ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

子どもたちに手を引かれ

2008-01-11 | 海外子育て
政治っぽい話が続きますが、お時間があったら読んでみて下さい。
「2008年を斬る:ニッポン再設計、待ったなし
閉塞を打ち破るのは日本人一人ひとりの行動のみ」

このNBオンライン(日経ビジネスオンライン)はすごく気に入ってます!ここに来るまでずっと日経ビジネスを読んでいたこともあり、
「こんなに充実した内容がタダで読めるなんて@_@;」
とただただ感激TT 毎朝、情報満載のメルマガを受け取ることもできます。(無料登録はサイトの「会員登録」のページから)

この記事にもあるように、外から見ていると今のニッポンの「内向き」さ、いやむしろ「萎縮」は驚くほどで、同じ女性として、社会を担っていくべき30代入り口の女性に特にそれを感じます。彼女たちのブログを読んでいると(実はけっこう読んでたりします´m`A)、
「毛穴を消す」「あと3キロ痩せる」「ネットでポチっ(買い物)」
にそれこそ“目いっぱい自分向き”と感じることが、ままあります。

もちろん、その年齢で働いていれば上下からの板ばさみ、顧客先や同僚とのアレコレと、毛穴やネイルのことばかり考えてもいられないのでしょが、仕事など「公」の部分でプレッシャーがかかればかかるほど、「私」の部分が「内向き」になっているような気がします。
仕事でイライラ ⇒ パーっと買い物で発散
というのが典型でしょうか?まさに「自分にご褒美」という、アレ。

この過程、実はすべてが「個」。
イライラするのも自分なら、パーっとカネを遣って刹那的にすっきりするのも自分。興味が100%自分に向いていて、その中でグルグル。
エラそうに言ってますが勤めていれば、こんなことは誰にでもあります。もちろん、私だってやってましたよ。(確か?遠い目・・・)

ただ私は29歳で結婚、32歳で出産と、そうそう「個」にばかり向き合ってもいられなくなり、夫や子どもを通じてそれまで知らなかった世界やお付き合いが広がり、その中で人や社会とかかわることの大切さ、特にいろいろなことに選り好みをせず、在るものを受け入れたり伍していったりする術を学んだように思います。

「個」のときは、自分に都合の悪いものには近づかなければよかったのですが、家族を持つとそうはいきません。嫌でも面倒でもかかわらざるを得なくなってきて、視線も行動も外へ外へと向いていったようです。私は基本、ものぐさなので休みの日は「できたら何もしたくない派」なのですが、気が付いたら数家族を募ってチャーターしたクルーザーで出かけたり、芋ほりを企画したり(香港時代)と、
「どうせやるなら楽しく効率よく徹底的に」
と、けっきょく仕事のノリ。

こうして子どもたちに手を引かれ、見た目だけでも「外向き」になったことは大きな収穫でした。そこで培ったお付き合いや経験はしっかり自分のものですから。腰が軽くなり、気が付けば、
「何かを断る」ということが格段に減っていたように思います。
それだけ、自分の受け入れキャパ、経験が広がったとも言えます。断らなかった先には必ず何かがあります。それが例え期待したものでなくても、少なくとも何かを学び元は取れます。それがまた度量を広げます。

月々マスカラ1本の値段で世界の恵まれない子どもたちのフォスターペアレントになれます。
支援している子どもがいれば、自然にその国のニュースに目が行くことでしょう。
「雨が少ないみたいだけれど大丈夫だろうか?」
「隣の国で内戦が起きたけれど影響は?」
と視野が広がります。送られてくる成長の記録に目を細め、
「こんなに大きくなった。」
「弟ができた。」
と会ったことがなくても情が湧いてきます。

「がんばって英語で手紙を書いてみようか。」
「いっそ、訪ねてみようか?」
となったらしめたもの。毎月化粧品1つをあきらめた元は十分とれ、外に見開かれた目はマスカラで伸ばしまくり上げまくった目よりも絶対の絶対に目ヂカラが入って、キラキラ輝いていると思いますよ。

