大阪府阪南市石田に波太神社(はたじんじゃ)があります。
波太神社は延喜式に名を残す式内社です。第11代垂仁天皇の時代、当地を下賜された天湯河板擧命(あめのゆかわたなのみこと)(天湯河棚命)が創祀したと伝えられています。祭神は鳥取氏の祖であるという角凝命(つのこりのみこと)です。天湯河棚命はその子孫になるといわれています。
南北朝時代の永徳年間(1381-1383)に貝掛の指出森神社(応神天皇)を合祀し、波太八幡宮と呼ばれました。和泉国神名帳には日根郡19社の中に「正四位下波太社」と記されています。天正5年(1577)、織田信長が紀州雑賀を攻めた時、ここに本陣を置いたそうです。
何度も兵火のため焼失し、再建されてきました。慶長年間(1596-1615)に、豊臣秀頼によっても再建されています。拝殿奥の中央にが波太神社本殿があり、左側が末社・三社本殿が鎮座しています。ともに国の重要文化財に指定されています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/
日本一周 ブログランキングへ
にほんブログ村
http://blog.fc2.com/