予定では早苗出池の土手での創作は考えてなかった。
当日の気持ちは予定の時にわわからない。
花盛りのススキを生けたくなった。
土手に建つ碑にセツ子さんシリーズの椅子を逆さに立てかけた。
ツルで編んだ椅子は良い花器になる。
かなり雨が降ってきたし予定の場所にも早く行きたいがまずは撮影。
足元にはトウガンを置く。
グリーンの穴の開いたプラステックは朝の散歩の河原の河川敷で拾ってきたが穴を利用してススキをさした。
雨で柔らかくなった土にもススキをさした。
予定では早苗出池の土手での創作は考えてなかった。
当日の気持ちは予定の時にわわからない。
花盛りのススキを生けたくなった。
土手に建つ碑にセツ子さんシリーズの椅子を逆さに立てかけた。
ツルで編んだ椅子は良い花器になる。
かなり雨が降ってきたし予定の場所にも早く行きたいがまずは撮影。
足元にはトウガンを置く。
グリーンの穴の開いたプラステックは朝の散歩の河原の河川敷で拾ってきたが穴を利用してススキをさした。
雨で柔らかくなった土にもススキをさした。
初めの作業場として早苗出池の土手へ向かったが途中ゲリラ豪雨のような雨が降ったし天候定まらず。
土手では小雨。
まずは上池を借景に”2人で”
セツ子さんの椅子シリーズで4客作ったが昨日の大歩危小歩危渓谷に2客持って行き今回はちがった2客持ってきた。
一番背の高い柿の木とリョウブで作った脚の椅子を使った。
ネットをかぶった小さめのカボチャが妹のきんかんでトウガンに寄りかかっているのが私、トウガンは亡くなったセツ子さん。
山小屋へは急な坂道の遊歩道を登るので重いトウガンのセツ子さんとセツ子さんの椅子シリーズの椅子は山小屋へは持って行かない。
赤い布は川原の敷石にかかっていたのを少し切ってきたものだ。
黄色のセイタカアワダチソウは今花盛り。
長年畑で育てたいと思っていたコキアを今年4本植えることができた。
畑の草並みに大きくなるかと思っていたが以外に大きくはならなかったがきれいに紅葉した。
実は食べられるが今年はパス。
来年もう少し多めに植えてのことにした。
今回は11月に開く第35回野草(イエツァオ)展の会場の花として生ける予定だがそれまでに色があせるかもしれない。
それでも可愛い形は変わらないだろう。
その後箒としてうかうのも楽しみだ。
第35回野草(イエツァオ)展
日時 11月18日(日)~12月2日(日)
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0986-72-6808
テーマ 越後獅子
創作モードになって河原を見ると素材になりそうな漂流物がたくさん目に付く。
海の漂流物は一日2回の干満で打ち上げられてもまた海に戻っていくものもあるが川原だと一度打ち上げられると次の大水が来るまでそのままだ。
一週間前に台風24号が来た。
黒とグリーンのプラステックで汽車を作りグリーンのプラステックの穴に煙に見立てたツノゴマをさし”煙を吐いて”
妹のきんかんはニラが好きだ。
去年の野外教室で朝の散歩に河原でニラが採集できたのをとても喜んだので今回もニラの生えている場所を探しておいた。
2週間前に採集しておいたので本番ではまたきれいに伸びていた。
黒いタイヤの一部に穴の開いたグリーンのプラステックを置き穴にニラをさし”田植え”
グリーンの穴あきプラステックは良い素材なので次の作業場にも持って行くことにした。
小雨が降り始めたと思ったら妹のきんかんが橋の下で創作中。
ここだと雨が降っても濡れない。
前日の台風25号通過時の雨の中の大歩危での作よっぽどこたえたようだ。
下準備に来た時暗くてジメジメした感じが嫌いで通り過ぎたが橋の裏側の構造は借景にすると見事だしヨシを使た作品にはよく似合う。
どうしても濡れたくない気持ちが選んだ場所だった。
”橋下の風”
朝の散歩兼作業の後での朝食のため作った箸置き。
本来なら昨夜箸置きをつくる予定が疲れてパス。
素材は川原で採集した野生のアサガオだが食事を終えたころは枯れかかっていて残念。
左イエツァオ、右妹のきんかん。
飛び出した敷石にひっかかっている赤い布を取り外したいがどうしても外れないのでそのまま使った。
”いさめ”
台風25号通過中野外教室を開くことになったが馬鹿なことをするなと諫めてくれる人もいない。
メッシュのナイロンと普通のナイロン布2種使つかった赤いテントかと思っていたが違うようだ。
野外教室が終わった翌日取りに行った。
キレイに取れた。
川の水で洗ったがテントでもなさそうだ。
持ち帰りお風呂で3度ほど洗った。
泥染めというのか染色が難しいナイロン布だが複雑な色合いになっている。
何かの素材に使えそうで楽しみ。
それにしてもどんな使い方をされた布製品なのかわからない。
昨日の雨の中での作業がよっぽどこたえたのか妹のきんかんは”雨宿り”をまず創作。
一輪咲いていたブルーのアサガオにまずめが止まったようだ。
採集したピンク色の小さな野生のアサガオと黄色の雨具のテントで”雨宿り”
左にはもう冬野菜になるカラシナが育っている。
きんかんは濡れるのがイヤだと水辺には近寄らなかった。
朝5:30起床。
台風一過とは言えない天気でがっかり。
山田井橋まで散歩。
まずは黄色の雨具とダンチクで”日の出”
河川敷に降り立った場所にたくさん咲いていた野生のアサガオをも使った。
”日の出”にに使った石にひっかかっていたタイヤの一部と赤い布を使って。
”目覚め”
敷石の上を流れる水がさわやか。
