旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

大笹原神社

2016年07月22日 | 旅 歴史
 滋賀県野洲市大篠原に大笹原神社があります。
 大笹原神社は野洲市の東部、国道8号線沿いの大篠原集落から南へ1kmほど入った鏡山の北麓にあります。旧郷社で、平安中期の寛和2年(986)に越知諸実が社領を寄進し、社殿を造営したと伝えられています。
 鎌倉時代の康元元年(1256)、篠原六郎光友が社殿を修復しています。中世に入ると近江の守護大名・佐々木氏の氏神として社領の寄進、社殿の修復が何度も行われました。室町時代には佐々木氏の後裔とされる馬淵氏が庇護しています。
 応永14年(1414)、馬渕定信が社殿を再建しました。現在国宝に指定されている本殿はこの時に建てられたものです。永正13年(1516)には屋根が葺替えられています。明治41年(1908)の一千年祭には佐々木伯爵から寄進を受けています。
 大笹原神社の広い境内には拝殿、本殿のほか、5つの境内社があります。本殿に向かって左手にある篠原神社本殿は応永32(1425)に建てられ、国の重要文化財に指定されています。拝殿の横の庭には寄部(よるべ)の池があります。水不足から御輿を2基沈めて祈願したところ、どんな日照りの時でも水涸れがなくなったといわれています。

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