昨日、仕事帰りに近所のカメラのキタムラへ立ち寄った。
そこで、ちょっとしたいきさつがあり、わたしはドコモから、iPhon4Sへ乗り換えることになった。どんなケータイなのか、じつはカタログも読んではいないのだけれど、20,000円のキャッシュバックやら、もれなく自転車がついてくる・・・というソフトバンクのキャンペーンにまんまとはまった(笑)。
いま使用しているのは、10年ものの、高齢者向けカンタン携帯。通話専用なので、メールも、iモードも、まったく利用してはいなかった。iPhon4を持っている友人が、食事しながら、あれこれネットで調べごとをしているのを見ていても「めんどうなこと、よくやるなあ」といった感想しか浮かばなかったのに。これについてはまた書くことがあるだろう。じつは、クルマに積める自転車が欲しかったのだ^^;犬もついているのかと思ったら、それはないと笑われた。ミニチュアでもいいから、あの犬も欲しかった。
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ところで、オリンパスPENシリーズの呼び物のひとつに、アートフィルターがある。いや、ペンタックスその他のメーカーにも、パソコンで加工する必要のない類似の“effect”モードがある。いうまでもなく、ストレート・フォトが基本なのだけれど、ときどきは、こういったeffectモードで遊んでみるのは、必ずしも「悪趣味」とはいえないとおもう。
撮影者の意図を強調(誇張)してくれたり、リアルとは違うイメージ効果を“意外性”として愉しむことができるのだ。 撮影してみないと、どう写ってくれるかわからない・・・というスリリングな一瞬を味わえる(^_^)/~
冒頭に置いたのは、歩行者用信号で停車中に撮影したもの。
ドラマチックなシーンというわけではなく、小学生の女の子たちの下校風景なのだけれど、右端の一人がこっちを見つめてくれたので、「意味ありげな」写真となった。 . . . 本文を読む
江戸時代には、高崎市を流れる烏川左岸を、中山道が通っていた。高崎市中心商店街や高崎駅があるあたりと比較すると、烏川に向かって坂を下りていく感じの地形であるが、生憎なことに、R17号が視界を遮っているので、川は見えない。
そのあたりに、歌川町、赤坂町がある。中山道はその北で、並榎町を抜けて、豊岡町へとつながっていた。
昔の宿名でいくと、新町宿、倉賀野宿、高崎宿、板鼻宿・・・となっているけれど、その高崎宿と、板鼻宿をむすぶ中間地点。高崎を知っている人でないと、こういってもなんのことかはわからないだろうけれど。
PENの撮影テストをかねて、路肩にクルマを止め、ゆったり歩きはじめた。X10も持ってはいたが、昨日はこちらは裏方さん。数枚しか出番はなかった。
風がほとんどなく、おだやかな小春日和だった。
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カメラマニアな三毛ネコさん、このところ、金属機械式カメラへの偏愛が再燃・・・というか、再発している。いまの時代、いくらアナログ好きとはいえ、銀塩カメラで写真を撮ってみようというのは、一般論でいうと「かな~りのもの好き」ということになる(~o~)一枚撮影するためのコストと時間を考えたら、いくら趣味とはいえ、時代に逆行している。
しかし、そんなアナクロニズムにこだわってみるのは、考え方によったら、たいへんな贅沢ともいえる。ヤシカ124Gがやってきて、その偏愛の世界が、ぐっと眼のまえにせりあがってきた。トップにあげたのは、わたしの“オモチャ”であ~る。
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冒頭に掲げた写真、上からいってみよう(順不同)。1)「déjà-vu」NO.14 特集1「プロヴォークの時代」 特集2「アンゼルム・キーファー」
フォトプラネット1993年刊 2718円+税飯沢耕太郎さん責任編集のこの雑誌は、1990年代に、かなりの影響力をもっていた。
雑誌として高価なので、毎号購入するというわけにはいかなかったけれど、さっき調べたら「安井仲治と1930年代」「ドキュメンタリーの現在」「牛腸茂雄」「ラリー・クラーク」とこれを合わせ、5冊は刊行直後に買って読み、いまでも大切に収蔵してある。
メンバーの高梨豊さんは写真家としてすでに名を知られていたので、プロヴォークといえば、中平卓馬さん、森山大道さんの雑誌であった。
掲載された評論もレベルが高く、読み捨てにはできない充実の内容であったが、営業的にはきびしい売り上げであったらしく、このNO.14をもって、惜しまれつつ廃刊となってしまった。
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2月、3月は俳句の季語にもなっている「ネコの恋」のシーズン。
わが家のオス猫テンちゃんは、夕方になり、腹ごしらえをすますと、眼をランランと輝かして、外へ飛び出していく。
生き物のすべては、本能に忠実。オスネコ同士、領土争いをくり広げて喧嘩して歩き、メスネコのお尻を追いかけ回す。この時季になると、普段は見かけないオスネコが遠方から遠征してきてうろつき回る。窓の下で、ネコどもがうるさく騒ぎ、安眠をさまたけられる・・・な~んてことは、大都会の真っ只中、マンションの高層階に住んでいらっしゃる方以外は、だれもが経験しているだろう。しばらく飽きてほったらかしだったテンちゃん。昨日久しぶりに遊んでやったら大喜び!
