
マルクスの資本論以後1990年のソビエト共産主義の崩壊までを
第一次共産主義運動とすれば、つまり第1波とすれば、
共産主義運動は此れからが本番と言う事になります。

エリオット波動は、第一波は第二波で初期の段階近くまで修正される、つまり
略壊滅すると言う事です。ソ連の崩壊で多くの人が歓喜し共産主義は
崩壊したと云う識者が殆どです。何を馬鹿な事を云っているのです。

中国共産党は、羊の皮被り大戦略で見事に蘇り、北は全く崩壊の兆しはなく、
米国は足元のあのか弱そうなキューバでさえも対処出来ないのです。

つまり歴史が動いたら、どんな大国と云えどもその時代の流れを変えることは
出来ないとの事です。中国共産党が実質滅びた? 馬鹿を言ってはいけません
核ミサイルを増やし、宇宙開発で先進資本主義国に並び、軍備を大幅に
拡張し、日本を恫喝し、米に対抗しようとしているのです。

技術を盗まれ、ど突かれ、殴られて、焼かれても中国を撤退しないマゾヒスト
の日本の企業は全て吸い取られる運命なのです。

ソビエトと比較しても彼の国の戦略は大成功です。さすが孫子の兵法の国です。
その現実に応用する能力は、全く持って素晴らしいの一言に尽きます

さすが大戦略思想家の毛沢東の国です。日本など戦略と云う面からはまだまだ
足元にも及ばない赤子です。

さて、第二次共産主義運動は、第二波で壊滅したように見えるがこれからが
素晴しい活躍を見せるのです。マルクスが泣いて喜ぶ姿が見えます。

先進資本主義国から共産主義≒社会主義≒武人の時代≒軍国主義≒世界同時革命
の時代が来るのです。英米仏と連続的に資本主義が崩壊し、富者の代表は
退き、多くの庶民の代表が国家を握るのです。

これは簡単です。ロシア帝国から権力を奪うには、革命が必要≒武力が必要
でしたが、今は投票するだけで1%の富裕層は負けるのです。

それを防ぐには、反革命しかありません。これが内乱を誘発するのです。勿論
勝者は次代の流れに乗っている勢力です。


2032年から本格的な、共産主義第二次運動が始まると思います。
第二があれば第三次共産主義運動も当然あります。これは日本と独・伊の資本主義
が滅びる前後から始まります。2138年が日本の共産党の凱歌の時です。

日本の共産党は今回は蚊帳の外です。お預けと言う事です。100年先に英米仏が
第二次共産主義運動の成果を受けます。此れは、トロツキーの云う連続共産主義
革命、世界同時革命に相当します。私も信じたくないですが、本当かな?


