花と実、ハナワラビ、トマト、ハバネラの青い実、シダ、ヒバ。

ニヨドリジョウゴの赤い実、ナンテン、ハバネラの青い実、ハブソウ。

ハバネラとウイキョウ。ハバネラの実は重いが下のツルを縫う花器にはさびた鉄が組み込まれている。

展覧会の守り神の祈りちゃんにはハバネラとツリガネニンジンの実。

紅葉の秋なのにきれいな若緑のシダが採れ赤いヒヨドリジョウゴの実とグリーンのハバネラ、ウイキョウの花と。

紫色のッツリガネニンジンは優しげだが何回も刈られては伸び花をつけた強者だ。

赤いヒヨドリジョウゴの実、シダ、トマトの葉、ウイキョウ。

ヒヨドリジョウゴの花、グリーンのハバネラ、ウイキョウ。

思わず山道でカゼクサ、ピンクのオギザリス、オレンジ色のハナアロエは畑、ヒヨドリジョウゴの青と黒い実、ヒバ。

展覧会前に花材を集めるのも心せわしい時だが楽しい作業だ。

 

 

 

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO8(底のない花器を壁面に)

2016-11-27 22:28:24 | 野草(イエツァオ)展

第12回クラフト展の時作った特大底のない花器2点は一緒に壁面に飾った。

右側の”空洞”は前回も壁面に飾っている。

中に飾ったのはグリーンネックレスを植えた鉢に勝手に生えたたヘビイチゴとエノコログサ。

ヘビイチゴが伸びに伸び紅葉し気に入って飾たが下についていたのがまだ伸びている。

 底のない花器”空洞”。

クラフト展では下に置いている。

今回はネズミモチとナンテンを生けた。

底がない花器の使い方の面白さを感じた。

今度はどんな飾り方ができるのだろう。

 

 

 

 

 

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO7(桃の絵が)

2016-11-26 22:54:06 | 野草(イエツァオ)展

展覧会期間中は思わぬ楽しいことが起こる。

お客様に漂流をテーマにして作った作品の説明をしていたら突然面白い桃の絵があるんだと言う。

次の日に持ってきてくれた。

桃の絵だと言われれば桃の絵だけれど今の私には島に見えると言った。

絶海の火山島の鳥島とは違う南海の夢の島のようだけれど。

裏も楽しそう。

次の日は塔本シス子さんの絵の手帳。

心が解放されるような好みの絵だ。

ゆっくり見てくださいと置いて行ってくれた。

本人が好きな花をバックに描いた家族の絵。

ブルーのススキが目立つ。

水玉の服がいいなあ。

描くことが生きることというのか生きるののが描くことというのか気負いがないい絵の本を見せていただいた。

私にこの絵の本を見せたかったのだと思うがありがたいことだ。

 

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO6(机・漂流)

2016-11-25 21:49:08 | 野草(イエツァオ)展

お客様に休んでいただく場所だが金生町暮らしをはじめギャラリー作唯で野草(イエツァオ)展を開くようになって以来作った作品に働いてもらっている。

後ろの流木は初めから椅子としてだが机は25回展では正面の台の上に飾った。

手前左のコロコロ椅子は28回展や紙のまち資料館での展覧会、ウサギの足は30回展に作った。

休んでいただく場所の流木の椅子に座ると新作の机”漂流”がいい具合に見える。

漂流は机として作ったが土台になる部分を見てほしい。

机の上にはワラシクン”親子”などを置き今回はアットホームに飾った。

使っている流木に穴が開いているのでまたいろんな飾り方ができると思うが会場がたまにミニ宴会場になるときなどにも使える大きさで使うのが楽しみだ。

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO5(漂流より)

2016-11-24 22:08:02 | 野草(イエツァオ)展

テーブルの上に置くランチョンマットとして作ったがテーブルの上に置いて飾ったのは”あきらめようか生きることを、かけてみようか生きることに”だけだった。

ワラシクン”夕焼けの島”をそばに置いた。

壁面に飾った”気負って見ても恐れてみても海をゆすぶる風ばかり”

同じく壁面に飾った”揺れ動く心に冬のひはいつか来る春まてという”

