昨日の北関東の最高気温26℃。
空気ががらりと入れ替わってしまったようで、ほっとするような一日となった。ただし、お天気は午後からぐずつき、夕刻より小雨。
長かった夏が、ようやく終わった。
80の坂をこえている父や母は「おしめりがあったので、これでようやく野菜が播ける」といってよろこんでいる。
わが家でいちばん夏バテがひどかったのは、こいつ。りんりん。
どうしたのか、例年<夏毛>に . . . 本文を読む
高校生のころ、山歩きの醍醐味を教えてくれた先生がいた。
春と秋と、年に2回、生徒の力量にあわせて、ABCの3コースを用意し、山歩きに出かける。修学旅行にいったのは、たしか3年生の春だった。だから、その春と、受験をひかえた秋をのぞくと、2年×2回=4回の山歩きを体験している。
それがきっかけとなり、友人を2、3人をさそって、卒業後、テントをかついで、谷川岳や八ヶ岳、志賀高原へ出かけていった。
リュ . . . 本文を読む
著者の本業はギタリストだと奥付に書かれてあったので、あまり期待せずに読みはじめたが、どうしてどうして、評伝の逸品といっていいような見事な出来映え。
ブルックナーへの理解を深めるうえでは、わたしのようなタイプは、彼の生涯をあらまし知っておくことが必須である。むろん、作曲家の生涯とその音楽を直結し、だからこうなったのだ・・・といいたくて読むのではない。
しかし、背景がまずあって、そこにブルックナーが誕 . . . 本文を読む
昨日、会社から帰る途中のBOOK OFFに寄ったら、
本の全品半額セールをやっていた。105円以外の本は、雑誌をふくめて、すべて半額。
いまはやや「活字ばなれ」状態にいるので、あまり欲しい本はない。
買ったのは、つぎの2冊だけ。
「善悪の彼岸」ニーチェ 竹山道雄訳(新潮文庫)
「カラヤン帝国興亡史―史上最高の指揮者の栄光と挫折」中川右介(幻冬舎新書)
「善悪の彼岸」は、活字が大きくなった最新版で . . . 本文を読む
カメラ・マニアのあいだでだけ通用することばに「ライカ・ウィルス」がある。
いや、ただしくは、あったというべきか。 デジタル全盛の昨今、ずいぶん淘汰されたはずだから――。
銀塩カメラの時代に猖獗をきわめ、小金をもったおじさんたちがよく罹った。発症すると、さして使いもしないカメラやレンズが、つぎつぎと欲しくなる。それにお金をつぎこむ。まあ、一種の「物欲」で、いろいろな形態の「ライカ信仰」を生み出した . . . 本文を読む
わたしは仮想商店街(バーチャルモール)や、オークションサイトで買い物をしたことがない。
アナログ派なので、実感がともなわないと、あまり欲望がわかないのだ。
アパート、マンションの広告は、印刷物からWeb情報へと変えてしまったけれど、
一消費者としては、まだ切換えられなくて、実店舗をうろうろしている。
変なたとえだが・・・。
ネットの向こう側に、すばらしくセクシーな水着美女がいる。
そんな . . . 本文を読む
皆さん、twitterなどにお引越したんだろうか?
このところ、upされる日記が少ないし、アクセス件数も、減少している気がする。
あきっぽいんだなあ、わたしもその傾向があるけど(-_-)
twitter知らないわたしは、ちょい調べてみた。
【ブログ・SNSとチャットの中間のようなシステムを持つ。各ユーザーは140文字以内で「つぶやき」を投稿し、投稿ごとに固有のURLが割り当てられる。自分専用のサ . . . 本文を読む
昨日会社から帰る途中、中古CDを2枚手に入れたので、深夜さっそく聴いてみた。
■ブラームス 交響曲第4番ホ短調
指揮:カルロス・クライバー ウィーン・フィル(1980年)
ブラームスの第4番は、わたしはこれまで、カラヤン、バーンスタイン、ジュリーニで聴いてきた。どの演奏もすばらしいのだが、なんとなく納得しきれていなかった。
クライバーがどれほどの天才かは、いろいろな評論家が書いている . . . 本文を読む
昨日は前橋36.8℃。
今日も最高気温36℃の予測が出ている。
長期予報サイトを眺めると、まだ一週間は、こんな暑さがつづくらしい。
日本は熱帯(亜熱帯)になったのだと、なかばあきれながら覚悟を決めた(;_;)
だけど、けさはとてもすずしかった。
朝晩はコオロギの大合唱。
裏庭には、スズムシもいるらしい。
「調子が狂うよねぇ、これじゃ」
といってみるが、彼らから返事はない、むろん。
7、8年前の . . . 本文を読む
昨日は水曜日だったが、正午まえから、3時過ぎまで仕事だった。
帰りがけに、以前から気になっていたCDを1枚買って帰った。
ブルックナーの交響曲第7番、4枚目となるCD。
疲れ切って、うつらうつらしながら、エアコンの効いたリビングで、そのCDを聴いて過ごした。
そして、ブルックナーとは、向こう岸が見えないほど途方もなく大きな音の河なのだ・・・昨夜は、それを痛感し、タバコを吸ったり、酔いを覚ますため . . . 本文を読む