to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

雪解け(一体感のある服従訓練の必要性)

2008年05月16日 | Obedience

蒼太くんと服従訓練を始めてから、すでに1年3か月。

いろいろ出来るよう見える蒼太くん、

でも、何一つ出来ない蒼太くん、って、思ってました。

何で、こんなに反応が良くて、覚えの速い蒼太くんなのに、

出来ないんだろ~?

出来ないのは、o-mamaが教えきれていないから?

教え方が悪いから?

普段の接し方が悪いから?

と、考えれば考えるほど、蒼太くんが分からなくなってしまいました。

ところが、少しずつですが、

o-mamaの中で、氷が解け始めてきたようです。

 

何かが、劇的に、できるようになった訳ではありません。

でも、出来るようになったこと、

出来ないこと、どちらも今の蒼太だと思い、

認めてやることから始めようと思い、

この2.3か月、努力してきました。

 

努力なんて、変ですよね。

でも、o-mamaにも、蒼太に対する、

期待や理想があるわけなんです。

それは、欧介と積み重ねてきた分プラスα。

高い高い、期待と理想があったんですね。

2頭目という重圧を、蒼太くんは、

背負わされてしまったのでした。

ボーダーコリーは、ジャックラッセルテリアより

たやすくコントロールできるはずという思い込みもありますし、

実際、聞く耳を持つというスタートラインに立つまでの努力が

必要だった欧介に比べると、

最初から聞く耳を持ち、スタートラインに立っていた蒼太は、

当然、素人のo-mamaには、

簡単にできると思い込んでしまったわけです。

 

関係作りって、そんな簡単なものではないということを、

つくづく感じました。

蒼太が、いろいろ出来るけど出来ていないと

漠然と感じていたo-mamaですが、

その理由もわかってきました。

いろいろ出来る=形はできる

けど、

何一つ出来ていないと感じていたのは、

関係作りが出来ていないので、

訓練をしていても、蒼太の気持がつかめない不安定さが、

一体感のない作業となり、

そう感じさせていたんだなぁ。

 

O先生が、「形を作るのは簡単にできるけど、

それじゃ、蒼太がかわいそう」って、よく言っています。

「気持ちを乗せて、作って、」って、ことも、

よく言われます。

可哀想の意味がよくわからなかったのですが、

関係づくりでお互いの不安定な気持ちを

安定したものにしていくことで、

服従作業も、一体感を持ったものになるのかなぁ、

それを無視した、形だけ入れた服従訓練では、

犬も人もやらされてる感じなので、かわいそうってことなのかな。

 

今の蒼太を認めることで、一体感が芽生え、

出来ているのに、出来ていないと感じていた作業も、

出来てきたなぁ、成長したなぁ、って、喜べるようになってきました。

今日は、O先生にも「関係が良くなってきましたね~♪」って、

褒められました。

 

蒼太くんのo-mamaを見つめる目も、

穏やかになり、語りかけるようになってきました。

そんな蒼太を、可愛いと感じる時間も増えてきたように思います。

 

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Comments (2)
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