ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

GBI行:雨のドライブ

2013-12-22 | 旅行
GBI行もとうとう佳境です
(※帰ってきてから、かれこれ3週間っていうのは置いといて


「今日の火災発生確率」

毎日LOW
そりゃそうだ、毎日大雨でしたから


計画をトレッキングからドライブに切り替えてグルグルグルグル。

島一番の繁華街
クラリス・センター


コインランドリー
歯医者
ガソリンスタンド
食料品店
郵便局兼おみやげ屋
が堂々勢ぞろい


すぐ裏手は

カフェのクラリス・テキサス


スタンドがあることもあり、ひっきりなしにクルマが入ってきます。

こんな仕事中なのかお遊び中なのか、わからないクルマも


反対側には酒屋も

食品と同じぐらい欠かせないもののようで、どこもなかなかの品揃え。


その前には警察車両

ランニングに短パンのおっさんが降りてきて酒を買いに行ってました
(※エンジンかけっ放しで ガソリン代高いのに~)
非番の村の駐在さんなんだろうか


ミルク・ハニー・穀物博物館で見たこの写真

アワナ・スクール 1920年代
とありました。


これを見て学校というものが見たくて

カイトケ・スクール
この時は大雨で外には出られずじまい。


島には8年制の小学校が3ヶ所あり、日本の中一を終えたところで卒業。
その後は本土の中高一貫校(セカンダリースクール)に進むか、
家でホームスクールかのどちらかになります。


近くだったし、前から行ってみたかった
マウント・セントポール・エステート

晴れていたらきっと絵になったでしょう。


3部屋しかないラグジュアリー・ホテル

最近ここを購入したというオーナーがいたので話をしてきました。
奥さんがシェフなので今は食事もできるそうです。


「晴れてたらね~
と残念そうな彼。

きっと素晴らしい眺めなんでしょう。


彼らの可愛いワンちゃん、リリー

とってもいい子でした。


ホテルへの一本道はほぼ冠水

これはちょっとキツかった


遠目にはこんな感じで山に抱かれています。

(※後ろにあるのはソーラーの巨大なパネルです)


シャトー・トンガリロを思い出しました。

(※遠景の写真がなくて残念。似てたんだけど~)


クラリスに戻って

病院
空港の隣で、ここで手に負えないとオークランドに移送するのでしょう。


役所



クラリス空港

がら~ん



雨で欠航や遅れが出ていました。



こんなに小さな島なのに

航空会社が2社も乗り入れていてビックリ
住人同士で出発日を決めてチャーターしたりもするそうです。


北の町フィッツロイ港へ

途中のオキウイ・スクール
北へ行けば行くほどマオリが多いように感じました。


やってきました
ポート・フィッツロイ



しかし、あまりの雨でクルマから出られない~



港湾労働者も上がったりのようで雨合羽のまま立ち話をしていたり

近くのカフェ兼バーで昼間から
一杯やってたり


カーフェリーがここに着く日もあります。

なんとも寂し気な場所
それに男の人ばかり
港だからか?


滞在時間1分で立ち去りました。

クラリスまで25kmとありますが、山道なので時間がかかります。


クラリス・テキサスに戻ってコーヒータイム

毎日こんな風でした。双六と一緒で、
「クラリスに戻る」
という訳です


個性豊かなポスト



地方によくあるタイプのポスト

郵便を入れると郵便屋さんが旗を立てて行ってくれます。
それを見て手紙を取りに来ます。
家の敷地が広いので、こういうのが大事なんでしょうね。


バス停
島にはバスがないのに?

と思ったら、スクールバス用でした。


最終日はこんなにピーカンなお天気になりました。

メッドランズ・ビーチ


これはレンタカー屋の宣伝

か、かわゆし


さすが島

いろんなニーズがあるのか、


いろんなクルマがありました



教会



トライフィナ

この奇石は有名なようでポスターなどにもなっています。
面白い形ですよね?


