二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

浴衣姿の美男・美女のいる街角で

2017年07月11日 | Blog & Photo
(この日、サイコーの収穫と考えている一枚。不思議ないわば「余情」がただよっている) 7月の七夕まつり、10月の前橋まつりへは、この数年欠かさず撮影に出かけている。 目的はただ一つ、人物スナップを中心にした街角の情景を、カメラに収めて、あとでゆっくりその情景にひたり込みたいと思っているから。 ・・・もちろん、わたし自身が(^-^*)/ まずは、下にこの3年間のフォトと感想をしるしたページをLi . . . 本文を読む
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きみの笑顔がママのごちそう♪

2017年07月11日 | Blog & Photo
「きみの笑顔がママのごちそう」なんてね♪  七夕まつりで賑わう街角、いたるところでこういった光景をお見かけした。もはや「時代のフーゾク」になっている。 昔はどこの家庭にも「家族のアルバム」というのがあったものだけど、写真屋さん45の消滅とともに消えていくのか・・・と思って検索したら、どっこい生き残っていた。どーも失礼しました。 ・・・ということは、プリントで写真を愉しんでいる人びとが、ある程 . . . 本文を読む
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まえばし発

2017年07月10日 | Blog & Photo
いやはや、暑さでダウンしそう。今日の館林37度だなんて、あきれるほかない(^^;) 土曜は約2時間半、昨日は一時間半、七夕のお飾りと人出で賑わうストリートを、被写体さがして歩きまわり、汗まみれ。 キャンディッドあり、記念写真あり、ポートレイトあり♪  「こういうことをするのは、今年がピークかもしれないなあ」と思いつつ全力投球。 まつり日だけは、旧市街の活気が甦る。 人びとの笑顔は、太陽のように . . . 本文を読む
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オオムラサキの♀を撮影した夏

2017年07月09日 | Blog & Photo
いまから9年前の夏。そのころは昆虫写真ばかり撮っていた。 昆虫たちの世界を撮りたくて、デジ一を買い、ほぼ同時期にマクロレンズを手に入れた。 これはオオムラサキの♀。 樹液場の女王といえばコレ!! カブトムシやオオスズメバチを追い払って、餌場を確保する。 地味だけれど、じつは♂よりほんのわずか体が大きい♪ 翅をバサリ、バサリと動かす、まるで鳥の羽ばたきのような、その音を聞いたことがあった。 サ . . . 本文を読む
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ピンクの歩道橋

2017年07月08日 | Blog & Photo
わたしが暮らしているのは、高崎市郊外だけれど、休耕田や耕作放棄地(草がひどく荒れ放題)が年々ふえて、少し歩き回らないと、美しい水鏡を発見できなくなっている(^^;)  歩道橋はペンキが剥がれ、草臥れているものが多い。だけど、ここは4車線道路が開通して数年、サビはまだやってこない♪  ピンク色の歩道橋は、小学生たちの通学経路。 点景人物が欲しくてしばらく待ってみたけれど、あきらめてパチリ!  ピン . . . 本文を読む
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「エセー」の訳者サイン本

2017年07月07日 | エッセイ・評論(海外)
友人に頼んであった「モンテーニュ」(中公バックス「世界の名著」24)が、Amazonからやってきた。 ところがトビラを開いてびっくり♪  なんと著者=訳者荒木昭太郎さんのサイン本であった。古書の場合、たまにはあるが、そうめったにないこと。 「フランソワーズ・ランボー様 1980年」  友人はアルチュール・ランボーじゃなくてよかったじゃないか・・・といって笑った。そりゃそうだ(~o~)ガハハ  . . . 本文を読む
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思い出のフーガ(ポエムNO.2-95)

2017年07月07日 | 俳句・短歌・詩集
「ぼくには千年生きたよりも多くの思い出がある」と書いたのはボードレール。 朝一番 大きなくしゃみをしたあとで 彼にあやかって 変形したり 研きこんであったり すりへっていたり フィクションであったり 半分ちぎれていたり 昭和の演歌ににていたり ・・・する思い出を 指先でころがす。 フーガのリズムで? そう そいつらは遁走する。 追いかけても すぐに姿を見失う。 DNAには決して書き込まれることの . . . 本文を読む
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七夕の夜、マティーニの夜(ポエムNO.2-94)

2017年07月06日 | 俳句・短歌・詩集
深夜のバーカウンターに片肘をつき ゆっくりと 舐めるように マティーニを飲んでいた横浜の夜。 あれから二十数年が横をすり抜けていった。 「やあ お久しぶり いまでも元気ですか?」 女友達の乾ききらない髪の感触が 危険な原色のイルミネーションとなって甦る。 ジンとベルモットのバランスの上にきみとぼくが乗っていてね きみがジン ぼくがベルモット・・・ いや その逆だった夜もあった。 「ねえ 明日どこ . . . 本文を読む
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無人駅の待合室

2017年07月06日 | Blog & Photo
田舎にある、小さなローカル鉄道の無人駅。 ひょいとのぞくと、可愛らしいお下げの女の子が宿題を盛大に拡げていた。 これが最初の一枚。このあと、話をしながら7-8枚は撮影している。 人物スナップは大抵「最初の一枚」が一番イイ♪  まあ例外もあるけど、表情・しぐさは、時間がたつにしたがって固まってしまうからだ。 撮影してから何年になるだろう、もう中学生かな?  一期一会は手あかにまみれたことばとなっ . . . 本文を読む
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一枚の写真、その奥深さを考える ~マイミクtakkさんのコメントに感動

2017年07月05日 | Blog & Photo
(これは同じ日の道路工事現場。遠くに黒い高層建築が見えるが、これは地元の某短大) この写真をmixiのつぶやきにUPしたところ、 マイミクのtakkさんから、つぎのような鋭い、理知的なコメントが寄せられた。 《この写真には心惹かれるものがあります。 「土手」の向こうの建物があるから「絵」になっているのですね。 アメリカの画家、エドワード・ホッパーの作品によく似たものがあったことを思い出し . . . 本文を読む
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