私のベトナムの「娘」も、もう17歳でーす´▽`v

(←初登場、ベトナムの里子トランちゃん。いつか訪ねていくのが夢です。尊敬するママティナの「クリスティーナ・ノーブル子ども基金」を通じて支援しています)

大統領周辺

2008-01-10 | 経済・政治・社会
再び、米大統領選予備選の話。
ニューハンプシャーはヒラリーが勝ちましたねぇ。
目をウルませそうになったとか、声を詰まらせたとか、それが女性有権者のをグッとつかんだとか。う~ん、さすがの手練手管。
演技でも本音でも(多分どっちも?)、そこまで人の心を動かせるって天賦の才ですよね。私には欠片もないなぁ、別にいーけど。

これで初の黒人大統領の座を狙うオバマ候補(といっても彼って白人とのハーフなんですよね~)とは、1勝1敗の振り出しに。国内外の耳目を集め続ける心憎い展開となってきました。私が見てみたい「ヒラリーのアメリカ」は実現するのか?

さて、オバマといえば「オバマガール」@@!(なのかな?)
とうとうYouTube「オバマに夢中」も500万ヒット突破ぁ ̄▽ ̄;
彼女たち、日本で言えば勝手連。でも、しゃもじに割烹着ではなく「ほとんど裸?」ってなくらいのお色気で熱烈応援
う~ん。That’s America><!

オバマの顔がプリントされたピタピタのトップは、大きな胸の間で彼の顔が横伸びになったり、谷間にちんまーと収まったり@_@;
なんだか居心地ワルそうな?そうでもなさそうな´m`?
それにジーンズのショーパン、そして白のパンプスぅ*▽*
花嫁さん以外、こんな風にはくのはアメリカ人だけぇ? 
やっぱり、That’s America><!

他にも、意味なく水着になったり星条旗の前でクネクネしたりとか(コレ!)
対抗候補のガールズたちとケンカ越しで踊ったりなど
コレ!)、
またぞろ版がゾ~ロゾロ。

製作しているのはBarelyPolitical(「てんでノンポリ!」とでも)。
barely「ほとんど~ではない」と「裸で」というのを引っかけたオミゴト!なネーミング。
男性週刊誌的な「ハダカde政治っ♪」
ってなとこなんでしょう。
ハダカの応援というところが、女性候補のヒラリーには不利?ぜんぜん関係ない?(多分、後者)

まっ、ここまで政治を遊び倒せば、選挙への興味も多少は上がるんでしょうか?興味の質はさておき、ですが(笑)
フランスのサルコジ大統領はイタリア人と再婚らしいし、大統領周辺が賑やかですね~ ̄。 ̄;(しかし、いーのか?国家元首が離婚後数週間で知り合った外国人と電撃再婚だなんて。セ・ラヴィ?)

セイロLOVE

2008-01-09 | 家事・家計・リサイクル
今日は日本からお客さまがありました。
初めてお会いする方だったので、なんとなーく中華に。
さっぱり系を選べば(ってそれしかできないんですが><;)味付けもマイルドだし、お箸だし、飲み物も選ばないし、かなり無難。
さっと炒めるものと蒸すもの、先に作り置きしておくものと組み合わせれば、狭いキッチンでも数品が作れるのも合理的♪

「いつかキッチンを改装するときには、絶対にオーブンを外そう!」
という決心を、最近ますます強くしています。卓上型の小ぶりのがあれば十分かな~と。私にはパン、ピザ、ブラウニー、マフィンが焼けて、お料理も表面に焦げ目をつけるくらいができれば十分なので。実は今の造りつけのオーブンも引っ越してきてから1年半以上、1度も使っておらず、完全に収納棚と化してます´ー`ゞ