ビーチの前のお店やカフェのある場所。



ここも賑わってました。



おみやげ屋さんもあります。



グレートバリア・アイランド・ビーの商品

実際島に来てみると、これがいかに島の製品ではないか
よくわかります
その存在が浮いてる~


ここは土曜日に週末マーケットをやっていましたが、

週末までいられず、残念。


クロコロを足して2で割ったようなクロ猫ちゃん

かーわーいー


雨でもステキな場所



フェリーへ戻る途中の宿泊場所

クラッシックでステキでしたが、島のはじっこでやや不便かな?
でも目の前がビーチでした。


雨でもドライブなら、かーなーり回ることができました。


(つづく)

カフェ納め

2013-12-21 | カフェ
一昨日、昨日とカフェ3軒のハシゴ


ハートがゆがんじゃったのはご愛嬌

ホッとする美味しさ


パニーニで軽くブランチ

確か前は付け合わせがチャツネだったのにケチャップになっていて
ちと残念
ときどき寄りたくなる場所


こちらはおなじみノッシュ

今年も最多利用率でした。


こちらは自分の中では『雨カフェ』と呼んでいる

雨が似合うカフェ
家から遠いのであまり行けずに残念


どこも今年最後の行き納め
来年もまたよろしく。
(※まだ2、3軒は年内に行きたいところが



そんな今日は家に缶詰で仕事中

頭の中だけ
妄想カフェ


先日行ったカフェのカップ
ブルーとコーヒーってどうしてこうも合うのでしょう?


家でもカップはブルーにしています。

最近はコアリスで買ったこればかり。
(※取っ手がないので淹れたてはちょっと熱いけどドンマイ


さーてっ、明日は飛躍的に仕事が片付いて
一気に仕事納めが近づいてきますように
がんばろーっと


GBI行:マヌカの里

2013-12-20 | 旅行
今日も元気に
GBI
グレートバリア島旅行記の続きです。


GBI行で一番楽しみにしていたのはマヌカハニーでした。
NZのマヌカとはアロマオイルで有名なティーツリーのことで、
ここでは蜂蜜としてガンガン食されています

こんなに小さい素朴な花です。



食べる抗生物質
と言われるほど薬効が高く、純度の高いものを傷口に直接塗るなど
医療行為にも使われているそうです。
(※友人の外科医もクリニックでマヌカクリームを使っていました)


ここのお年寄りたちのマヌカへの信頼はもう信仰の域で、
1日1スプーンは欠かさない
という人もけっこういます。


GBIもですが、確か人口の3分の1が雨水を飲んで暮らしている国
いくらフィルターを掛けているとはいえ、ピロリ菌とかありそう
でも、マヌカを食べていれば立派なピロリ菌対策になるそうです。


今はマヌカの開花の時期だったのか、

どこもかしこも花盛り


こんなにたくさんのマヌカを見たのはNZで初めて



遠目には山桜のように全体が真っ白に見えます。



マヌカ街道のような道もありました。




昨日記事にしたミルク・ハニー・穀物博物館



名前のとおり、

こんな小屋が
養蜂家アーニー・オズボーンの小屋のレプリカです。


オズボーン

1950年


こんな純度の高そうなマヌカハニー

さぞや美味しかったでしょうし、身体にも効きそう


職住一体

小屋中甘い香りに満ちています。


多分今でも、養蜂そのものはあまり変わっていないのかも



鉢の巣箱と思われます。

周りはマヌカ畑と言いたいほどマヌカ、またマヌカの場所


箱の色の違いはなにかの目印なのか

単にリサイクルの結果なのか


結果、7.5kg買ってきました(笑)

滞在中から食べ始め、普段マヌカを自分からは食べない夫が、
(※毎朝のスムージーにはしっかり入れていますが)
「これは美味しい
と大感激。ガンガン食べ始めました。
(※2人で食べるとま~減ること、減ること



今年に入り、イギリスの食品基準局がマヌカハニーの品質表示に
問題あり
と警告を出しました。


2011年の無作為の調査では調べた5種類のマヌカハニーのうち
表示と内容が合っていたのは最大手コンビタ社の物だけだったそうで、
別の調査ではマヌカが全く含まれないもの、外国製のものもあったそう。


蜜蜂がどの花から蜜を集めてくるのかは密閉された農場でもない限り
コントロールできないのでしょうが、グレートバリア島なら、
「マヌカの純度が高そう
というのがう一目瞭然。
本当に驚く量のマヌカ、マヌカ、またマヌカでした


GBI産はやや高めで今まで贅沢なイメージがありましたが、
その金額に輸送量や生産量の少なさだけではない価値を感じて
これからはGBI産をもっと取り入れてみようと思いました。


健康第一
だし、やっぱり
美味しいし


(つづく)

GBI行:カウリと鯨

2013-12-19 | 旅行
明日もバリバリ続編行きまーす
と一昨日言ったら、いきなり続かなかった昨日


なぜか堂々前振りしたときに限ってその通りにならない、
へそ曲がり?その日任せ?なブログ
昨日はとにかく、
三ちゃん祭りでした



それでもめげずに
GBI
(※なぜこんなにひつこいのか?)


