白岩観音堂は諏訪七観音の1つとして信仰され、歴代高島藩主から庇護されました。元禄年間(1688-1703)に藩主・諏訪忠虎により現在地に移されたといわれています。現在の観音堂は安永3年(1774)に立川流初代の立川和四郎富棟が初めて手掛けて再建された建物です。
間口3間、奥行3間、入母屋造り、銅板葺きで、正面に軒唐破風を付けた1間の向拝があります。虹梁に竜の彫刻があり、向拝柱の木鼻には、正面に唐獅子、側面に漠の彫刻が彫られています。大きな堂ではありませんが、信州に多数ある立川流の寺社建築の原点になり、平成元年(1988)に県宝に指定されています。
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