千鳥が淵の花見は桜の下を歩きながら北の丸公園の土手の桜を眺めるという桜の二重構造なので豪華さが際立つ。
1984年花の店野草(イエツァオ)を開店したのが神保町で千鳥が淵へは歩いていける場所だった。
人のいない葉桜の頃、知り合って間もないきふじさんと真ん中辺りにあるベンチで話し込んでいると近くのホテルから花束を持った人が現れいただいた思いでもある。
近くに住みながら花見に行く余裕のなかった人に花見に行くよう薦めたところ、電話がかかってきた。
お堀の隅に浮かぶ桜の花びらを眺めながら泣いていると。
実況中継だった。
満開のときは9時前でもスムーズに歩けない。
少しずらすと静かな場所だ。
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