その分、セイロは大活躍。今日もマーライカオを作りました。
「3段で前菜・メイン・デザートをガンガン蒸してしまう!」
なーんて離れ技も可能といえば可能。セイロのまま出してもいいし、洗うのも簡単で手入れのラクさは天下一品。鍋も特殊な容器もいらず、瀬戸物の食器であれば何でも使えて、できたらそのままテーブルにも出せるので便利~♪ 

西蘭家では環境に配慮して食器洗い機も使わないことにしているので、後片付けの簡単さは非常~にポイントが高いのです。
オーブン⇒食器洗い機が、エネルギー・洗剤消費型
だとすれば、
セイロ⇒手洗いは、超~省エネ・自給自足型
うちにはピッタリです♪ 一生しますよ、皿洗い´。`v
今のところ20人くらいまでのゲストならこれでなんとかなっているので、やっぱりオーブンはサヨナラ決定ですね~´m`

皮肉なことに、中華圏を離れて移住後に使い始めたセイロですが、今やなくてはならない強~い味方です。今までの関連するエントリはリンクでどうぞ。
セイロは巡る
仕掛けのある食卓
デディケーション・サービス

せっかくなので、レシピを1つ。
(・・・って、もちろん受け売りですがぁ´▽`A)
「老少豆腐」というんだそうで、レストランでは見かけない家庭料理かと思います。簡単で口当たりのいい一品です。

ネギや香菜(コリアンダー)が苦手だったり買い置きがなかったらセロリを細かく刻んで入れても。セロリは冷蔵庫でももつし、彩りもきれいです→

広東料理ではけっこう薬味にセロリを使います。うちでは葉の部分も絶対捨てませーん。老酒がなかったり苦手だったら、日本酒やお酢で代用しても。(写真は蒸し始める前)

記憶に残る年

2008-01-08 | 家&庭関係
いつの頃からか、お正月にその年の抱負というか、目標を決めなくなっていました。
「移住という長年の夢をかなえ、それを超える夢が見当たらないから?」
とも思いましたが、どうやらそうではなさそうです。

不惑をとうに過ぎ40代も半ばとなり、目標で自分を鼓舞したり叱咤したりしなくても、自然に動けるようになってきた、とでもいいましょうか? 目の前にニンジンがなくても、倦まず休まずマイペースで走れるようになってきたようです。

それよりも、1年1年をもっと大切に、いつまでも記憶に残る年にしたいという想いが年々強くなってきました。例えばこんな風に。
2003年 SARSで日本に一時滞在、退職してフリーランスに
2004年 ヨガ開始、ニュージーランド移住
2005年 永住権取得
2006年 ジョギング再開(けっこう重要)、マイホーム購入
2007年 ピッピ、タビちゃん永眠、ヨガ再開(これも重要)

2008年はさし当たって離れの完成で、家に関する知識と経験を磨く年になりそうです。戸建はマンションと違い本当にやることが多く、そこに離れを建てランドリールームもガレージも付けるとなると、上下水道の整備からガレージの進入路の造り直しと、考えもしなかったこまごましたことが、どんどん出てきます。上物(うわもの)だけを建てれば済む話じゃないんですね~┐(  ̄ー ̄)┌

(←例の竹馬のおニイさんたちがペンキを塗る前の天井と壁を補正中。手で加減したり機械を使ったり、継ぎ目をとことん平らにしていきます)


今日も設計士兼プロジェクト・マネージャーのサリーと下水関係の業者と3者で打ち合わせ。こんな小さな建物といえども、今の市の規定に従うと、いろいろな管を埋めるために庭中を掘り返さなければならなくなりそうです@_@; 

それでも私には雨水をタンクに溜め、庭の水まき用にしたいという強い希望があり、予算も工期もとっくにオーバーしているのですが、さらにタンクをつける方向で話をしています。
「そんなに費用をかけるくらいなら、その分を水道代に回しては?」
と業者にまで経済効果を疑問視されているんですが><; 

