★ BDORT 医学による、電磁波障害の分子レベルの変化 - 前回の抜粋。
① 循環障害が生じる(Thromboxane B2の増加)→有効な薬剤が患部に到達しにくくなる。
② アセチルコリンの減少
③ セロトニン(Serotonin)の減少→ウツ症状の誘発、暴力を奮うようになる
④ Oncogene C-fos Ab2の増加
⑤ Integrin α5β1の増加
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上記①~⑤の分子レベルでの変化は、前回書いた㋔リング医学での知見です。一般の医師でも
これを理解することは、難しいと思いますので、できるだけ平易に解説してみたいと思います。
今日は①の意味を検討します。
①は以前から何度も書いてるように、油脂のリノール酸やEPA/DHA等に関与している分子です。
● 健康は、基本は肉体を形成する細胞ひとつ一つの健康とも言えます。個々の細胞が健康な
環境で生きることがすなわち、全体としての肉体の健康に結びつくのです。
● 我々動物の細胞は、細胞膜というものに包まれて生きていますから、その細胞膜は生命
そのものです。この細胞膜がなければ、生命は存在できないのです。従って
その構成要素を否定することは生命そのものを否定する事なのです。
〇 細胞膜の主な構成要素は、脂質です。表現を変えれば動物の脂肪です。種類は図のようにいろいろ
あります。一価不飽和脂肪酸や飽和脂肪酸は、人間の体内で合成できますから、
栄養としてはまったく無視できます。
〇 問題なのは、体内で合成できない多価不飽和脂肪酸です。これには大きく分けて2種類の油脂があります。
オメガ3系統とオメガ6系統です。今回は詳しくは書きませんが、オメガ3系統が
善玉でオメガ6系統が悪玉と思えば良いです。この悪玉のオメガ6系統の油脂が増えて
現代病が増えていることは、日本油脂学会の研究ですでに分かっている事なのです。
〇 これらは油脂は細胞膜に蓄えられて、細胞の色々な機能に関係しています。つまり局所の細胞間の
情報伝達や様々な機能に関与しているのです。ホルモンは血流に乗って遠隔地に作用しますが、
多価不飽和脂肪酸から合成される機能分子≒プロスタグランディン類=PGsは
局所に作用するので、別名局所ホルモンともいわれます。
〇 つまり、生きていくためにはこれらのPGsが必要なのです。これを否定する事は出来ません。
言い換えれば、栄養学で動物性の脂肪がよくないという表現は、動物という生命を
否定する事と同じなのです。馬鹿な自己矛盾というわけです。
● 図にあるように、この多価不飽和脂肪酸が、細胞膜から切り離されて、種々のPGsになり
様々な反応が起きます。平滑筋の収縮や拡張、血小板の凝集や血栓の形成、
炎症の強弱など色々な生命現象に関係します。
● さて話は戻りますが、㋔リング医学でいうThromboxaneB2=TXB2の増加
というのは図のように、TXA2の代謝産物です。つまり言い換えればTXA2が増えるということです。
名前から想像できるように、Thromboというのは血栓の事です。
● つまりこれは、血管や気管支などの平滑筋を強力に収縮するのみでなく、血小板を凝集し強力に
血栓を作ります。これが異常に起これば、
● 医学的には、血流の障害や血管の閉塞、喘息などを強力に起こすことになります。脳卒中や心筋梗塞
喘息や激しい皮膚炎などがこれに相当します。勿論頭痛を含めて全身の何処が痛くなっても良いのです。
◎ これが、循環障害を生じて、患部に必要な薬が届かないということになるのです。
◎ 届かないというレベルの問題ではありません。現代増えているいわゆる〝生活習慣病”そのものを
起こすのです。つまり、生活習慣病ではなく、環境病ということです。
◎ 電磁波が作用する→ 全身の細胞から多価不飽和脂肪酸(リノール酸・EPA)が切り離されて →
TXA2≒TXB2が増える → 様々な生活習慣病が起こる。 ということになります。
● 次は、オメガ3と6の比較や、EPAの特徴を書きます。なぜ魚油が治療には良いかです。