グレートバリア島旅行は雨ばかりでしたが、出掛けてもいました。

初日にロッジから近かったトラムライン・トラックと呼ばれる
片道45分の道を歩いてみました。


かつてNZ原生の高級木材カウリの切り出しに
1925-41年までたったの16年間使用されたトロッコ線跡です。
この頃にはノースランドのカウリが取り尽され、こんな不便な場所にまで
カウリを求めてやってきたのですね!


トロッコは雑木林の中を走る国内で最も勾配のきついものだったそうで、
伐採の難易度からして、資源の枯渇具合がうかがえます。


美しいシダのトンネル

とても自然に見えましたが、この辺は再生林でした


確かに勾配がきつく、ちゃんとした靴を履いていって正解

帰りがけに雨が降ってきて幸いでした。濡れたら足場が相当悪そう。


途中に錆びたかつての線路発見



この辺はキャンプ場になっていました。

ファンガパラパラ湾に面したグリーン・キャンプ場


あるのはこれだけ



こんな水道もあって、

「島には水道がないのに水が出るの?」
と蛇口をひねってみたら・・・・・





出ました
(※どこかに雨水タンクがあるのかな?)


やったー

トロッコ発見


この辺に操作場か作業場があったよう。



ただただ朽ちているだけで何の説明もなし。



もう少し道なき道を行ってみると

ファンガパラパラ湾に出ました。


この杭の太さと多さ、

かつてかなり立派な桟橋があって、満潮時には船が着いたのでは?
宿まで往復きっちり2時間のなかなかいいコースでした。



し・か・し、
雨のことなど、これっぽっちも頭になく
水着だなんだと晴天しか頭になかった私たちはレインコートも傘もなく、
旅行中のトレッキングはこれのみでした




別の日に行った

ミルク・ハニー・穀物博物館
なんと、まんまな名前!


中は個人の手作り的な展示

島のあちこちから集めてきたんでしょうね~


これは脱穀機

だったはず


こんな風に水車を使って脱穀したりしていたようです。

本当に自給自足だったんですね。




この小部屋は?



ギャー
(※音声を消してお届けしています)

ドアを開けるとこの人が
トイレに座って新聞から顔をあげます。





まんまと引っかかった私



博物館の裏に住んでいるらしいオーナーは(家あり)毎日この
ギャー
を楽しんでいるのかも・・・・



ここで見つけたトロッコの写真




ノースランドの博物館で何度も何度も目にした

カウリを運搬している様子
水牛あり


トロッコあり

船あり
ありとあらゆる手段で宝の山を切り出し、お宝を運び去り、
後には禿山と仕事のなくなった人たちが残されるという、
近代の採集経済


カウリが終わったあとは鉱物資源を掘ったり、

なんと捕鯨も行われていました。


解体中
まるで雪のような白さ

1956-63年までファンガパラパラに鯨工場があったそうです。
これもたったの7年という超短命なビジネス


装備を整えたロシアと日本の捕鯨船に太刀打ちできずにあえなく撤退。

技術力、資金力、市場の差が歴然だったのでしょうね。



この写真なんだかわかりますか?



乳絞りをしているおニイさんが、

猫にミルクをあげているところ
2匹とも後ろ立ちしています。


これも!

かーわーいー


写真が突然カラーになって1960年代

私が生まれた頃?
日本ではオリンピックがあり、新幹線も東京タワーもあった頃ですよ


とーっても小さな博物館でしたが

なかなか勉強になりました


(つづく)

三ちゃん、おめでとう!!!