自足はムリでも少しでも自給したいので、ここはひとつがんばろうかと。お隣さんの雨水タンクをいつも羨ましく思ってきたので、決心はけっこう固いんですが、それにしても高っTT
ノースショア市のようにオークランド市も補助があればなぁ。

友人の不動産購入話も、本人がぞっこんになれる物件に出会え、鋭意進行中です。「どれぐらい気に入るか」、これって大事なことですよね~。

(この空、この緑、この屋根、なんだったらこの煙突も?ほんとに絵になる、NZの夏の家。これじゃほしくなっちゃうって´m`→)



別荘話もぜんぜんあきらめてないし(いっくらなんでも今年はムリですが~´▽`A)、なんだかんだとネットで不動産を検索することがすっかり日課になっているここ最近でーす。

ヒラリーのアメリカ

2008-01-07 | 経済・政治・社会
アメリカは今、次期大統領選予備選の話題で持ちきりなんでしょう。
初戦でありながら「ここを制すれば大統領は間違いなし」と言われるアイオアで、「変化」を訴える民主党の若手、日の出の勢いのオバマ候補が永らく本命視されてきたヒラリー・クリントン候補を破って1位に。ヒラリーは次席どころか3位に甘んじる惨敗・・・。

「アメリカの大統領が誰になろうと私には関係ないし・・・」
と言ってしまいたいところですが、「関係ない」と言い切るにはあまりにも今のアメリカは不安です。ここで米経済が大きく失速すれば、世界は間違いなく巻き添えを食うでしょう。すでに米ドル安を始めとして変化は出てきていますが。

個人的には「ヒラリーのアメリカ」を見てみたかったです。
「見たかった」と過去形なのは、よほどのことがない限り、今回のオバマ旋風を止めることができないと思っているからです。特に彼女がオバマ批判を始めたとの報道には、背水の陣を感じます。

なぜ「ヒラリーのアメリカ」なのかというと、いろいろ言っていてもいざとなると恐ろしく保守的なアメリカに、女性をトップに据える心の準備があるのかどうかを見たかったというのがあります。

しかし、それ以上に、近年ではアメリカが一番自信を持っていたであろうクリントン政権時に、彼女が最強のブレインとして参与していたことを考えると、かなり崖っぷちにある今のアメリカはあの時に培った手腕と経験と自信を活かすべきなんじゃないかな、と思います。

3年前のメルマガ「巨星落つ」にも書きましたが、あの時のクリントンの中東政策がラビン首相の暗殺で中断されなかったら、世界はどうなっていただろうと、今でも思います。絶対とは言えなくても「9・11」もその後のアフガン、イラク侵攻もなかったんじゃないかと・・・。

一方で、今のアメリカのサブプライム問題はそう簡単には収束しないどころか、先の見えないドミノ倒しの起点として、いつまでも記憶されるものになるのではないかと危惧しています。

この問題で、ドイツの銀行が経営悪化で合併したり、北欧企業が資金調達に行き詰ったり、シンガポール政府の投資会社がスイスの銀行に出資したり、産油国がますます発言権を強めたり、ここニュージーランドでも住宅ローンがつきにくくなったり(またはローン金利が上がったり)、一見どうつながっているのかよくわからないようなことが、世界で同時に発生しています。ここでアメリカが急速に失速すれば、各地での影響は加速度的に広がることでしょう。

オバマ候補が訴える「変化」とは裏を返せば現実の全面否定。
敵対する共和党政権を全面的にこき下ろしても辻褄は合います。けれど、世論が現実から目をそらすためにあえて倍率の高い、逆に言えばリスクも高い「大穴」を求め、その結果、政治的に未知数な黒人の血を引く大統領候補という目新しさでオバマ候補に行き当たったのだとしたら、それは博打に近い気がします。
まっ、それが政治なんでしょうけど┐(  ̄ー ̄)┌