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昨日は定休日。疲れが出たのか、心身とも気怠く、午前中はぐったりして、本をパラパラめくったりしてすごした。「もう本は買うまい」と思っているのだけれど、つい・・・。死ぬまでに読み切れないほどの本が、わが家にはすでにある(笑)。まあ、このごろは、あまり時間がかからない写真集や、写真雑誌ばかりだけれど。
「上州風」とは、地元上毛新聞が刊行している、群馬県人向けのカルチャー雑誌で、わたしも、創刊当時、頼まれてほんのちょっと、撮影のお手伝いをさせていただいたことがあった。しかし、ここでいう上州風とは、わたし的に、上州の風に吹かれて・・・というニュアンスをこめて、アバウトな使い方をし、PENで撮っていくアルバムのサブタイトルにもさせていただいた。
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このあいだ手に入れた二冊の写真集について、少しコメントを書いておこう。
1)「Gift」市橋織江 発売所 (株)実業之日本社 2800円+税 2009年刊女性写真家の写真集を、わたしはほとんど持っていない。
唯一の例外が、武田花さん。すでに書いたことがあるけれど、彼女の写真集、写文集は、木村伊兵衛賞を受賞した「眠そうな町」を筆頭に、5~6冊もっている。それから、ナン・ゴールディンの一冊。
登場してきたころの長島有里枝、HIROMIXには関心をもったことがあった。しかし、その作品集をぜひとも手に入れたいとまでは思ったことがない。蜷川実花さんなどは、どちらかといえば「嫌いな」写真家に属する。洪水のようにまき散らされる色(とくに、赤)に、眼がついていかず、「あなたは色情狂ですか?」といってみたくなる(笑)。 唯一「あ、これはおもしろそう・・・」と感じられたのは、川内倫子さんの写真集。だけど、どうしても受け容れがたい写真が、必ず何枚か混じっている。「これとこれ。そしてこれは、いらない写真でしょう」な~んてね(^^;)
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PEN E-P3を手に入れたおかげで、カメラバッグ不足という状況が深刻化してきた(^^;)テーブルの上や、クルマの助手席に、埃よけの信玄袋(ポッシェともいう)に入れて放り出しておくのでは、いささか不用心。しかも、ちょっと哀れ。というわけで、D7000を突っ込んでおいたカメラバッグを、PENへと換えて、D7000用に、約8000円の中型バッグを買ってきた。
色は濃紺。メインの収納スペースのほかに、ポケットが五つもついている。これがそれ。
いまは、マイクロ40mmF2.8付のD7000と、24mmF2.8(35mm換算36mmレンズ)、ほかに、FUJIのX10が入っている。カメラ、レンズのほかには、こんなものも。
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写真の加工技術がすすんでいる。これまでは、フォトショップなど、パソコンの中でレタッチによって加工していたのが、カメラ本体に組み込まれ、ワンタッチで、お気楽お手軽にそれらが愉しめるようになってきた。
写真表現の幅が拡がるので、それ自体は歓迎すべきことだろうと、わたしはおもっている。基本は「スタンダード」モードであり、モノクロームであることさえ忘れなければ――。
しかし、ちょっとまじめな議論をさせてもらえば、なんらかの動機あるいはモチベーションもなしに、そういったフィルターワークにふけるのは、子どもが新しいオモチャに飛びつき、そしてまたたくうちに飽きてしまうのと同じである。そのことを心得たうえで遊んでみる・・・・というスタンスをくずすべきではない。
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