2013-12-18 | 料理・食べ物・外食
今朝NHKを観ていたら、日本で初めて外国人シェフによる
和食コンテストが行われたというニュース。


海外に和食店は実に5万5,000軒もあるそうですが、
かなりが日本人経営の店でしょうから、外国人シェフによる
本格的な店は果たして何軒あるのか


最終的にシェフの精鋭9人が選ばれて、日本で腕を競い合いました。
審査員は日本人の和食のプロ中のプロたち・・・・・


ベルギー人シェフが作るケーキのように可愛い寿司が映ったものの、
優勝者はこの人

「シンガポール人だって・・・・」


「やっぱりアジア人なのか~」



「えー



三ちゃん

中国語で話していたけれど、本当は日本語ペラペラ


私たちがシンガポールで暮らしていた20年前は
東南アジアでの本格和食の金字塔を打ち立てた
寿司懐石 野川にいて、野川さんの片腕だった、
三ちゃんこと三太郎です。



もう、ビ、ビ、ビ、ビックリ



その後、私たちは香港に転勤となりましたが、
なーんと三ちゃんも香港のリッツカールトンに店を出し、
再会


「香港でも、三ちゃんのお寿司が食べられるなんて~
と大感動でした。


温(19歳)が生まれまだ入院中だったときも、病院食に飽き飽きして
夜こっそり夫とリッツカールトンに駆け込み、握ってもらいました。


そんな思い出もある三ちゃん、
今はシンガポールのアマラホテル内に寿司割烹 三太郎を構えます。


本名はリー・ウォック・ウィンっていうのね

元東南アジア駐在員にはやっぱり
「三ちゃん」か「サンタロウ・リー」
だよね~


いつかシンガポールに行くことがあったら、ぜひ行ってみたい

世界一なんてスゴいよ、三ちゃん
心からおめでとう



ここまで書いた後、まだまだ感動覚めやらずでとうとうメルマガに
よかったらご覧下さい。

Vol.0649  ~三ちゃんと過ごした時代~


トリプル更新

2013-12-17 | メルマガ・ブログ・占い
最近は珍しくない、
このブログ「さいらん日和」
もう一つのブログ「さいらんガーデン」
そしてメルマガ「西蘭花通信」
トリプル更新


今日配信したメルマガです。
よろしかったらご覧下さい。

Vol.0648  ~スピリチュアル・ノート記:「1人でいること」と「孤独」~


あとはコツコツ家での作業
ウォーキングとガーデニングで息抜き


なにせaloneness(1人でいること)が全く苦ではない、
【孤独な縁の下の力持ち】ですから
(※詳しくはメルマガでどーぞ)


満開だったグレートバリア島のマヌカ



明日もバリバリ続編行きまーす
(※夫には「まだやるのー」と言われていますが)


GBI行:自給自足

2013-12-17 | 料理・食べ物・外食
質問です。
旅行中「一番したくないこと」ってなんですか?



私は







料理


日本の方には、
「旅行中に料理 キャンプじゃあるまいし。
旅行はやっぱりご当地グルメでしょ
と言われそうですが、


在住の方には、
旅行中の『料理は当然』派
も多いことでしょう。


NZのほとんどの場所にはご当地グルメなどなく
地方に行けば、食べるところすらない場所も


グレートバリア島にはスーパーの1軒もなく
(小規模な食料品店が3、4軒あるのみ)
レストランも営業していたりしてなかったり・・・・

作るしかないのです
(※ナスのトマトソース煮。ナスも持ち込み)


クルマなのでいくらでも持っていけるのは楽です

アンチョビやチリまで持って行きました。


今回初挑戦だった

旅先での自家製ヨーグルト作り
ミルクは島で購入し、滞在中毎朝ヨーグルト三昧
余ったミルクもヨーグルトにして持ち帰りました。


「ためしてガッテン」で紹介された、すいすいパスタ

(※1時間以上水につけておいたスパゲティ。白いです)


これをマグカップ3、4杯のお湯で2、3分煮るだけ

あっという間に黄色くなってしっかりアルデンテ
この作り方を知っていて本当に助かりました。


島は公共の電気がなく、全てソーラーなので電気ケトルがなく、
BBQのガスでお湯を沸かすため、ものすごーく時間がかかります。
すいすいパスタなら最小限のお湯で足りるので助かる~


色がアレですが

ナスのパスタ
お皿がパン皿しかなく、こんなにテンコ盛り
寒かったので熱々のスープも。


これはキノコのパスタの日
(※キノコはどこ?)

島で野菜を調達しようと思っていたのにかなわず、
持ってきたセロリとツナ缶の炒め物添え


ブロッコリーとチキンのパスタ

なんだかんだとパスタ三昧


朝ごはん



この日は雨が強く、ロッジのダイニングルームを借りました。

外が真っ白


フルーツサラダ

果物もかなり持参しました。庭のレモンもたっぷりしぼって・・・


レモンの皮はスムージーに

最後の方はほうれん草がなくなり、アボカドやバナナで
イエロースムージーになってしまいました。


ほとんど食べるサラダです(笑)

飲めない固さで、スプーンで食べます
現地で買ったマヌカハニーがたっぷり。


日中は珍しく紅茶を飲んだりもしました。

NZの紅茶といえば、このベルティー
(※温(19歳)も名古屋に大量に持って行きました)


あとはクラリス・テキサスでまったりコーヒーだったりランチだったり

これでなんとかなりました


さて、ここで質問です

これはなんでしょう?