彼への強い支持は現実への不安と、「こんなはずではない」という否定の裏返しに思えてなりません。だとしたら、否定の先に新しい未来像が、例えぼんやりとでも描けていることを願うばかりです。

おみや

2008-01-06 | 海外子育て
千客万来の結果、西蘭家はただ今、かなりの食品リッチに♪えへ。
それも珍しく貴重なものがたっくさん。その一部をご紹介すると・・・

大和蜆純粋エキス「肝助」 from 青森
非常に貴重で高価なしじみサプリをいただいてしまいました(感涙)
徹夜明けなどさすがに疲れているので、小躍りしております。(今年は徹夜になるようなスケジュールを組まないよう誓っているのですが・・・ー。ー;)青森の十三湖は日本最高のシジミの産地なんだそうで、そのエキスをギュっとカプセルにしたのが「肝助」です。おいしい 


コナコーヒー from ハワイ
船乗りテリーさん(笑)のハワイ土産。
「ホントにハワイを通過した証拠に♪」
といただきましたぁ。しかし、アラスカからNZって、船ならではのすんごい航路ですよね~@@ 金属のクリップはコーヒーを飲み終わってもずっと使える可愛い実用品! 



小倉屋山本 from 大阪
実はいつもいつもいただいている小倉屋山本。こちらでは逆立ちしても手に入らない品なので、本当に感謝しています。もったいなくて子どもには食べさせられない?彼らは「のりたま」で十分´▽`?熱々のご飯でいただいたら、
「他にはな~んにもいりません」
絶品です。


バクテー from シンガポール
シンガポール、マレーシア界隈じゃ、ちょいと知られたバクテー。漢字だと「肉骨茶」@@ 
「骨とお茶ぁ?」
思わずギョッとするネーミングですが、「肉骨」はスペアリブのこと。「茶」はここではスープです。(かなりムリがあるけど・・・)
写真は具だくさんでかなりマレーシア風。シンガポール風はスペアリブ、皮付きにんにく、大量のコショウでストイックに勝負。人気の店は早朝から開けて(なんとコレが朝ごはん)お昼には看板です。


のげのり from 宮崎
岩場で採れる、千葉の人はみんな知っているらしい、のげのり。(千葉県人の夫は知りませんでしたが。モグリ´▽`?)
天草のような鮮やかな色がきれいですね~。このままお味噌汁に落として使うんだそうで、あおさみたいです。無類の海草好きなので大喜びです。

他にもお菓子、ケーキ、食材各種、とっくに食べてしまった巨大なロブスター、ビールやワインなどなど、この年末年始のいただきものは枚挙にいとまがありません。しばらくお楽しみが続きそうです。
みなさま、ご馳走さまでした~♪

千客万来

2008-01-05 | 家族&夫婦
どうなってるんでしょう?西蘭家の2008年!
昨夜の急なお誘い(パーティーでドタキャンが出てその穴埋めかと思ったら、ゲストは西蘭家だけでした@@;)に続いて、今朝は、
「今、オークランドにいますっ!」
という若い日本人の友人からの電話に、夫婦でどっひゃ~!

彼女は豪華客船のクルーで、すんご~い船で乗り込んできたところでした。

(はい、コレです
ー。ー;→)


前々から「ニュージーランドとオーストラリアを何往復かして、他所に行く」とは聞いていたものの、港に着いたからといって必ず下船できるわけではなく、なかなかチャンスに恵まれずにいました。それが今日、降って湧いたような話でいきなり現実に。本人さえ外に出られるとは思っておらず、異例の夜の外出にOKが出たそうな。

この友人、なぜか息子たちがきちんと名前を呼べません。
温(13歳)は小さい頃、ずっと「ペルさん」と呼んでましたが、今回は善(10歳)が「テリーさん」と呼び出し、みんなでギョ@@;
ごく普通の日本名なのに。どーなんだろ、うちの息子たち ̄~ ̄;

