to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

朝霧 sheepdog セミナー

2008年05月05日 | Sheep dog

去年のGWにも参加した、

アメリカ人講師の「Pam Wolf」先生のsheepdogセミナーに

参加してきました。

去年、初めてPamさんの指導のもと、

羊に目覚めた蒼太くんでした。

今年は、成長した蒼太くんを見てもらいました。

 

Pamさんは、アメリカでも

hobby handlerの指導にあたっているので、

o-papaのような週末だけの羊飼い愛好者には、

適切な指導をしてくれます。

 

朝、到着すると、大きな気球が「ふもとっぱら」の真ん中に

ふわりと浮いていました。

 

まずは、軽く黒板を使っての説明がありました。

去年のセミナーと重複するところもありましたが、

蒼太とo-papaが1年間やっているのを見て、

新しく理解できたところもありました。

その中でも、バランスポイントの話を書きますね。

 

バランスポイントとは、何か。

犬が羊の周りを回る時、羊の集団は、

見えないシャボン玉の幕の中にいる状態。

犬が、シャボン玉の中にグイッと突っ込んでしまうと、

バブルは弾けてしまい、羊はバラバラに逃げてしまいます。

シャボン玉を割らないように

ぎりぎりを回ったり動いたりすることで、

羊を動かすのです。

 

犬が、ぎりぎりを動いていると、羊の頭が、

一斉に同じ方向を向く時があります。

この時、犬が羊をコントロールできた瞬間 。

犬の頭は、その瞬間、羊に向いている。

これが、バランスポイント。

このときに、lie downのコマンドをかけると、

犬は聞き入れやすいので、自然と止まり伏せる。

 

そうでない、羊がばらばらな方向を向いて、

あわてているときは、

犬も何とかしなくてはと、焦ったり、考えたりで、

いっぱい、いっぱいの状態なのだそうです。

人間っぽいよね。

 

蒼太くんは、o-papaが説明を受けている時も、

伏せて、羊から目を離さず見ています。

そのことを、Pam先生に褒められました。

いつの頃からか、牧柵の外からも羊の姿を

見つめるようになりました。

1度set したら、目を離さないようになってきて、

少しずつsheepdogらしくなって、

成長している蒼太くんなのでした。

 

蒼太くんの姪っ子「ジャスパー」も

意欲的で、良い牧羊犬だとPam先生に褒められましたよ。

こんな可愛い顔して、羊を睨む眼はしっかりsheepdogです。

 

今回、蒼太の1年間の成長を感じることができ、

o-papaは、大満足だったらしい。

朝霧を紹介してくださったMさんにも、

前回のセミナー以来の、羊を追う蒼太の姿を見て、

成長を喜んでもらえました。

 

蒼太を大切に指導して、導いてくださったK先生、

いつも、いろいろ気をつかって下さっている、奥様、

追うきっかけを与えてくれ、今年も多くのことを教えてくださった

Pam先生、

そして、毎回、わかりやすく心のこもった通訳をしてくださるNさん。

蒼太は、皆さんのおかげで、

順調に成長しているんだなぁって、感謝感謝の1日でした。

 

蒼太の成長をこれからも応援してね→

Atelier sucre sale」に、ビーズ編みのシュシュ

UPしました。覗いてみてね。