ヒント:こんな風にバーべキューセットと一緒に置いてあります。




私:
「蚊取り線香でも入れておくもの?でもNZに蚊取り線香ある?」
と思っていたら、


夫:
「バーベキューの上に置いてパンをトーストするものだよ!」
と、神な答え


あまりの素朴な造りに

び、び、ビックリ
「18世紀からこのまんま?」
みたいな


(※こんなペースで更新していて、年内に終わるんだろうか

(つづく)

GBI行:グレートバリア・ロッジ

2013-12-16 | 旅行
長々続いている、
グレートバリア島(GBI)旅行記



連載6回目にして、



とうとう



宿に到着

今回宿泊した
グレートバリア・ロッジ


完全に建て替えられていましたが、
本当に1922年からの由緒ある宿泊施設なんだそうです。


なので目の前が海という絶好の立地
静かな入り江のファンガパラパラ湾を見下ろす小高い丘の上


海の方からだとこんな感じ

夏休みから3月いっぱい、豪華クルーザーがわんさと集まるのだとか。


こんなに立派な桟橋があるのはポイント高し

クルーザーの中には1500万ドルを超えるものもあるそうで、
それって普通の家20軒分以上のお値段


桟橋自体はオークランド市のものですが、

ここでロッジが給油サービスもしています
船用のガソリンスタンドです。


実はこの宿、カーフェリー会社シーリンクの所有

私たちの船も、もちろんシーリンクでした。
ガソリンも彼らが運んでいるので、ガソリン価格が
島内で一番安いんだそうです
(※市内価格にプラス40セントぐらいとか)


市内の5割増し、1ドル10セント以上高かったマルベリーグローブには

「卸している」
んだそうです
でも、あそこからここまで40分ほど。
安くてもガソリンだけを入れに来るんだろうか


こんなに恵まれた場所だとは来るまで知りませんでした。



ロッジの前の広い芝地



ここは市のリザーブ(休遊地)で、

オークランドで言えば
ドメインやコーンウォールパーク内に泊まれるようなもの


水と緑に囲まれ(裏手にはせせらぎもあるし)

とてもリラックスできる場所でした。


滞在中はほとんどこんな感じで、

また雨


雨に煙る桟橋

でも、それはそれで情緒があってよかったです


部屋の中

外の緑と室内のカラーコーディネートが絶妙


角部屋だったのでこんな張り出し窓が

いつか家にもほしい
ずっとここで自然光の中、本を読んでいました。


天井にはローカルアーティストの作品でもあるランプシェード



ベッドサイドにも



小鳥



外は大きなデッキになっています。



雨が降っていないときはここでご飯

降っていたら室内で。
どちらでも外にいるのと変わらない開放感。


裏手は調理場になっていて、

各部屋にバーベキューセットが1台ずつ。


奥のやかんが見えるところがガスコンロになっていて、

料理はここで。
隣に誰もいなかったので隣のコンロも使えて時短でした。


裏庭にも降りられます。

雨に濡れた緑の色が鮮やかです。


特にアジサイの美しさは

格別


雨もまたよし


としみじみ思ってしまいました。
子どももいない、アウトドア派でもない、
大人の休日
でした。


(つづく)

朋遠方より来たるあり

2013-12-16 | 料理・食べ物・外食
このブログにコメントをもらって、速攻で連絡復活の友人
1月の再会が決定して
小躍り中


こういう関係が私にとってはリアルがちな友だちなんです。
「ねぇ、そっちのメルアドなんだっけ?」
ぐらいのユルユルさ


まめに連絡をとりあったり
年末年始に挨拶したり
どこかに行ったといってはおみやげが来たり
・・・・・
・・・・・
・・・・・


こーゆーのをすべてお互い省略できる人を、友だちと呼びたい。
(※超個人的意見ですが)



食に五月蝿いグルメな2人なので

ちょうど出ていた、グラブワンのナンバー5をポチポチ


食の殿堂香港からのゲストのときが一番考えちゃいます



再会を祝して美味しい時間を過ごせればそれがなにより。



ナンバー5は楽しい思い出がたくさん詰まった場所。

(夫婦でこんな事や家族であんな事もありました)