7時に埠頭で再会し、ドライブがてらに黄昏のワンツリーヒルへ。
グレイッシュグリーンな視界にぽつりぽつりと浮かび上がる白い羊の姿がなんとも幻想的で、何度も行っている私ですら感激。テリーさんも「NZらしい!」と大喜び。ウツクシカッタ・・・

そのあとは、ドドドっとうちになだれ込み、予想外の夕餉に。
船上ではきっと毎日毎日、洋食のオンパレードだろうと、和食に。
高野豆腐と帆立貝を煮て、ご飯に味噌汁に海苔。

少しはNZらしさもと、再び夫にスーパーに走ってもらい(ってクルマで、ですが)パーナ貝を。今日はワイン蒸し。あとはBBQマッシュルームとかブラックマッシュルームと呼ばれる掌大のご当地キノコの肉詰めとサラダ。デザートは昨日のぜんざい(助かったぁ´▽`v!)

テリーさんの優雅にして勤勉なクルーズライフ(船は12階建てだそう ̄▽ ̄;)、聞けば聞くほど面白く、もうみんなで質問攻め!

「一番怖かったことは?」→ 「天気のいい日に船が傾いたこと」
「一番嬉しかったことは?」→ 「チップで7000円もらったこと」
「何食べてるの?」→ 「ゲストと同じもの。すべて洋食」
「船では何ができるの?」→ 「プールと映画はOK。カジノはダメ」
「ネットやテレビは?」→ 「どっちもOK」
「出会いは?」→ 「まったくなしっ┐(  ̄ー ̄)┌!」

善の質問。
「今、家はあるの?」→ 「ないよ!」と実にあっさり。
ゴージャスな「住所不定有職」なご身分。アラスカにいたかと思えば、1ヶ月かけてNZへ来たり、これからはアジアに抜けて、次の船ではヨーロッパ三昧の予定。う~ん、聞いているだけでもロマン

11時の門限ギリギリに船に送り、名残惜しくお別れ~TT
次の機会にもぜひ下船できますように(祈)その後はしばらくNZへの寄港はなさそうなので。

いやぁ~、2008年は年初から千客万来。
今月は他にも日本からと香港からのゲストがあるし、なんだか幸先よさそ~♪

初はしご

2008-01-04 | 家族&夫婦
今日は日本からのゲストがあったので、友人も呼んでうちでランチ。

朝から離れの建設を頼んでいる設計士との打ち合わせがあったり、市の人が来て壁のチェックをしたり(すべての工程に市の検査が入ります)、バタバタバタバタ。


その合間も準備をしたり料理をしたり・・・。夫に新鮮なパーナ貝を買ってきてもらい、メインはブイヤベースに。(簡単だし~´ー`ゞ)

スパークリングワインもワインも開いて、昼間から飲みましたよ~。話が進むとついついお酒も進みますね。デザートがぜんざいだったこともあり、コーヒーから緑茶に流れて、まだまだ飲む私たち。
「どんだけぇ~?」ってくらい飲みました(笑)
話題は尽きず延々6時まで話に話して、今日はひとまず解散に。

その後、おしゃべりの間に下ごしらえしていたサモサを揚げ始め、7時には今日になって突然お呼ばれされたキウイの友人宅へ。
ささやかなホームパーティーとはいえ、パーティー初はしご´▽`;

ここでも子どもの学校から外国人留学生受け入れ話、はたまた住宅ローン金利、銀行の比較など四方山話で盛り上がり、12時近くまで話し込んでしまいました><; 子どもたちもゲームで大盛り上がり。どんなに遅くても文句などあろうはずもなく・・・´m`
シングルマザーの友人もさすがにリラックスモードで、彼女とこんなにゆっくり話せたのは初めてで、なかなかいい夕べでした。

年初から濃ゆ~いお付き合い、これって2008年の暗示でしょうか?

