(この日、サイコーの収穫と考えている一枚。不思議ないわば「余情」がただよっている)
7月の七夕まつり、10月の前橋まつりへは、この数年欠かさず撮影に出かけている。
目的はただ一つ、人物スナップを中心にした街角の情景を、カメラに収めて、あとでゆっくりその情景にひたり込みたいと思っているから。
・・・もちろん、わたし自身が(^-^*)/
まずは、下にこの3年間のフォトと感想をしるしたページをLi . . . 本文を読む
「きみの笑顔がママのごちそう」なんてね♪
七夕まつりで賑わう街角、いたるところでこういった光景をお見かけした。もはや「時代のフーゾク」になっている。
昔はどこの家庭にも「家族のアルバム」というのがあったものだけど、写真屋さん45の消滅とともに消えていくのか・・・と思って検索したら、どっこい生き残っていた。どーも失礼しました。
・・・ということは、プリントで写真を愉しんでいる人びとが、ある程 . . . 本文を読む
いやはや、暑さでダウンしそう。今日の館林37度だなんて、あきれるほかない(^^;)
土曜は約2時間半、昨日は一時間半、七夕のお飾りと人出で賑わうストリートを、被写体さがして歩きまわり、汗まみれ。
キャンディッドあり、記念写真あり、ポートレイトあり♪
「こういうことをするのは、今年がピークかもしれないなあ」と思いつつ全力投球。
まつり日だけは、旧市街の活気が甦る。
人びとの笑顔は、太陽のように . . . 本文を読む
いまから9年前の夏。そのころは昆虫写真ばかり撮っていた。
昆虫たちの世界を撮りたくて、デジ一を買い、ほぼ同時期にマクロレンズを手に入れた。
これはオオムラサキの♀。
樹液場の女王といえばコレ!! カブトムシやオオスズメバチを追い払って、餌場を確保する。
地味だけれど、じつは♂よりほんのわずか体が大きい♪
翅をバサリ、バサリと動かす、まるで鳥の羽ばたきのような、その音を聞いたことがあった。
サ . . . 本文を読む
わたしが暮らしているのは、高崎市郊外だけれど、休耕田や耕作放棄地(草がひどく荒れ放題)が年々ふえて、少し歩き回らないと、美しい水鏡を発見できなくなっている(^^;)
歩道橋はペンキが剥がれ、草臥れているものが多い。だけど、ここは4車線道路が開通して数年、サビはまだやってこない♪
ピンク色の歩道橋は、小学生たちの通学経路。
点景人物が欲しくてしばらく待ってみたけれど、あきらめてパチリ!
ピン . . . 本文を読む
友人に頼んであった「モンテーニュ」(中公バックス「世界の名著」24)が、Amazonからやってきた。
ところがトビラを開いてびっくり♪
なんと著者=訳者荒木昭太郎さんのサイン本であった。古書の場合、たまにはあるが、そうめったにないこと。
「フランソワーズ・ランボー様 1980年」
友人はアルチュール・ランボーじゃなくてよかったじゃないか・・・といって笑った。そりゃそうだ(~o~)ガハハ . . . 本文を読む
「ぼくには千年生きたよりも多くの思い出がある」と書いたのはボードレール。
朝一番 大きなくしゃみをしたあとで
彼にあやかって
変形したり 研きこんであったり
すりへっていたり フィクションであったり
半分ちぎれていたり 昭和の演歌ににていたり
・・・する思い出を
指先でころがす。
フーガのリズムで?
そう そいつらは遁走する。
追いかけても すぐに姿を見失う。
DNAには決して書き込まれることの . . . 本文を読む
深夜のバーカウンターに片肘をつき
ゆっくりと 舐めるように
マティーニを飲んでいた横浜の夜。
あれから二十数年が横をすり抜けていった。
「やあ お久しぶり
いまでも元気ですか?」
女友達の乾ききらない髪の感触が
危険な原色のイルミネーションとなって甦る。
ジンとベルモットのバランスの上にきみとぼくが乗っていてね
きみがジン ぼくがベルモット・・・
いや その逆だった夜もあった。
「ねえ 明日どこ . . . 本文を読む
田舎にある、小さなローカル鉄道の無人駅。
ひょいとのぞくと、可愛らしいお下げの女の子が宿題を盛大に拡げていた。
これが最初の一枚。このあと、話をしながら7-8枚は撮影している。
人物スナップは大抵「最初の一枚」が一番イイ♪
まあ例外もあるけど、表情・しぐさは、時間がたつにしたがって固まってしまうからだ。
撮影してから何年になるだろう、もう中学生かな?
一期一会は手あかにまみれたことばとなっ . . . 本文を読む
(これは同じ日の道路工事現場。遠くに黒い高層建築が見えるが、これは地元の某短大)
この写真をmixiのつぶやきにUPしたところ、
マイミクのtakkさんから、つぎのような鋭い、理知的なコメントが寄せられた。
《この写真には心惹かれるものがあります。 「土手」の向こうの建物があるから「絵」になっているのですね。 アメリカの画家、エドワード・ホッパーの作品によく似たものがあったことを思い出し . . . 本文を読む