このシリーズのランチョンマットとして3枚は近くでそろえて飾った。

3枚は長平生還200年記念曲漂流の歌詞のフレーズをイメージして作った。

壁面の2作品は暗いイメージになったと思っていたが形が凧のようだから元気が出ると不思議な言い方をしてくれた人がいた。

 

このシリーズで一番初めに作った”鳥島”はかなり離れた場所に飾ることになった。

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO4(天井の花)

2016-11-23 22:25:03 | 野草(イエツァオ)展

毎回生ける天井の花はすぐ下に飾る妹のきんかんとのコラボベストとともにそのときのテーマを考え選ぶ。

今回選んだのは12年の作品。

生けた花は渦巻く海をイメージした。

背の高い草の中で競うように枝を伸ばして生えていたイヌナスビの動きのある枝が渦巻く海を連想させてくれた。

ちょうどいい草が手に入ったと喜んでいたが2日目に水が下がったので慌てた。

代わりになる草はもうない。

調べると水につかってなかったようだ。

生けたときは水につかっていたが一緒に生けているノバラ、ナンテン、激辛トウガラシハバネラ、ハブソウなどの水揚げが激しかったようだ。

祈るような気持ちでもう一度水揚げすると水が上がってくれ一安心。

最終日の12月4日まで頑張ってほしい。

去年の天井の花

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第33回野草(イエツァオ)展NO3(去年のテーブルセンターと)

2016-11-22 23:16:18 | 野草(イエツァオ)展

去年座敷童をイメージしながら作ったテーブルセンターに無人島漂流をイメージして作ったワラシクン”火山島”を置いた。

テーブルセンターが海に見えなくもない。

朝ラジオをつけるとアナウンサーの緊迫した声。

また東北地方で大きな地震があり津波に対する警告だった。

警告の言葉は同じだがアナウンサーによってかなり雰囲気が違って聞こえる。

緊急事態をどう伝えるのかそれぞれのアナウンサーが考えた言い回しなのだろう。

絶海の火山島に津波が押し寄せる風景を想像した。

同じく座敷童をイメージして作ったテーブルセンターには鳥もイメージできるツルを縫うシリーズの”うねりを”を置いた

すぐ上の壁面にはタペストリー”絶壁の火山島”を飾っているがそれには三宅島で採ってきたハマナタマメに和紙を貼りアホウドリに見立てて使っているので和紙を貼ってないのも飾った。

同じく座敷童をイメージして作ったテーブルセンターにワラシクン”アホウドリ”と以前作った”島”を置いた。

座敷童をイメージして作ったテーブルセンターが無人島漂流をイメージして作った作品と合わせられるとはおもってもなかった。

 

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO2(玄関の花)

2016-11-21 21:56:52 | 野草(イエツァオ)展

玄関にどんな植物を生けようかと展覧会前になると考える。

毎回同じ時期に生けることになるが毎回違った植物に心惹かれて生けたい。

今回はあまり風情なくびっしりと黒くて丸い実の付くトウネズミもちを生けたくなった。

高速道路工事のため作った道は残っているが人も車もほとんど通ることがなく植物採集には格好の場所だ。

トウネズミモチもネズミチもあっという間に鳥にたべつくされることがあるので心配していたが採ることができた。

実はいろんな薬効があるので終われば果実酒にする予定。

赤い実はナンテン。

びっしりついていると正月をイメージするがいい具合に鳥が食べてくれパラパラと実がついたのを選んで山小屋で採ってきた。

ヤツデの実は短く切ってよく生けるが長く枝物として生けたのは初めて。

あとはススキと畑で採った激辛唐辛子ハバネラ。

14年に作ったツルを縫うシリーズの特大花器に生けた。

去年の玄関の花

 

 

 

 