そんなさなかにも、離れでは業者さんがせっせと仕事中。
今日来ていた人たちは何という業種なのか、張った壁板にパテのようなものを塗ったり、テープを張って補強したりする専門業者で、凸凹をきれいに補正してペンキを塗るための土台作りをしてました。

こんなおニイさんを発見して@@;、思わずパチリ→

これで器用に歩き回り、天井だってススイのスイってなもんです。楽しそうで見ているだけでも大笑い。






この竹馬、立派な業務用だそう。でも、はいてみたーい><♪

明日も来るらしいので、貸してもらおうか? えっ?営業妨害*▽*?

初夢

2008-01-03 | 家族&夫婦
(え~、こっそりUPしてました年末3日間の後出し日記が終了しました´。`A よかったらコチラからどうぞ)

まだお正月の3ヶ日、日本じゃおとそ気分が続いているというのが信じられないほど、新年気分のかけらもない西蘭家´ー`ゞ
今日も、洗濯→掃除→買い物と、家事どっぷりで過ぎました。

新年早々、マリーアントワネットの夢は粉砕したものの、庶民の味方のフランスパンなら大成功♪ 2回も焼いてしまいました´ー`ゞ
延べ7時間@@; この電気代、買った時のパン代より高い?
善(10歳)まで大喜びで、お隣の家までおすそ分けしに行ったほど。
パン作り、プチブームになってます。

でも、機械に頼る限り、形はみんな食パン風の四角で、フランスパンでもバゲット(杖)とは程遠い姿TT う~ん、いつかは生地だけ機械に任せて自分で焼く日が来るのか、来ないのか?
(多分、後者><; 食べてしまえばみな一緒?)

夢と言えば、初夢!
もうご覧になりましたか?
西蘭夫婦は、珍しく早々に見ちゃいましたよ~♪

: ラグビーレフリー協会からキットが届き、開けてみると7人制ラグビーの国際大会「ドバイ・セブンス」の線審用キット☆_☆;
タカさん、いよいよ中東進出か?



まっ、夢ですけどね┐(  ̄ー ̄)┌

とはいえ、線審というところが実に現実派の夫らしく、本チャンの15人制よりも可能性が高そうなマイナーな7人制というところも、
正夢度50%増し?

実現のツボをしっかり押さえた手堅い夢なのは、さすが。もちろん、本人大喜び!

(ザ・線審→)


:  「ワイヘキにバッチ(別荘)がほし~!」
叫び続けていたら、この家が夢に@_@;
(早々にリンク切れになってしまうでしょうがご容赦ください)

昨年4月に初めてワイヘキ島を訪れ、降って湧いたように
ワイヘキ別荘プロジェクトが持ち上がった時以来、
>かなり具体的なイメージ。メインカラーは緑と白
というのが脳裏にしっかりあったので、この家の登場にはさすがにビックリしました。力づくで見たって ̄▽ ̄;

スゴ~く丁寧な造りの美しい家ですよね~(ため息)
「お気に入り」に入れて、しばし目の保養をさせてもらいましょう。

(←夢にまで見るワイヘキの美しさ♪ LOVEです♪)





夫婦そろって初夢からしてノー天気。
「いつかは・・・」
「将来は・・・」
と夢を語りだしたら止まらない? こんな2人に老後は来るのか?

マリーアントワネットの夢

2008-01-02 | 家事・家計・リサイクル
ニュージーランドの新年とかけて、「成人の日」と解く。
その心は?

1年の最大イベント(ここではクリスマス、日本では新年)の後に、
もれなくついてくる休みだから・・・

うまいっ! ̄▽ ̄;




・・・かどうかはいざ知らず´ー`ゞ、それぐらい淡々と過ぎる新年。
成人の日も当事者以外には、おとそ気分一掃後の骨休みみたいな日ではないですかぁ?

