大阪府泉佐野市大木に火走神社(ひばしりじんじゃ)があります。
火走神社は式内社の古い神社で、祭神は「火の神」である 軻遇突智命(かぐつちのみこと)です。神職が燃える火の上を走り渡る神事から火走神社と名付けられたといわれます。明治以前は犬鳴山七宝瀧寺と一体であったため瀧大明神とも呼ばれました。ともに葛城修験道の根本道場でした。
文亀元年(1501)に日野庄の支配のため下向した九条政基の日記「政基公旅引付」や、江戸時代の寛政8年(1796)に刊行された「和泉名所図会」に瀧宮、瀧大明神という名で載っているそうです。明治41年(1908)に周辺の神社を多く合祀し、戦後も丹生神社「稚日女尊」を合祀しています。
拝殿の奥に小さな社殿が三殿が並んでいます。中央に鎮座しているのが市指定文化財の火走神社本殿です。その右隣には、国重文の摂社・幸(みゆき)神社本殿があります。境内は「日根荘遺跡」の1つとして国史跡に指定されています。
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