★ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161218-00149049-toyo-bus_all
極右ルペン氏の仏大統領選出は止められるか
東洋経済オンライン 12/18(日) 15:00配信
来年のフランス大統領選は、既成政党の代表であるフィヨン元首相が、極右の国民戦線のルペン党首(写真)の挑戦を受ける構図となってきた。パリで11月16日撮影(ロイター/Charles Platiau)
フランス最大野党の共和党は11月27日、2017年春の大統領選挙の中道・右派陣営の統一候補として、フランソワ・フィヨン元首相を選出した。フィヨン氏は共和党の決選投票で67%の票を獲得し、アラン・ジュペ元首相に大勝した。
世論調査でフィヨン氏はジュペ氏やニコラ・サルコジ前大統領に続く3番手とみられていた。しかし、英国民投票でのEU(欧州連合)離脱派の勝利や、米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利が後押しして逆転した。
投票前の最後の討論会で、フィヨン氏が自身をジュペ氏やサルコジ氏より信頼できる候補者だとアピールしたことも効いたようだ。サルコジ氏は11月20日の予備選で敗退し、政界引退を表明した。
フランソワ・オランド現大統領の支持率は史上最低の8%だ。そのため17年5月の大統領選の決選投票における焦点は、フィヨン氏が極右政党・国民戦線のマリーヌ・ルペン党首に勝てるかに移っている。
■中道左派には有望な候補なし
ジュペ氏は穏健な候補者とされ、左翼から見ればルペン氏への対抗馬となりうる人物だった。しかし、フィヨン氏はジュペ氏よりはるかに右寄りで、左翼にとってはルペン氏と大差ない。このため中道左派寄りの第3の候補が望まれるが、適当な人物が見当たらない。
中道左派で考えうる候補の一人が、エマニュエル・マクロン元経済相だ。銀行出身の改革派ではあるが、現在の支持率は14%にすぎない。マニュエル・ヴァルス現首相も出馬の意思があるとされるが、支持率はオランド大統領をわずかに上回る9%にとどまっている。
これ以外に見当たるのは、左翼党のジャン=リュック・メランション共同党首(支持率13%)や、マクロン氏の前任の経済相で、見栄えはするが決断力を欠くアルノー・モントブール氏くらいだ。
2002年の再現なるか?
このままいけば、左翼の有権者は02年の大統領選と同様の行動を取るかもしれない。当時ルペン党首の父が決選投票に残り、有権者は中道右派のジャック・シラク氏にあえて投票して勝たせた。ただ、フィヨン氏が当時のシラク氏と同程度の支持を得られるかは不透明である。
フィヨン氏の支持基盤は地方に住む、カトリック教徒の退職者だ。同氏自身もカトリック教徒を自認しており、同性愛者が結婚する権利の廃止までは求めていないが、同性愛者のカップルが養子を迎えることには反対している。
フィヨン氏とルペン氏にはいくつかの違いがある。フィヨン氏は経済学的にリベラル派でルペン氏は保護主義派。フィヨン氏は公務員50万人の削減を提唱しているが、ルペン氏は強い政府を志向している。
またフィヨン氏はユーロ圏やEUへの残留を主張する可能性があるが、ルペン氏は離脱を望んでいる。
■最後まで予断は禁物
カトリックは依然として多くのフランス人有権者に影響力を持っている。教会自体はカトリック教徒を国民戦線から遠ざけて、より伝統的な保守勢力を支持させたいと考えている。イスラム女性が肌を覆い隠す水着のブルキニを着用するのを禁じる法律を強く支持したことで、極右組織もフィヨン氏の支援に回っている。
現在の政治情勢からすれば、来年の大統領選ではフィヨン氏が26%、ルペン氏が24%の得票を得て決選投票に進む見通し。決選投票ではフィヨン氏が67%の票を獲得して勝利すると見られている。
だが、英国民投票や米大統領選は予想外の結果に終わった。どちらが勝つかは開票作業が終わるまで予断を許さない。
(週刊東洋経済12月17日号)
ユーゴ・ドロション
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
● 流れはいつも書いているように、2059年前後に、仏に武人革命が起きて、仏の
自由平等博愛の思想は消滅します。つまり仏の近代資本主義は崩壊するのです。
● これは歴史的な形式の上では、イスラムに手を出し、怒ったイスラムのテロで
