to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

羊追いの訓練

2008年05月17日 | Sheep dog

羊を見る蒼太の目が、鋭くなってきました。

姿勢も低くなってきています。

去年の今頃は、羊をようやく追い始めた段階で、

まだまだ、どうなる事かと、心配でしたが、

最近の蒼太は、もうすっかりsheepdogの顔です。

 

最初は、羊の周りをまわる蒼太を止める練習です。

(画像をクリックすると動画が見れます。)

o-papaが持っている棒は、竹で先っちょにレジ袋がついています。

振り回しているのは、

蒼太が羊の周りを回る時に、

羊を動かそうとして、羊に突っ込んで蹴散らそうとするので、

それを防止するために、振り回して威嚇します。

lie downのコマンドで伏せて止めます。

蒼太の場合、lie downのコマンドで、パッと伏せずに、

少しズルズルと前に進んで伏せます。

コマンドどおりに、その場で伏せられないと、

前回のセミナーで、パム先生が言っていた、

バランスポイントからずれてしまうし、

バブルの中に蒼太が入ってしまうので、

羊たちの落ち着きがなくなったり、蹴散らしてしまったり

という結果になります。

この辺が、課題の一つ。

 

そして、次は、蒼太にsheepdogとして、

蒼太自身の中にある本能を呼び覚まし、

その感覚を、蒼太の体に、覚えこませるために、

コマンドは使わずに、

o-papaが羊を動かすことで、蒼太の位置をコントロールします。

ココをクリックすると見れます

o-papaが、羊を連れて、左右に体の向きを変えると、

蒼太が自然と、回る方向を変えているのが

わかります。

コマンドが邪魔をして、

犬の集中力や、能力を発揮できなくさせてしまうことがあるので、

このような練習が必要なようです。

 

 2ラウンド目は、蒼太に細いリードをつけて、

突っ込んで羊に噛みついたりしなくても、

蒼太の眼力で、羊は動くことを実感させる練習です。

 

ボーダーコリーは、目で羊を追う能力がある犬種。

リードで羊との距離を保たせて、

睨んでいたら、羊が動いたという経験を積み重ねると、

DNAに組み込まれた本能を思い出し、

目で仕事ができるようになってくるのだそうです。

 

この方法で、

角にたまった羊を動かす練習もします。

羊が隅にたまってしまうと、

今の蒼太は、やみくもにいろんな方向から、

羊にアタックして、動かそうとします。

そうすると羊は、パニックを起こし、

より固まってしまいます。

中には、逆切れする羊もいたりして、

それに負けてしまうと、犬は自信を失い、

隅っこが怖くなってしまったりします。

慎重に、犬に自信を持たせる必要があるのです。

写真のように、人が一緒に付いて行ってバックアップして、

羊のおしりではなく、顔の方から、

犬の目を使わせます。

人が一緒に行くことで、勇気100倍です。

必ず、メンチ切りで、勝たせる。

そして、強いsheepdogを育てます。

 

このところ、停滞していたsheepdogの訓練も、

また蒼太の成長とともに、ステップアップして、

楽しくなってきました。

強い眼力sheepdog目指して頑張れ蒼太!!

応援のぽちっとね。。→

Atelier sucre sale」に、クロスステッチのポーチ

UPしました。覗いてみてね。 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする