歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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重要な小児期の栄養・遅れはキャッチアップできない?

2014年06月06日 22時29分08秒 | 栄養学
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140605005

栄養失調の子供が“追い付けない”理由    Karen Weintraub    for National Geographic News June 5, 2014

 栄養失調の子供の命を救う方法はわかっている。しかし、栄養状態が改善しても成長が追い付かない理由はまだわかっていない。最新の研究によれば、その答えは“腹の虫”にあるかもしれない。

「Nature」誌に6月4日付で発表された研究論文によれば、栄養失調の乳幼児の消化管では微生物の生態系が確立されていないという。現在の治療法では、この生態系を成熟させることはできない。ワシントン大学で腸内微生物叢の研究を行うジェフリー・I・ゴードン(Jeffrey I. Gordon)氏は、過去に栄養失調だった子供が低身長や免疫の問題、知的障害を抱える理由の説明になるかもしれないと話す。

「現在の治療法には何かが足りない」。ゴードン氏は新たな治療法として、栄養補助食品をもっと長く食べ続けること、体に良い影響を与える微生物プロバイオティクスのサプリメントを摂取することを提案している

 子供の腸内微生物叢と免疫系、脳は同時に成長しているようだとゴードン氏は話す。子供の成長とともに腸内に形成される微生物叢の健全な状態がわかれば、栄養失調のような健康状態に陥っているとき、何が異常かを解明でき、治療法の改善につながるはずだとゴードン氏は期待する。

「われわれ人間の成長は微生物叢の成長を伴う。生まれてからの変化を見守り、正常な状態を把握しなければならない」とゴードン氏は話す。「われわれが健全に成長し、すべての潜在能力を引き出すには、おそらく腸内微生物叢の健全な成長が必要なのだろう」。

 生まれたばかりの赤ん坊の消化管に微生物は存在せず、生後2年をかけて微生物のコロニーが形成される。この微生物が生涯にわたって健康に影響を及ぼしている可能性が高い

 ゴードン氏の研究チームはまず、バングラデシュの健康な子供50人を対象に、生後2年にわたって月1度のペースで便の試料を採取した。その結果、24種の微生物の組み合わせを見れば、微生物の生態系の成熟度を予測できるとわかった。

 健康な子供の場合、下痢になると微生物の生態系はいったん崩れるものの、すぐに回復すると、論文では述べている。

 ゴードン氏らは次に、栄養失調や下痢で入院している乳幼児64人の便を調べた。子供たちは1~2週間にわたって抗生物質と栄養補助食品を摂取し、その後、家族に栄養補給の方法が指導された。

 ところが、もともと崩れていた微生物のバランスが最初に少し改善しただけで、その後はほかの子供に大きく水をあけられているとゴードン氏は話す。

「食事だけで改善させるのは無理なようだ」。


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● この意味することは、母親の庇護のもとにある時期は、全人生を決定する可能性があるということです。

● 生まれてからの数年間は、特に栄養は重要であり、親の愛情は非常に大切ということです。日本でも
  みつごの魂百歳まで、と云われますが、これと関係もあるといえましょう。

● 単に肉体的なものだけでなく、知能も遅れるというところに、悲惨な問題が見られます。脳自体が
  肉体=物質ですから、当然といえば当然ですが。

● ここに貧困の悪循環や、途上国の問題等が関係している可能性はあります。十分な食べ物は国民の単に
  体格の問題のみでなく、知能にも関与して事は、農業の重要性が再認識されます。

● 従って、最近日本人の体格の向上が滞っている事は、知能が滞っている事にもつながる可能性があります。
  クル病や原因不明の病気が増えている事は、国家は政治家は真剣に考えることが必要です

● 農協も政治的な行動や自己の利益のみでなく、国民の栄養的な観点からも、真剣に農業を発展させること
  必要でしょう。そうでなければ、国民から愛想をつかされます。

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歴史の過ちを繰り返す・危うい安倍外交

2014年06月06日 09時49分15秒 | 戦争
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140527/265528/?n_cid=nbpnbo_top_rcmd


ついに「属国に戻れ」と韓国に命じた中国

読者からの質問に答えて(14)


 中国が韓国に「属国に戻れ」と命じた。韓国の「離米従中」もここまで来たか、と思わざるを得ない。読者の疑問に答える。

「朝貢しろ」

「中国が韓国に『朝貢しろ』と言い出した」と聞きました。

鈴置:5月15日に朝鮮日報が「中国の朝貢論 日本の嫌韓論」(韓国語)という記事で報じました。筆者は政治部のぺ・ソンギュ次長。日本語版にも載りましたから、こちらでも結構、話題になりました。