滅びるという形になりますが、実際はシステム=自由平等博愛の制度が
老化で滅びるのです。270年の寿命はかくも厳しいのです。
● 人間に例えれば、老化すると、風邪は万病のもとと言われるように、簡単に風邪で
肺炎や脳炎などにより、死亡するのと同じです。簡単な出来事に対処できなくて
崩壊するという形式をとります。たとえどんなに医療が進歩してもです。
● 例えば、ソ連が崩壊したときの象徴として、アル中のエリチィンが一人で、戦車の上に
立って旗を振り、勝利を宣言しましたが、その時に軍隊やKGBは一つの銃声で
彼を殺せる立場にいましたが、しかししませんでした。
● もう誰もが、問題解決のできない、ソ連共産党に愛想を尽かしていたからです。
USAで言えば、アジアで中国の周辺国侵略に全く対処が出来ず、フィリピンの
Duterte 大統領に、売春婦の息子はアジアから出て行けと罵倒されて、
● 多くのフィリピン人が大喝采をしたことに表れています。もはやオバマは自国の
問題のみならず、同盟国にも愛想を尽かされ、アジアの問題も
解決できないのです。というよりも、何もできないのです。
● これが時代の転換期です。個人の能力は関係ありません。時代の流れに合わせてしか
我々は生きられないのです。老化したシステムは、解決能力を持たず、
ただ崩壊するのを見守るしかないのです。
● 従って、英国やUSAに続いて、仏もその流れが来る=寿命が来るのは避けられません。
USA/英国に遅れること13年目、2028~2029年までには、政権は
国民戦線の手に落ちているのです。
● そして徐々に、自由平等博愛の精神は消え去りゆき、仏資本主義は2059年には
滅びるのです。その後は旧ソ連国で大混乱が今も続いているように、
旧先進資本主義国で大混乱が起こり、
● その後、270年間の、世界戦国時代が始まるのです。まるで優秀な人類の遺伝子のみを
残すかのような、殺し合いが始まるのです。人口調整の大殺戮でしょう。
ローマクラブの希望はここに、自らの世界で実現するのです。
● 貴方も、自分の遺伝子を磨く努力をしないと、何時ブラックリストに載るかも
知れませんぞ・・・・・・。
極右ルペン氏の仏大統領選出は止められるか
東洋経済オンライン 12/18(日) 15:00配信
来年のフランス大統領選は、既成政党の代表であるフィヨン元首相が、極右の国民戦線のルペン党首(写真)の挑戦を受ける構図となってきた。パリで11月16日撮影(ロイター/Charles Platiau)
フランス最大野党の共和党は11月27日、2017年春の大統領選挙の中道・右派陣営の統一候補として、フランソワ・フィヨン元首相を選出した。フィヨン氏は共和党の決選投票で67%の票を獲得し、アラン・ジュペ元首相に大勝した。
世論調査でフィヨン氏はジュペ氏やニコラ・サルコジ前大統領に続く3番手とみられていた。しかし、英国民投票でのEU(欧州連合)離脱派の勝利や、米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利が後押しして逆転した。
投票前の最後の討論会で、フィヨン氏が自身をジュペ氏やサルコジ氏より信頼できる候補者だとアピールしたことも効いたようだ。サルコジ氏は11月20日の予備選で敗退し、政界引退を表明した。
フランソワ・オランド現大統領の支持率は史上最低の8%だ。そのため17年5月の大統領選の決選投票における焦点は、フィヨン氏が極右政党・国民戦線のマリーヌ・ルペン党首に勝てるかに移っている。
■中道左派には有望な候補なし
ジュペ氏は穏健な候補者とされ、左翼から見ればルペン氏への対抗馬となりうる人物だった。しかし、フィヨン氏はジュペ氏よりはるかに右寄りで、左翼にとってはルペン氏と大差ない。このため中道左派寄りの第3の候補が望まれるが、適当な人物が見当たらない。
中道左派で考えうる候補の一人が、エマニュエル・マクロン元経済相だ。銀行出身の改革派ではあるが、現在の支持率は14%にすぎない。マニュエル・ヴァルス現首相も出馬の意思があるとされるが、支持率はオランド大統領をわずかに上回る9%にとどまっている。
これ以外に見当たるのは、左翼党のジャン=リュック・メランション共同党首(支持率13%)や、マクロン氏の前任の経済相で、見栄えはするが決断力を欠くアルノー・モントブール氏くらいだ。
2002年の再現なるか?