今回もまた新しい思い出ができそうです



いつか名古屋の温(19歳)が里帰りしたら、また一緒に行きたいなぁ。

(※・・・って、それはいつ


GBI行:クラリス・テキサス

2013-12-15 | 旅行
フェリー乗り場に近いマルベリーグローブを出た後、
小さい集落を過ぎ、
(とても村と呼べるような規模ではありません)

道を迷いながら
(「どうやって迷う?」
というほど道がないのですが


たどり着いたのは

クラリス・テキサス
島に5ヶ所しかないカフェの1つ


可愛いイヌが出迎えてくれました

近所のイヌだそうですが、いつもここにいるんだそう。
私の膝に頭を載せてくれたので、ずーっとナデナデナデナデ
かーわーいー



飛び込みだったのに、

コーヒーが美味しい


ラッキー
競争の少ない地方に行くと、コーヒーは相当当たり外れがあります。
(※あっ、オークランド市内もかな


ここはもう、着いた日から帰る日まで毎日通いました。

(※このパニーニはパンドロのものらしく、オークランドから空輸かも?)


何度も言ってきたように、
滞在中は毎日雨

スズメもカフェの軒下に避難しています。


これがまた、ホントにカワイイ

後ろの嘴の黄色いヒナを連れたお母さんスズメ
時節柄ヒナがたくさんいて、当たりかまわず
ピーチクパーチク
ピーチクパーチク
赤ちゃんと一緒で鳴きつづけます。


さらに羽が勝手にブルブルバタバタ震えちゃいます

自分でコントロールができないようです。
目の前に食べられるものがあっても、この大きさだとつつけません。


がんばる、母スズメ

私たちの目の前のテーブルに陣取って目が訴えてます。


子育て中同士だもんね~
そりゃ、応援しちゃうってもんで


えっ

スズメがポテト?



地中に埋まった芋なんかトリが食べる?



もちろん、




食べます
(※カモメも食べますけど)


1本を小さく切ってポーン


母スズメがサーっと飛んできてキャッチ。小スズメのところへ。

自分は食べずに献身的。
いよっ、男前
(※ヒナの方が大きく太っています)


この2羽を連れていた母スズメはさらに大変でした。

お腹を空かせた2羽に追いかけまわされ、2羽はブルブルバタバタ
ビーチクパーチク
ビーチクパーチク


スズメがポテトをもらっていたら、

さっそくやってきたカモ


これはNZ固有種の

クリイロコガモ
マオリ語のパテケで知られています。


飛べないカモで数が減っており

大切にされています。


クラリス・テキサスには

専用の水飲み場がありました。
(※スズメも飲んでましたけど)


カフェのすぐ裏は

牧場
島は驚くほど牧場が少なくて、ここは数少ない羊牧場でした。



日参した最終日にはとうとう晴れました

フェリーに乗り込む前に最後の1杯


さっそくカフェの裏庭でスズメたちが

砂浴び開始


パテケは自分の水飲みと一緒に

ドヤ顔
クルマには気をつけてね~


「なんでNZなのにテキサス
かもしれませんが、これって、
映画「パリ・テキサス」をパロったのでは?


英語読みなら「パリス・テキサス」なので、ちゃんと韻を踏んで、
クラリス・テキサス

私の中では五指に入る名画だなぁ
(※ちょっと看板のイラストがアレですが



そんなご縁もあって、すっかり気に入ったカフェでした


(つづく)

島ざかり

2013-12-14 | メルマガ・ブログ・占い
11月30日の「11月の終わりに」で、
離島に行ってきました。
この話はまた改めて~

と言っていた、あの離島は


ロトロア


オークランドから1時間ほどのワイヘキ島近くの島で

無人島です。
(※小規模な宿泊施設はありますが)


その話を始める前に、今度はグレートバリア島(GBI)に行き、

(※やーっと晴れた最後の日
ロトロアの話をすっ飛ばしてしまったので、


ブログ「ニュージーランド移住記録:さいらんガーデン」の方で地味に
ロトロアの話を展開中です
よかったらどうぞ。

ロトロアにて


メルマガ「西蘭花通信」はGBIで読んだ「スピリチュアル・ノート」の話に。
昨日もメルマガを更新したので、よかったらご覧下さい。

Vol.0647  ~スピリチュアル・ノート記:孤独な縁の下の力持ち~


と、話はどこもかしも
島ざかり

GBI行:マルベリーグローブ

2013-12-13 | 旅行
「えっ このシリーズまだ続くの?」
と言われそうな超のんびり更新ですが
話はフェリーがグレートバリア島に着いたところまででした。
まだまだ続けます


