旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

小田神社

2016年07月05日 | 旅 歴史
 滋賀県近江八幡市小田町に小田神社があります。
 小田神社は近江八幡市の西の端、日野川に近い田園地帯に建てられています。社伝によると、今から2千年も前の垂仁天皇の時代(紀元前29-70)に創祀されたようです。近江に巡幸された倭姫尊(やまとひめのみこと)がこの地に神田を造りました。
 この田は天照大神に捧げたものであったので御田と呼ばれ、のちに小田といわれるようになったそうです。欽明天皇の時代(539-571)に大山咋神の分霊が勧請され、養老2年(718)に社殿が建立されたといわれています。
 仁保庄(にほしょう)の産土神として信仰され、領主などからも崇敬庇護されました。文治2年(1186)、源頼朝によって境内が整備されました。文永年間(1264-1274)に火災で焼失しましたが、足利尊氏によって再興されました。天正4年(1576)に織田信長が安土城を築いた時に小田神社に参拝し、社領100石を寄進したそうです。
 境内には楼門、拝殿、本殿などが建ち並び、楼門が国の重要文化財に指定されています。少し離れて建つ大日堂には神仏習合時代の本地仏とみられる木造大日如来坐像が安置されています。平安時代に作られた坐像は国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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