このままいけば、左翼の有権者は02年の大統領選と同様の行動を取るかもしれない。当時ルペン党首の父が決選投票に残り、有権者は中道右派のジャック・シラク氏にあえて投票して勝たせた。ただ、フィヨン氏が当時のシラク氏と同程度の支持を得られるかは不透明である。
フィヨン氏の支持基盤は地方に住む、カトリック教徒の退職者だ。同氏自身もカトリック教徒を自認しており、同性愛者が結婚する権利の廃止までは求めていないが、同性愛者のカップルが養子を迎えることには反対している。
フィヨン氏とルペン氏にはいくつかの違いがある。フィヨン氏は経済学的にリベラル派でルペン氏は保護主義派。フィヨン氏は公務員50万人の削減を提唱しているが、ルペン氏は強い政府を志向している。
またフィヨン氏はユーロ圏やEUへの残留を主張する可能性があるが、ルペン氏は離脱を望んでいる。
■最後まで予断は禁物
カトリックは依然として多くのフランス人有権者に影響力を持っている。教会自体はカトリック教徒を国民戦線から遠ざけて、より伝統的な保守勢力を支持させたいと考えている。イスラム女性が肌を覆い隠す水着のブルキニを着用するのを禁じる法律を強く支持したことで、極右組織もフィヨン氏の支援に回っている。
現在の政治情勢からすれば、来年の大統領選ではフィヨン氏が26%、ルペン氏が24%の得票を得て決選投票に進む見通し。決選投票ではフィヨン氏が67%の票を獲得して勝利すると見られている。
だが、英国民投票や米大統領選は予想外の結果に終わった。どちらが勝つかは開票作業が終わるまで予断を許さない。
(週刊東洋経済12月17日号)
ユーゴ・ドロション
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● 流れはいつも書いているように、2059年前後に、仏に武人革命が起きて、仏の
自由平等博愛の思想は消滅します。つまり仏の近代資本主義は崩壊するのです。
● これは歴史的な形式の上では、イスラムに手を出し、怒ったイスラムのテロで
滅びるという形になりますが、実際はシステム=自由平等博愛の制度が
老化で滅びるのです。270年の寿命はかくも厳しいのです。
● 人間に例えれば、老化すると、風邪は万病のもとと言われるように、簡単に風邪で
肺炎や脳炎などにより、死亡するのと同じです。簡単な出来事に対処できなくて
崩壊するという形式をとります。たとえどんなに医療が進歩してもです。
● 例えば、ソ連が崩壊したときの象徴として、アル中のエリチィンが一人で、戦車の上に
立って旗を振り、勝利を宣言しましたが、その時に軍隊やKGBは一つの銃声で
彼を殺せる立場にいましたが、しかししませんでした。
● もう誰もが、問題解決のできない、ソ連共産党に愛想を尽かしていたからです。
USAで言えば、アジアで中国の周辺国侵略に全く対処が出来ず、フィリピンの
Duterte 大統領に、売春婦の息子はアジアから出て行けと罵倒されて、
● 多くのフィリピン人が大喝采をしたことに表れています。もはやオバマは自国の
問題のみならず、同盟国にも愛想を尽かされ、アジアの問題も
解決できないのです。というよりも、何もできないのです。
● これが時代の転換期です。個人の能力は関係ありません。時代の流れに合わせてしか
我々は生きられないのです。老化したシステムは、解決能力を持たず、
ただ崩壊するのを見守るしかないのです。
● 従って、英国やUSAに続いて、仏もその流れが来る=寿命が来るのは避けられません。
USA/英国に遅れること13年目、2028~2029年までには、政権は
国民戦線の手に落ちているのです。
● そして徐々に、自由平等博愛の精神は消え去りゆき、仏資本主義は2059年には
滅びるのです。その後は旧ソ連国で大混乱が今も続いているように、
旧先進資本主義国で大混乱が起こり、
● その後、270年間の、世界戦国時代が始まるのです。まるで優秀な人類の遺伝子のみを
残すかのような、殺し合いが始まるのです。人口調整の大殺戮でしょう。
ローマクラブの希望はここに、自らの世界で実現するのです。
● 貴方も、自分の遺伝子を磨く努力をしないと、何時ブラックリストに載るかも
知れませんぞ・・・・・・。