フェリーを降りてすぐに見えてきた建物
マルベリーグローブ


「あれっここってクロワッサンが買えるところ?」
という、さして重要ではない情報だけはしっかり頭に入っている私


大雨の中、クルマを降りると目に飛び込んで来たのが、

「うっそー
な大きさの図書館


失礼かとは思いますが、分かりやすく言えば
公衆トイレ並の大きさ。
左に蔵書があるのが見え、右はオフィス?受付?
この大きさに、島の生活の規模を見たような気がしました。


図書館の正面はガソリンスタンド

これまた
「うっそー


だって、この価格

リッター3.30ドル


オークランドが2.16ドルだったので、ざっと
5割増し
このガソリン代に、島の物価を見たような気がしました。


公共交通機関というものが全くないので移動はすべてクルマ。
このガソリン代は相当キツいなーと思いました。



マルベリーグローブはこれ自体が一つの商業施設でした。

海の目の前のカフェ


朝ごはん
サンドイッチ
コーヒー
テイクアウェイ(パイなど)



酒(←これキウイには非常に重要
食品
ガソリン
氷&釣りえさ

裏手が宿泊施設になっていて、コインランドリーもありました。


こんな鉢植えも

商品です


外のベンチにはお店の猫ちゃん

ソーサー付きカップもステキ


この一角は夕方からはバーになるのか?

(※別に朝から飲んでても 一向に構わない国ですが)


でも、その後ろは野菜コーナー



ここは通路にもなっていて、奥の方でなにか造っていました。



まだまだ業務拡張中のようです。



クロワッサンは週末だけということで、残念ながらありませんでした。
ここではパンを1斤買いました。
6ドル(約500円)
(※日本の1斤の3倍ぐらいありますが、驚く高さです


実はこの写真、トラックを撮ろうとして人が入って失敗したのですが、

クルマに乗ってから、夫とこの買い物客の話になりました。
夫の目の前で会計を済ませた男性の支払い額は、この量で
140ドル(約1万2,000円)


「パン2斤とミルクに缶詰。オレンジとあと何かがちょっと。
ビールが2ケース(小瓶24本)あったけど、高いよー
と食料品の高さに、夫は目を丸くしていました。
これだと1人暮らしでも数日分にしかならない量では?
この食費に、島のエンゲル係数を見たような気がしました。


キャットフードも高いんだろうね(笑)

でも、猫の可愛さには変えられません


(つづく)

晴れの日は家にこもって

2013-12-12 | 家&庭関係
今日は快晴

こんな日は朝方ちゃちゃっとウォーキングをして、


家にこもります

仕事日和
(※普通の人と反対なのは気にしないで下さい


これからの仕事はどれも年内最後
心して2013年をしめくくりたいものです


こんな展開を見越して、グレートバリア島旅行から帰ってからは

家の内外の片付けに精を出していました。
剪定終了


ここは「猫の畑」と呼ばれていた場所

猫はお腹に溜まる毛玉を吐き出すために、草を食べるのですが、
それにしても~
な雑草園になっていたので、完全に整地


芝の種を植えたのでトリに見つからないように小枝でカモフラ
掘り返した土は乾きやすく、乾くとスズメが砂浴びに来て、
パシャパシャやっているうちに芝の種が出てきてしまいます


ご飯付き風呂という
スズメ天国
にならなうよう気をつけないと!



夫が忙しいので善(16歳)が芝刈りをしてくれました

ずい分、上手になって、
ママ感激
(※ご飯を食べているのは半野良の小夏。プランターは


4年前はこんなにへっぴり腰だったんですけどね~

傾斜があるので芝刈り機が前へ前へと行ってしまいます。


エンジンをかける紐も長すぎてなかなか上手く引っ張れない

(※実はママも 腕の長さがないとダメみたいです)


それが今ではすべて自分でやり、途中の給油も手馴れたもの
あっと言う間にやり終えてました。


さーて、今年は早めの仕事納めにしたいなぁ
(※確か毎年同じことを言っているような


慌しくても

2013-12-11 | 私事・リタイア・人生
グレートバリア島旅行から帰って以降、夫婦でバタバタ
夫は超がつく忙しさで、出たり入ったり
今日は仕事仲間と飲み会じゃなかった、ビジネスランチ
明日も仕事で1日缶詰だそう


私も出たり入ったり
と言っても家の敷地内ですが、ここ数日、
母屋→離れ→ランドリールーム→ガレージ→庭→仕事部屋
をグルグルグルグル
(※狭くてよかった


旅行中の風雨でレモンがたくさん落ちたので、今シーズン3回目の
マーマレード作りもしました。
夫に砂糖を買ってきてもらったら、

4kgパック
こんなサイズがあるんですね~。わざとマグカップを置いてみました。
めったにスーパーというところに行かないので、知らなかった
(※どんな主婦?)


