歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

名誉を最も重んじる時代の悲劇

2012年10月25日 09時01分17秒 | 中東
http://www.geocities.jp/obobsyco/others.htm

MUTLULUK (2007) : 至上の掟 <トルコ/ギリシャ>
監督:アブドッラー・オウズ



あるトルコの貧しい村で、17歳の少女メリエムはレイプされる。 メリエムは犯人の名前を言わない。 しかし、レイプであれなんであれ、この村では女性は結婚前にセックスをしたら一族の恥だということで、死を選ばなければいけない酷い因習がある。 メリエムは首吊り縄を投げつけられるが自殺できない。 そこで兵役から村に戻ってきた青年セマルが、メリエムをイスタンブールに連れて行き暗殺してこいと命じられる。 イスタンブールに行ったものの、セマルはメリエムを殺すことが出来ない。 殺さないと村には帰れない。 そこでセマルはメリエムを連れてさまようことになる。
主人公の少女の純粋さに心が洗われるようだった。 少女も苦しんでいるけど、それ以上に命令を執行できない青年の方が苦しみは大きくて、そんなふたりが、目を見張るような美しいエーゲ海を航海するのはロマンチックであるのと同時に残酷で、近代社会と昔からの因習に囚われる古い世界が混ざり合う、不思議な映画だった。
とにかく健気なメリエムがとても愛らしいの。 でもただ純粋なだけはなくて、気丈なところもある。 継母に、あんたは自殺しな、って首吊り縄を投げつけられた時、言いつけ通りに首を釣ろうとするんだけど、窓越に継母が様子を覗いているのを観て、自殺なんてしてたまるかって考え直すのね。 セマルにイスタンブールで拳銃を向けられたときは、「わかった、私は死ぬわ、でも父に、私は何も悪いことをしてないって伝えて、それから怖いから目隠しをさせて。」なんて目をウルウルさせて言われたら、セマルは殺せるわけ無いよな。
最後に村の衆がメリエムを殺しに追ってくるところはスリル満点。 『闇の列車、光の旅』と雰囲気が似ていて、あの映画みたいに、この逃避行も悲劇に終わりそうなんだもの。 お願いメリエム死なないで~、って心から叫んだわ。 さてこのふたりの最後は!?


この様な映画を見せられたら、遅れた社会の因習の残酷さが見えてきます。
“この様な社会なら、潰しても良いかな”と、“過激派のネオコンが
考えても不思議ではない”と考える人も出そうです。







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英国BBC楽屋裏でレイプされ続ける子供達

2012年10月25日 08時08分22秒 | 欧米
http://www.newsweekjapan.jp/joyce/2012/10/post-60.php
イギリスに於ける、NHKと同様な立場のBBC放送の問題点。

BBCの子供番組の人気司会者が楽屋裏で少女たちを暴行し続けていたと云う醜聞。


強制的にお金を国民から取り立てて、その監査が弱い又は出来ない世界の
怖さを表わしています。イギリスの王室からBBCまでの醜聞は
英国の崩壊が始まっていることを表わします。
最後はどんな劇的な幕切れとなるのかな?


毛沢東も晩年は毎晩若い女性や少女が閨房での相手をさせられたと云う。
民間でない組織、つまり社会主義の組織=国家の組織=皇帝の組織=強いものの
組織では、犯罪は隠されやすいのです。又は極端に成り易くなります。


此れが、金融帝国主義が崩壊後の世界、社会正義の追及=社会主義=社会民主主義
≒共産主義等の人治主義が齎す、形式法治主義の資本主義が齎す世界と異なる、
世界です。ソビエトのスターリン、毛沢東、金王朝等が齎す世界です。
共産主義≒社会主義の怖い負の一面を形成します。

 
この時代は、良いか悪いかではなく、歴史の流れそのものです。犠牲者にならない
ようにするには社会の監視も大切ですが、最後は個人の正当防衛が
最も大切です。何時の時代も自己防衛が大切です。


子供の時から、正当防衛や危険が及んだ時の対処方法を教えるのが大切でしょう。
庶民は、例え少年少女が犠牲になっても、国家の為社会の為と云う言葉に
最も弱いのです。沖縄の少女がレイプされても同じです。
お国の為には、ミザル言わ猿聞かざる。

支配者がサディストなら、民衆はマゾヒストと言う事でしょうか?





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