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第33回野草(イエツァオ)展NO1

2016-11-20 21:53:24 | 野草(イエツァオ)展

今までにない暖かい初日だった。

暖かいと準備ものんびりで昨日は出来上がらず今日10時に開くまで何やかやと準備に追われることになたが無事開くことができた。

無人島漂流のテーマが決まったのは6月。

右往左往しながらだったがこういう形になったのかと眺めた。

来てくださった人たちに説明しながら作っているときのことを改めて思い出した。

6月からなので5か月ほどだったが長かったように思う。

無人島漂流のテーマで飾り付けをした。

今までの創作物でテーマに沿うものも飾った。

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展覧会前畑山小屋事情

2016-11-19 22:46:06 | 日記・エッセイ・コラム

展覧会前で忙しくても畑には収穫物があり通うことになる。

ハヤトウリは食べごろを細かくチェックして収穫しなければあっという間に大きくなり皮が固くなる。

ワイルドキュウリも形が整うと収穫時期だ。

心せわしいときありがたいといっていいのか今年はどちらとも不作で採る時間はさほどかからない。

不作があれば豊作もある。

4年目にやっとお店の人が言う大きさに近いショウガが採れた。

ワイルドキュウリに囲まれているのが親ショウガで新ショウガは4倍はあるだろう。

あまり大きそうな塊なので展覧会後にするつもりだったが待ち切れず収穫した。

収穫すれば食べられるようにしたい。

茶色の小さな器に醤油漬け、左の器にはちみつ漬け、あと2個は酢漬け。

1本の酢漬けの甘味には梅のはちみつ漬けのエキス、もう一本にはナツメのはちみつ漬けのエキスを使った。

今年はまだ吊るし柿が作れてない。

展覧会が始まると買いに行けないと思っていたら山小屋へ行くとなっているではないか。。

金生町暮らし9年目になるが初めて見つけた。

あまりなってないがとにかくなっている。

グリーンの実はキカラスウリ、小さなオレンジの実はソテツの実、団扇のような形のものに実はついている。

急斜面に周りの木々と競うように伸び近くだとなっているのもわからない。

展覧会が終われば周りの木を切ってあげるからと言い聞かせ地上1メートルほどの位置で切って収穫したが吊るし柿にするには実が小さい。

きれいな色で目立つのか鳥が突っついた跡があるが食べてはない。

渋い柿なのだろう。

来年は夏に収穫して柿ジブ液を作ろう。

今回は渋抜き柿にした。

焼酎で処理したが抜けるかどうか??。

第33回野草(イエツァオ)展

日時   11月20日(日)~12月4日(日)10~18時

場所   ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

電話   0896-72-6808

テーマ無人島漂流。

 

 

 

 

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漂流をイメージしたワラシクン(絶海の火山島)

2016-11-18 23:07:55 | アート・文化

第33回野草(イエツァオ)展のテーマは無人島漂流で場所は伊豆の鳥島。

断崖絶壁の火山島で今でも接岸は容易でないらしい。

小説を読んだりユーチューブで画像を見ながら”漂流”の歌を聴いていると主役?は鳥島のような気がする。

左側の穴がたくさん開いた流木を眺めているうちに地中から湧き上がってくるマグマや絶壁を思わせワラシクン絶海の火山島を作ろうと思った。

反対側。

波に侵食された絶壁と地中より吹き出すマグマ。

上から写す。

ワラシクン”絶海の火山島”

高さ7センチ幅26センチ

 

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漂流をイメージしたワラシクンNO4(アホウドリ)

2016-11-18 18:20:05 | アート・文化

伊豆の鳥島漂流物語に欠かせないのは渡り鳥のアホウドリだ。

漂流者の長平たちはアホウドリの肉や卵を食べ干し肉を作り生き延びてきた。

9月ごろ渡ってくるときは喜んだだろうし子育てを終え去っていくときは寂しさを感じただろう。

ワラシクンアホウドリを作りたいと思っていたらちょうどいい流木があった。

アホウドリは白い色のようだが海の色のブルーや夕焼け色もまとわせた。

反対側。

”ワラシクンアホウドリ”

長さ58センチ。

 

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漂流をイメージしたワラシクンNO3(夕焼け)

2016-11-17 22:00:05 | アート・文化

絶海の孤島である伊豆の鳥島は生きるには厳しいが自然は美しいだろう。

夕焼けや朝焼け太陽の光を受けての海の色。

ぼんやり素材を眺めていると穴の開いた流木が目についたときワラシクン”夕焼け”を作ろうと思った

海に沈む夕焼けをイメージした糸はそろったが海の色の糸がそろわない。

穴は開いているが形のシンプルな流木だ。

タペストリー”絶壁の火山島”を作ったとき布を裂き糸にして編んだ布を使うことにした。

反対側。

穴の部分。

 

 

 

 

 

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