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良く判っている北朝鮮。第三次内戦型世界大戦の序盤戦。 色分けが段々と明らかになってゆく。

2022年04月20日 13時34分19秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊
あるのか北朝鮮のウクライナ侵攻参戦? ロシアの支援要請をむげに断れない理由
4/13(水) 14:00配信

ロシアから“たってのお願い”であるならば(北朝鮮の金正恩総書記=朝鮮中央通信・共同)

 ロシア軍がウクライナに侵攻してから1カ月半。苦戦を強いられているロシアが、北朝鮮に軍事支援を要請したという。北の参戦で戦況は大きく動くのか。 【写真】元ミス・グランド・ウクライナが軍隊入り「侵略者は皆殺しだ!」  

ウクライナのニュース放送「TSN」によると、3月中旬以降、ロシアのショイグ国防相が中国と北朝鮮を訪問し、消耗した弾薬・ミサイルなどの支援を要請したという。中国には断られたが、北朝鮮は要請に応じたという。  

すでにロシア側には、チェチェンの義勇兵とシリアの傭兵が参戦している。最大1万5000人のロシア兵が戦死したとされるだけに、ロシアが援軍を欲しているのは間違いない。しかし、北朝鮮が参戦したり軍事支援することがあり得るのだろうか。

コリア・レポート編集長の辺真一氏はこう言う。 「北朝鮮が自ら手を挙げることはないでしょうが、ロシアから“たってのお願いだ”と強く要請されたら、断らない可能性があります。旧ソ連時代から北朝鮮はロシアに助けられてきた。朝鮮戦争の時も支援を受け、プーチン大統領には、100億ドルの債務を免除してもらっています。恩を返すなら、いましかないと考えてもおかしくない。なにより、後ろ盾であるロシアが敗北し、弱体化するのは、北朝鮮にとっても困るはずです」

シリア内戦でも派兵していた

陸軍だけで110万人(北朝鮮建国73年の記念日を迎え、平壌の金日成広場で行われた「民間・安全武力閲兵式」=コリアメディア提供・共同、2021年9月)
 公式には認められていないが、これまでも北朝鮮は、ベトナム戦争や第4次中東戦争にも義勇兵を送ってきたという。シリア内戦でもアサド政権に援軍を送っている。アサド政権は北朝鮮の兵士に月5000ドルを支給していたとも報じられている。 

 ロシアへの軍事支援と直接関係があるのか不明だが、金正恩総書記は3月下旬、「第3次世界大戦の勃発に備えて準備を整えなければならない」などとする“戦争準備指令”を発出したという情報も流れている。 

 もし、北朝鮮が参戦するとしたら、どのくらいの戦力になるのか。 「北朝鮮の陸軍兵力は、ざっと110万人。ロシアの総兵力90万人より多い。10万人の特殊部隊も保有しています。兵器も、戦闘機、戦車、ミサイル……と揃っている。北朝鮮のミサイルは性能が高く、中東諸国に大人気でした。かつて、旧ソ連と北朝鮮が、演習で戦車による模擬戦をした時、旧ソ連が完敗したというエピソードも残っています」(辺真一氏)  北朝鮮が参戦したら、世界の混乱はさらに広がりかねない
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景気のサイクルは自然現象だし、基本的にサイクルを変える事は出来ない。

2022年04月20日 13時23分35秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊

ソフトランディング(景気の過熱を冷やすこと)は幻想
NEW 2022/4/19
広瀬 隆雄

#FRB#パウエル議長#政策金利

●ソフトランディングとは?
●景気後退の定義
●景気の過熱を冷やすとは?
●ソフトランディングは1回しか成功していない
●リセッションの場合


ソフトランディングとは?
 最近、米国ではソフトランディングという言葉をよく聞きます。直訳すれば「軟着陸」ですが経済やマーケットを論じる場合は景気後退を招くことなく景気の過熱を冷やすことを指します。

景気後退の定義
 景気後退はリセッション(recession)ともいわれます。英国と米国では定義が違います。英国では「二期連続してGDP(国内総生産)がマイナスを記録すること」と定義されています。これに対し米国ではそのような硬直的な尺度を用いず、代わりに全米経済研究所という著名エコノミストたちの集まりが合議でリセッション入りを判定します。

 その性格からして「あれはリセッションだった」ということの判定は実際のリセッション入りのずっと後でしか決められません。つまり全米経済研究所の判断を待っていたらトレードなどできないのです。

景気の過熱を冷やすとは?
 景気の過熱を冷やすとは、わかりやすい言い方をすればインフレを適正な水準に抑えるということです。FRB(米国の中央銀行である連邦公開市場委員会)は米国下院から「インフレを2%に持ってゆきなさい」という努力目標を示されています。この使命のことをマンデート(mandate)といいます。
 FRBは「ある一定期間を通じて平均値を取り、それが2%に収まるように」金利政策の手綱さばきをすることになっています。しかし足元のインフレは8.5%になってしまっており、ターゲットを大幅にオーバーシュートしています。

 上のチャートからもわかるように過去に米国のインフレが今ほどひどくなったことは1970年代しかありません。そのときはインフレ退治のために景気を殺さざるを得ませんでした。つまりソフトランディングには失敗しているのです。
ソフトランディングは1回しか成功していない
 実際、過去に米国でソフトランディングには1回しか成功していません。それは1994年から1995年にかけてアラン・グリーンスパンFRB議長が政策金利を3%から6%に引き上げたケースです。もう一度上の消費者物価指数のチャートで確認したいのですが、このときのインフレは3%を切る水準でずっと横ばいでした。

 つまりインフレを鎮静化したのではなく、それを未然に防いだと言った方が正しい形容の仕方だと思います。言い直せば、いまジェローム・パウエルFRB議長が直面しているチャレンジは当時とは比べ物にならないほど厳しいものだということです。

 以上のことから今回ソフトランディングを演出できる可能性は限りなく小さいと考えるべきでしょう。
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リセッションの場合

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