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グループ展であるクラフト展(イエツァオグループによる)ではよく知らないものも展示する。
去年川窪万年筆店出品のペーパーナイフを買ってくださったお客様より先の部分しか切れないとのクレームをいただいた。
ウッドナイフだし先だけ切れれば用は足りると思っていたが違うらしい。
川窪万年筆店に連絡すると直ちに若干の手直しをするとの返事。
木製なので広い範囲をあまり薄くすることは強度の関係で出来ないそうだ。
持ってきてくれると言うので手元に3本あると言うパーパーナイフを見せてほしいとお願いした。
3本は金属製だった。
紙を切ってみたがウッドナイフも金属製に負けないくらい切れるのには驚いた。
川窪万年筆店の技術もたいしたものだ。
ペーパーナイフで切りながら読むヨーロッパのノーカットの本も一緒に持ってきてくれていた。
初めてみた。
深く差し込んでスーッと切るのだそうな。
深く差し込んで切るには先だけ切れても使いずらいだろう。
ノーカットの本を切りながら読む楽しみを持っている人が身近にいた。
展覧会を開いたからこそ巡り合えたし、川窪万年筆店出品物にも感激。
今回の出品物でないがノーカットの本とペーパーナイフの写真UP。
第12回クラフト展(イエツァオグループによる)
日時 3月19日(土)~4月3日(日) 10:00~18:00 3月26日は休み
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0896-72-6808
参加作家 櫻沢孝枝 廣瀬瑛子 川窪万年筆 尾藤千代 イエツァオ