① 循環障害が生じる(Thromboxane B2の増加)→有効な薬剤が患部に到達しにくくなる。
② アセチルコリンの減少
③ セロトニン(Serotonin)の減少→ウツ症状の誘発、暴力を奮うようになる
④ Oncogene C-fos Ab2の増加
⑤ Integrin α5β1の増加
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上記①~⑤の分子レベルでの変化は、前回書いた㋔リング医学での知見です。一般の医師でも
これを理解することは、難しいと思いますので、できるだけ平易に解説してみたいと思います。
今日は①の意味を検討します。
①は以前から何度も書いてるように、油脂のリノール酸やEPA/DHA等に関与している分子です。
● 健康は、基本は肉体を形成する細胞ひとつ一つの健康とも言えます。個々の細胞が健康な
環境で生きることがすなわち、全体としての肉体の健康に結びつくのです。
● 我々動物の細胞は、細胞膜というものに包まれて生きていますから、その細胞膜は生命
そのものです。この細胞膜がなければ、生命は存在できないのです。従って
その構成要素を否定することは生命そのものを否定する事なのです。
〇 細胞膜の主な構成要素は、脂質です。表現を変えれば動物の脂肪です。種類は図のようにいろいろ
あります。一価不飽和脂肪酸や飽和脂肪酸は、人間の体内で合成できますから、
栄養としてはまったく無視できます。
〇 問題なのは、体内で合成できない多価不飽和脂肪酸です。これには大きく分けて2種類の油脂があります。
オメガ3系統とオメガ6系統です。今回は詳しくは書きませんが、オメガ3系統が
善玉でオメガ6系統が悪玉と思えば良いです。この悪玉のオメガ6系統の油脂が増えて
現代病が増えていることは、日本油脂学会の研究ですでに分かっている事なのです。
〇 これらは油脂は細胞膜に蓄えられて、細胞の色々な機能に関係しています。つまり局所の細胞間の
情報伝達や様々な機能に関与しているのです。ホルモンは血流に乗って遠隔地に作用しますが、
多価不飽和脂肪酸から合成される機能分子≒プロスタグランディン類=PGsは
局所に作用するので、別名局所ホルモンともいわれます。
〇 つまり、生きていくためにはこれらのPGsが必要なのです。これを否定する事は出来ません。
言い換えれば、栄養学で動物性の脂肪がよくないという表現は、動物という生命を
否定する事と同じなのです。馬鹿な自己矛盾というわけです。
● 図にあるように、この多価不飽和脂肪酸が、細胞膜から切り離されて、種々のPGsになり
様々な反応が起きます。平滑筋の収縮や拡張、血小板の凝集や血栓の形成、
炎症の強弱など色々な生命現象に関係します。
● さて話は戻りますが、㋔リング医学でいうThromboxaneB2=TXB2の増加
というのは図のように、TXA2の代謝産物です。つまり言い換えればTXA2が増えるということです。
名前から想像できるように、Thromboというのは血栓の事です。
● つまりこれは、血管や気管支などの平滑筋を強力に収縮するのみでなく、血小板を凝集し強力に
血栓を作ります。これが異常に起これば、
● 医学的には、血流の障害や血管の閉塞、喘息などを強力に起こすことになります。脳卒中や心筋梗塞
喘息や激しい皮膚炎などがこれに相当します。勿論頭痛を含めて全身の何処が痛くなっても良いのです。
◎ これが、循環障害を生じて、患部に必要な薬が届かないということになるのです。
◎ 届かないというレベルの問題ではありません。現代増えているいわゆる〝生活習慣病”そのものを
起こすのです。つまり、生活習慣病ではなく、環境病ということです。
◎ 電磁波が作用する→ 全身の細胞から多価不飽和脂肪酸(リノール酸・EPA)が切り離されて →
TXA2≒TXB2が増える → 様々な生活習慣病が起こる。 ということになります。
● 次は、オメガ3と6の比較や、EPAの特徴を書きます。なぜ魚油が治療には良いかです。