旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

永源寺

2016年07月19日 | 旅 歴史
 滋賀県東近江市永源寺高野町に永源寺があります。
 瑞石山永源寺は愛知川(えちがわ)の右岸にあり、明治13年(1880)に東福寺派より分派し永源寺派となりました。百数十の末寺を統轄する臨済宗永源寺派の総本山であるのです。
 鎌倉時代、寂室元光和尚(じゃくしつげんこうおしょう)が伽藍を建立したのが始まりといわれ、康安元年(1361)、近江国の領守・佐々木氏頼が、伽藍を建て、寂室元光禅師を迎えて開山したそうです。
 寂室の死後も永源寺には高僧が集まり、佐々木氏の庇護のもと盛時には2千人もの学僧が集まっておおいに栄えたそうです。その後、兵乱で一時衰えましたが、江戸時代に東福門院により再建され、彦根藩主井伊氏の庇護によって諸堂が整えられました。
 総門をくぐると、左手の少し登った所にがあります。境内には、庫裡・鐘楼・方丈・仏殿・開山堂などが建ち並んでいます。また井伊家の墓も建っています。開山堂には、国の重要文化財に指定されている寂室和尚坐像があります。
 参道一帯には紅葉の名所として多くの人が訪れます。また永源寺はこんにゃく料理でも有名で、開山堂の近くに松尾芭蕉が詠った「こんにゃくのさしみもすこし梅の花 はせを」の句碑も立っています。

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