音で現れる座敷童をどう形で表せばいいのかと試行錯誤しながらの最後の一枚は小豆島の知人の家に現れる音の座敷童トントントーンと我が家に現れる音の座敷童ギリギリギリを形にした。
妖怪やお化けと確実に違うのは座敷童は子供だと言うことなので子供らしさを意識したが最後の一枚は柔らかさとか自由さを意識した。
始めはどうしていいかわからずとりあえず我が家の音の座敷童カンカンカーンを呪文のように唱えながら作り巣鴨の友達の家の音の座敷童パラパラパラ、小豆島の知人宅の音の座敷童トントントーン、我が家のその他の音の座敷童ギリギリギリ、カーンと途中よりオーーストラリヤ原住民のアボリジニーの絵柄も参考にいろんな形で表現できた。
形で表現しながらどうして現れるのだろうともちろん考えるが今はいると信じることで思わぬ世界が広がっているのがうれしい。
テーブルセンターで音の座敷童を少しでも表現できれば次に予定しているタペストリーにとりかかる気持ちがわくだろうと夢を持ち励んだ。
縦横38センチ45センチ。