ひっかかってた赤い布は大きいが取れなかったので一部を切り取って使った。
いざ作業を始めると流れ着いているものの中に面白い素材が沢山ある。
越後獅子タペストリー。
幅65センチ、長さ110センチ。
ベースは卵や野菜が入っているナイロンネット。
茶色の素材はハブソウの豆殻で獅子頭をイメージした。
チョット悪の親方獅子。
丸い金色は缶の中蓋で獅子の口、中に水引を組み込んだ。
クロアズキの白い豆殻も獅子頭だが子供の越後獅子。
缶の蓋に丸く穴をあけたのは獅子の口で中に水引を組み込んだ。
ブルーの糸を飾ったロープは獅子のしっぽ。
ナイロンネットにボリーユームを持たせるため四角に切ったのに細く切った布を通ししぼったのを糸でとじ付けた。
無造作に取り付けたが透けるナイロンネットなので糸が思わぬ動きや量感を出してくれた。
越後獅子のテーマがあったからできた。
ベースのナイロンネットは透けるので飾る壁の色により表情が変わる。
第35回野草(イエツァオ)展
日時 11月18日(日)~12月2日(日)
場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742
電話 0986-72-6808
テーマ 越後獅子
10日ほどたって母が亡くなったと友達より電話があった。
”生き切ったね”と思わず言うと”我が母ながら立派だと思う”と友達も言った。
97歳で私の母と同い年。
いろんな機能が衰えながらも周りに気を使い一人で暮らし、友達は遠距離介護で時々帰っていた。
お嫁さんに買い物を頼み帰ってきたときはもう亡くなっていたそうで歩いて別の世界へ行ったみたいだ。
とても興味のある生き方だった。
母の温もりのある間に来てほしいとの電話があたときは、11月18日~12月2日まで開く第35回野草(イエツァオ)展の準備がはかどらず焦っていたが即行くと答えた。
一人だと料理をする気持ちにならないので買ってきたものでと言いながらも心のこもったもてなしをしていただきお母さんの話を聞くことができた。
一度高校生の時会ったことがある。
その時手づくりのハヤシライスを出していただいた。
友達の一番好きな食べ物だったようだ。
晩年も訪問販売の化粧品を買い込み入魂の化粧をし、旅行が好きで友達と8月に行った一泊での金毘羅旅行が最後だったそうだ。
慰霊の写真は若々しくきれいだった。
それまでも様々の外国旅行をしている。
自分のことより身内のことを思い皆にそわれていた。
4時間近くいたと思うがその間に友達のケイタイには甥や姪、娘さん親戚の人より電話が入る。
なんだか亡くなったお母さんの役目をこなしているようだった。
思わずいい時を過ごせ翌日より創作が進んだ。
お茶を飲みながら借景にしたいと思っていた木を場所を変えて又使う。
ザクロの弾丸だが当たるかな?
去年に続き畑でザクロはなったがほとんど落ち、持て来たのは2個だった。
”的”
お茶の時間が長引き東屋での創作は4:55分からになった。
5:20分ごろより急速に暗くなり始めた。
まだまだ使いたい場所はたくさんあるが初日の作業は終了にした。
”早く帰ろ”
側道での創作は雨に濡れながらも帰り温泉に入ることを考えたので頑張れた。
それなのに土曜が休みと言われガッカリ。
そのおかげで帰り道台風一過のいい夕焼けを見ることができた。
ちょっと遠回りになったが温泉をあきらめられなくて三島乃湯に入ってきた。
明日はいい天気になるだろう。
妹のきんかんは東屋のそばに生える大木の木肌で”遊んでね”を作る。
上に置いた黒い帽子は息子からのプレゼントでよく素材にする。
大きな木のそばはいるだけでここちいい。
キレイで可愛い唐辛子類を木の肌に詰めていった。
大木に遊んでもらったのだろう。
東屋の入り口に置かれている丸太にキノコがびっしり生えている。
唐辛子類を仲間に入れて”おしゃべり”
雨風の中の側道での創作に疲れたようできんかんはやさしげなものたちと戯れている。
以前ここらあたりは渡し船場があった場所で下へ降りられる。
降りての渓谷。
東屋全景。
釘をあまり使わないで東屋は建てられている。
丸太を縛り上げた隙間に小さな丸太を差し込んでいた。
素材にしたい魅力的な建物だ。
側道を作業場にしての創作は雨の中だったので休む気にもならず。
疲れて東屋に着いたので長いテータイムになってしまった。
お茶を飲みながら借景にしたい木は見つけておいた。
脚の曲がったセツ子さんの椅子を使うにはぴったの木だ。
お花は休みすぎてすぐ創作に取りかかれず散歩した時採ってきたミズヒキソウなど。
東屋へ来るまでの舗装されてない道を借景に。
先日の午後からの切山ハイキングは下谷八幡宮だった。
数日前のお祭りの時はこの坂が掃き清められていたそうだ。
急な坂道だが寄付などにより手すりが取り付けられているのがありがたい。
1400年も前に宇佐神宮の分社になったそうなのでそのころから置かれていた石だと思うと何やら厳かさが感じられる。
下にある石灯篭の前で副リーダーのハーモニカ演奏による合唱。
石灯篭は見えない場所にあったので去年入り口近くへ移したそうだ。
1400年もの間下谷神社は切山の人たちにより守れれてきた。
帰りは思い思いに帰る。
車がめったに通らない車道の落ち葉がここちいい。
せせらぎで面白く突き出た木の根っこを発見したのもうれしかった。
帰りチョコレート工房兼喫茶店のキリヤマベースの裏山で創作してほしいとの要望があり下見に行く。
久々の好天に恵まれたたのしい半日だった。