グレートバリア島で買った現地産のマヌカハニー
(※収納前に慌てて撮ったので超逆光

買い占めたいほどの素朴な美味しさ
計7.5kg買って、早くも旅行中に開けた1瓶はほぼ終わりそう


今日も1日フル稼働で慌しく過ぎていきました。
夕焼け

8時半過ぎだったのでは?
慌しくてもこういう夕焼けを見ると
「明日もがんばろー
という気になります。


明日は仕事に専念したいと思います。
(※まだまだやるべきことは山積ながら、仕事も待ったなし



そうは言いつつ、ぽつぽつ書いていたメルマガ「西蘭花通信」更新
よろしかったらご覧ください。

Vol.0646  ~スピリチュアル・ノート記:44のライフテーマ~


GBI行:出航、イルカ、そして到着

2013-12-10 | 旅行
出航です。

行ってきます、オークランド


客船のフェリーターミナル

古色蒼然がむしろ目立ちます。


左の白い屋根は2011年のラグビーワールドカップの時に建設した

クラウド


超低予算だったから仕方がないとはいえ、雲より

イモムシ
に見えて視覚的にかーなーり苦手


物流の中心

オークランド港
拡張か移転かで万年もめてます。


生活圏の見慣れた光景が見えてきました。

海岸線のタマキ・ドライブ


朝のラッシュが始まっています。

写真を撮っていてもクルマが全然動きません
マイカー通勤の皆さま、ご苦労さまです。


頭がのぞく

ランギトト島
「これぞオークランド!」な眺め


ノースショア側



デボンポートの海軍基地



これはレジャー用?観光用?

レジャーにはちょっぴり哀しいお天気


デボンポートのフェリー乗り場

そういえばフェリーで行ったことないなぁ


絵本の挿絵のようなかわいい家が並んでいます。

シティー周辺の眺めを楽しむには最高のロケーションです。
でも南向き(北半球の北向き)のせいか、
どこか寂し気に感じてしまうのは私だけ?


サヨナラ

オークランド

(※って感情入りすぎなのは、船旅ならでは


この時点では雨は降っていませんでしたが、

湾を出ると風が出てきました。


その後、揺れ始めたので私は

The 即寝


どれぐらい寝たのか、船内放送が流れ、
ドルフィンがどーのこーの



えぇぇぇえ
イルカぁ







フツーにいました
 


船を誘導するように

グングン泳いでいます。


時々ピョンピョン飛ぶのですが、

写真はこれが精一杯
(※この時点でかーなーりの大雨。私もカメラもびっしょり)


船のスピードに合わせて、先端ギリギリに10数頭が泳いでいました。

まるで船首像として、
フェリーの安全を祈ってくれているよう


1分前まで爆睡していたのに、

愛らしい姿に涙が止まらなくなりました。
完全に遊んでいて、ワーワー言う私たちを楽しませてくれています。


まるで、
キャッチ・ミー イフ・ユー・キャンな世界
(捕まえられるものなら、捕まえてごらん
ずーっとずっと一緒に泳いでくれました。


地球は絶対に人間だけのものではない。
グローバル化がどーのこーの
海域が空域がどーしたこーした
と、まるで自分たちのもののように決めてかかっているけれど、
私たちはこの星に住む、かなり横柄な同居人にしか過ぎないのだ
とつくづく思いました。



大雨の中、到着

(※イルカを見た後また即寝で、距離感、時間感ゼロ


お馬さんも雨の中、最後まで不動で

エラい~


あっ

やっぱり「頭」が待ってました


「頭」接続で陸揚げ

スチャ



し・か・し、

このトラックは陸揚げまでで、走り出しませんでした。
「観光客の乗用車を優先してるの
と思って走り出したら、



そーかー
あんなトラックが普通に走れる道はナイ


多分、「頭」を着けて甲板から降ろした後は別のトラックが来て、
それぞれの積荷を引き取って行くんでしょう。
(※スーパーのネットショッピングも品は港で引渡しなんだそうです)
で、空のコンテナは引き返すフェリーに積まれて、オークランドへ!


到着早々、離島の生活の片鱗を垣間見せてもらいました。

(つづく)