 日本語版の無料サイトは期限切れで、同紙会員以外は読めなくなっています。韓国語版では有料セクションに載りました。そこでこの記事の「朝貢要求」の部分を以下に要約します。
•少し前、韓中の政府間の定期協議で中国の当局者が韓国政府の関係者に対し「朝貢外交に戻ったらどうか」と探りを入れる発言をしたという。

•朝貢とは中国周辺の国が中国に定期的に使節を送り貢物を納める代わりに、中国から安全を保障され貿易する前近代的な国際関係だ。

昨年、中国の一部学者が主張し始めた「朝貢外交復活論」を中国の当局者が口にしたのは初めてだ。公式的な発言ではないにしろ、当局者が口にするにはあまりに不適切だ。

関ヶ原の戦いの前

属国に戻れ、ということですね。

鈴置:その通りです。中国の歴代王朝は1895年に日清戦争で敗れるまで、朝鮮半島の王朝を冊封体制に組み込んでいました。長い間、中国人にとって朝鮮は属国、朝鮮人にとって中国は宗主国だったのです(注1)。

(注1) 冊封体制や「朝貢国」「属国」に関しては京都府立大学の岡本隆司准教授が「『対馬は韓国のものだ』と言い出した韓国人」「『中華世界』復活を喜ぶ韓国人」で分かりやすく説明している。

 朝鮮は1910年に日本の植民地となったのですが、日本が負けたために1945年に独立、同時に南北に分かれました。韓国は朝鮮戦争(1950-1953年)を機に米国と同盟を結び、その勢力圏に入りました。

 韓国は米国のもとで経済成長に成功しました。そこに今、中国が「朝貢しろ」つまり「米国の子分はやめてこっちに戻れ」と言い出したのです。

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● 今回の北朝鮮との外交は、日本のやくざ国家への屈服を意味します。拉致被害者を返すから〝誠意を示せ”とは
  やくざの常とう手段です
。決してお金を寄こせとは言いませんが、同じことです。韓国も同様に
  この言葉を、戦後叫び続けています


● 人道的な救出劇を演じながら、実はやくざ国家への身代金を払う行為と全く同じです。これでは今後もお金が
  ほしいときは、拉致してくださいということと同じです。

● 前にも警告しましたが、安倍首相の危うさが、だんだんと明らかになっています。韓国への慰安婦問題での
  妥協と北朝鮮への屈服
。人気取りのための外交とは思いますが、中国との対決に備えての、半島の
  取り込みと考えているなら、間違いの元でしょう。肝が据わっていない人のやり方です。

● いつも書いているように、武人国家≒やくざ国家は、武力による支配と、自主・独立、勇気と戦いの戦士の国
  ですから、他人に屈服することを非常に嫌うどころか、逆に他国を脅迫・侵略するのが基本的精神です

● もし、北朝鮮を中国に対する〝駒”として、利用したいと思っているなら、大きな誤解でしょう。逆に朝貢する
  駒として利用されるのが落ちです。今回も精々ある程度の被害者を返して、お金を要求して来るでしょう。
  今回が2回目ですから、3回目の為に人質は残しているということです。

● わずかの国民の為に、膨大なお金が北に〝朝貢される”わけである。大陸半島は武人≒ヤクザ国家ですから、
  無視が最も良い外交です。国益上、大陸や半島を経済力をつけさせるのは、非常に危険な事です。
  膨大なお金は軍事費に回り。自らの首を絞めることになるのは、中共で証明済みです


● 人気取りや一時的な経済的効果=お金の為には何でもする資本主義の資本家的行為は、欧米がソ連や中国を
  育てて、リスクを冒してきた歴史を繰り返すものです
。又世界的な赤の陰謀でも有ったことは分かってきています。

● 豊かになれば民主主義になると誤解しているUSAの左翼陣営の危険な認識は、中国を育てて猫から虎に変身させて
  いるのです。強くなった武人国家は、初めは弱い国家=周辺の弱小国家を食べていますが、やがて
  その貪欲を満たすために、また勇気を試すために世界に挑戦・侵略するのです。


● 大陸半島は、昔のままで、貧しく経済力のない状態が、世界のためには理想的です。
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