なので西蘭家も元旦から洗濯機3回回しました。友人を送った後だったので、臨時に移動していた物を元に戻して、ガタゴトガタゴト。

子どもたちもあまりの退屈さに、買うだけ買って放ったらかしにしていた(かれこれ1ヶ月*▽*!)パン焼き機(日本ではホームベーカリーでしたっけ?)でパンを焼き始めたほど、正月気分はゼロ><;

一番ベーシックなパンですが、なかなかおいしく大成功♪
材料を内釜に入れるだけであとは機械にお任せで、炊飯器と洗濯機(グルグル回ったり、いろいろな音がするのがそっくり@@!)
を足して2で割ったような不思議にして便利な文明の利器でした。

この成功に気をよくして、
「じゃ、今度はブリオッシュね♪」
と、
「私はマリーアントワネットかい?」
と自分でツっこみながら、善を手伝いつつ材料をセット。数時間後にはカリカリフカフカなブリオッシュが





・・・と思っていたら、石のように重い得たいの知れない物体が・・・。
イーストがバターに触れてしまったのか、まったく膨らまず(確か前にも似たような経験がTT 今回のイーストは新品だったんですが)、しかも途中で周りのカリカリ具合を調節しようとして失敗し、プログラムそのものを止めてしまい(byワタクシ)、あと30分焼かなくてはいけないところで、すべてがストップぅ(号泣)

慌ててオーブンで続き続けたものの結果はご想像通り!
得たいの知れない物体は得たいの知れないまま、でした。

(空が映ってますが、機械の上がガラスなので中の様子がずっと見えます。善がしょっちゅうのぞいてました。あっ、私もか~´m`;→)



こうして正月早々のマリーアントワネットの夢は粉砕。
庶民ですから、しばらくは地味なパン作りに専念することにします。ブリオッシュはミルク、玉子、バター、砂糖がたっぷり入って、材料も味もリッチ。

一方のフランスパンなんて、水、小麦、塩、イーストだけ。う~ん。中身からして庶民だ、スバラシイ!ともあれ、子どもの機転に感謝、感謝♪
(←機械にお任せだと、形はすべてコレです)

新年明けましておめでとうございます。

2008-01-01 | メルマガ・ブログ・占い
旧年中は大変お世話になりました。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

2008年はあきらめていませんが、
この年末年始はあきらめました(笑)






(また行ってきました、ワイヘキ島。これも全然あきらめていない、
「ワイヘキ別荘プロジェクト」 ̄ー ̄+(キラン☆)
何年かかっても、いつか絶対~!)


この年末年始は数年ぶりに再会した友人との貴重な時間を最大優先して、大掃除もお飾りもすべて省略!
(って、彼女を口実にサボったという風聞も出てますが・・・*▽*!)

それでも昨晩は友人が作ってくれた年越しソバ(生涯一番おいしい年越しソバでした)の後、デッキからスカイタワーの花火を見ました。
(う~ん、かなり規模縮小@@;)

今朝はお雑煮の後、一家で彼女を空港に送り名残惜しくお別れ。あっという間の10日間。とてもとても楽しかったです。

2007年は愛猫ピッピを失い、外飼いにしていたタビちゃんまで逝ってしまった忘れえぬ年でしたが、充実した年でもありました。


(←そっちはどう?こっちは新年だよ~。チャッチャは寂しそうだけど元気にしてるよ)



今年も毎日を丁寧に生き、1年の終わりに
「いい年だったね。」
と家族でしみじみ言えるような年になればな~と思っています。

相変わらずの超~マイペースですが、少しでも時間を見つけて更新を続けていこうと思っていますので、これからもよろしかったらお付き合いください。

みなさまにおかれましても、心穏やかな光に満ちた1年となりますように。

世界のすみずみにまで愛と平和を。
人類が一刻も早く愚かな戦争を止め、地球生命を守るために真剣に立ち上がりますように。