ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

2年目のご近所

2008-01-19 | 経済・政治・社会
今の家に越してきて、丸1年半が経ちました。

さすが自宅となると、丸2年の借家暮らしよりも、日々、濃く深く・・・。
庭にこんなものができつつあり→
どんどん抜き差しならなくなってます´m`

今日もペンキ屋さんが来てました。(外装と内装で何と2組も@@;) 
暑いのにご苦労さま♪
の気持ちをこめて、午後のお茶にサンドイッチを出すと、
前に母屋のペンキ塗りを頼んだ外装担当の中国人の老板(ラオパン=社長、棟梁)が、
「オレ、昼がパイ(つまり洋モノ)だったからいらねぇ。」
アシスタントを指差して、
「こいつはダイエット中だからいらねぇ。」
新顔の内装担当の大人しい人は、
「あっ、ボクのことは気にしなくていいですから・・・」

つまり、誰も食べないと`へ´#
要は3人ともパンというものを食べないんです!

ちょっとぉ、そこの中国人たち!永住権どころか国籍まで取ってんだからさぁ、もうちょっと「郷に入れば」で妥協しなさいよー。
パンだって自家製ホールミール(パン焼き機製だけど)、ハムじゃなくてパンチェッタ(残り物だけど)、チーズだってカマンベールよぉ。
あ~ぁ、ネコに小判、ブタに真珠、中国大陸人にパン!
(もちろん、人によっては食べますけど)

(話は横道にそれますが、すごい自家製パンチェッタのレシピサイト発見@@; 子どもの頃、朝顔のつるの長さを物差しで測っていたのをつい思い出しました´。`A )

私:「パンぐらい食べたっていいじゃない。」
中国人たち:「・・・・・・・」
老板:「あっ、飲み物は置いてけよ。」
┐(  ̄ー ̄)┌

(←パンは食わねぇ、老板。
毎朝なぜかスラックスに黒の革靴で「どこにお勤め?」という姿で登場)

仕方がないので、食べきれないサンドイッチを持ってご近所へ。
この界隈じゃちょっと知られた「ネコおばさん」、ドリーの家へ。
ちょうど庭に出ているところで事情を話してもらってもらいました。
「パンを食べないって、中国人は何を食べてるの?」
と聞かれ、こちらもなかなか妥協ナシ≧m≦?

彼女は独り暮らしなのに、なぜか大量のトマトの苗を育成中@@;
「これ全部にトマトがなったらどーするの?」
という量。

本人も水遣りの大変さで早くもなみだ目状態です。前に苗木6本をくれたのに、今日も4本くれました。
(←花があっち向いてホイ!ですが、ドリーにもらった苗、現在開花中♪)

「じゃ、友だちの子にあげるわ。夏休みの余興になるでしょう。」
と、その足で近所の日本人の友人宅へ。たまたまお友だちも来ていて、ワーっと10人ぐらいの子が集まってきました。トマトが嫌いな子もいるでしょうに、みんな苗を持ってうれしそう。
実がなったら、全員食べるように(笑)

こういう小さなことが近所で回るようになったことに、ふと1年半の時間を感じました。今週は87歳のとってもチャーミングな高齢の友人もできたし(この話はまた改めて)、今年はご近所付き合いがもっともっと充実しそうな予感がします。