旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

慈眼院多宝塔

2021年07月14日 | 旅 歴史

 大阪府泉佐野市日根野に慈眼院(じげんいん)があります。
 慈眼院の多宝塔は石山寺、金剛三昧院とともに、日本3名塔に数えられています。檜皮葺きの、三間多宝塔で、鎌倉時代前期の文永8年(1271)に建てられています。初層の一辺が9尺(2.7m)という小さめな塔です。初層内部には大阪府指定文化財の大日如来坐像が安置されています。
 全高10mあまり、泉佐野市唯一の国宝建築物です。 多宝塔の内部には四天柱はなく、大日如来像を安置する須弥壇の背後に来迎壁があるだけです。須弥壇は、二段に組まれた仏壇の周囲に擬宝珠付きの高欄を巡らしています。慈眼院多宝塔は昭和28年(1953)に国宝に指定されています。多宝塔と同時期に建造された擬宝珠付きの高欄も、附指定で国宝に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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