●●川島 イスラエル攻撃したハマスを後方支援している国は?
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15年連続年収1億円ビジネス書著者で
100ヵ国トラベラーの川島和正です。
本日も最新情報をお届けいたします。
■■コラム イスラエル攻撃したハマスを
後方支援している国は?
日本は認めていないものの
世界138ヵ国が承認している
パレスチナ国の一部
ガザ地区を実効支配している
ハマスがイスラエルを攻撃しました。
速報によりますと
ミサイルを1000発撃ち込み
国境を破壊してイスラエルに侵入し
兵士住民問わずに
無座別攻撃しているとのことです。
さて、世界で紛争や戦争が起きる時
当事国とは別に
後方支援国があるものです。
例えば朝鮮戦争やベトナム戦争は
アメリカやソ連が支援していましたし
最近のウクライナ戦争も
アメリカやイギリスが支援しています。
それぞれの国の思惑があり
どちらかに味方するもので
当事国はその約束を取り付けてから
戦争を始めるのです。
では、今回のハマスは
どこが支援しているのか
ということですが
どうやらメインはイランのようです。
イランは最高指導者
ハメネイ氏の顧問が
ハマスの攻撃を全面的に
支持する旨を発表しました。
一方で、もともと繋がりが深かった
カタールやサウジアラビアでは
今のところ
支持というわけではなさそうです。
まず、カタールは
歴史的にハマスやタリバン
ムスリム同胞団など
イスラム過激派の後ろ盾だったのに
最近ハマスに対して
支援をかなり縮小していました。
サウジアラビアは今年
ハマス指導者のメッカ訪問を認めた一方
イスラエルと歴史的和解交渉中で
ハマスはそれに反対していた状態です。
ただ、イスラムの教えで
イスラム教徒が異教徒と
争いになった場合
イスラム教徒同士の争いは停戦し
協力して敵と戦うというのがあるため
今後どうなるかわかりません。
というわけで
今回のハマスとイスラエルの衝突は
今後周辺国を巻き込んだ
第五次中東戦争へと
繋がっていく可能性もあります。
そうすると周辺国の人は
どんどんドバイに引っ越しますので
ドバイは繁栄して
不動産価格は上がるでしょう。
また、中東が不安定になりますと
石油価格は上がっていくでしょう。
しかし、イスラエルとハマスの
武力衝突は2006年2008年
2014年にも起こっており
それらは周辺国の働きかけにより
停戦合意していますので
そのようになるかもしれません。
前回の停戦合意の際には
ハマスは勝利宣言をし
エジプトなどからは
多大な支援を受けとったようなので
今回もそれが目的という説もあります。
いずれにせよ
イスラエルとパレスチナが
荒れることは間違いなさそうですし
イスラエルがイラン攻撃する
可能性もありますので
そのあたりには
近づかない方が良さそうですね。