旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

立石寺(山寺)弥陀洞

2013年05月16日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺にある弥陀洞です。
 蝉塚から更に登ると、直立した巨岩が見えてきます。長い歳月による自然の営みが岩を風化させ、阿弥陀如来の姿にみえるので「弥陀洞」と呼ばれています。岩の高さから「丈六(一丈六尺。約4.8m)の阿弥陀如来」とも呼ばれているそうです。仏の姿に見えた人には幸せが訪れるそうです。

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立石寺(山寺)せみ塚

2013年05月15日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺にあるせみ塚です。 
 蝉塚は、俳人壷中(こちゅう)を中心とする俳諧仲間が、宝暦元年(1751)、芭蕉が書いた短冊を埋めて石碑を建てたところです。碑の表に「芭蕉翁」、側面に「静さや岩にしミ入蝉の声」の句が刻まれています。背後には五大堂や納経堂、開山堂をいただく百丈岩の絶壁がそそり立っています。

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立石寺(山寺)姥堂

2013年05月14日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺の立石寺(山寺)にある姥堂です。
 姥堂は、これを境にこれより上は極楽、下は地獄といわれています。つまり極楽浄土への入口なのです。十王経に書かれた鬼婆で、三途の川のほとりにいて亡者の着物を奪い取るという奪衣婆(だつえば)の像と地蔵尊が並んで祀られています。

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立石寺山門

2013年05月13日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺にある立石寺(山寺)の山門です。
 鐘楼堂を右に見て石段を登ると、左側に「山寺宝珠山立石寺」と彫られた2mを越す石柱があり、その先に、鎌倉時代末期の建立と伝えられ、「開北霊窟」の扁額を掲ぐ山門があります。
 立石寺は、創建以来、たびたび火災にあいましたが、根本中堂と山門だけは当時の姿を残しています。山門は開山堂などへの入山口です。大仏殿のある奥の院までは800段の石段が待ち構えています。

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山寺鐘楼堂

2013年05月12日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺の立石寺(山寺)にある鐘楼堂です。
 「除夜の鐘」で知られる鐘楼堂です。鐘は招福の鐘として有名です。除夜の鐘は1月1日午前0時から打たれ、12月31日の夕方頃から鐘楼堂の入口に長い行列ができます。


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山寺念仏堂

2013年05月11日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺の立石寺(山寺)にある念仏堂です。
 念仏堂は、慈覚大師が入唐の際、五台山竹林院で授かった念仏三昧の法を修めた道場です。宝冠をつけた大師作の阿弥陀如来像が本尊となっています。
 念仏堂には、徳川将軍家の霊碑、山形24万石鳥井左京亮や同15万石源直基などの位牌が安置されています。「常行念仏堂」の扁額は、東叡山第五世兼立石寺第51世公弁法親王の書です。

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山寺日枝神社

2013年05月10日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺の立石寺(山寺)にある日枝神社です。
 山寺日枝神社は根本中堂と松尾芭蕉の像がある中間ぐらいにあります。貞観2年(860)慈覚大師の開山にあたり、釈迦、薬師、阿弥陀三尊を安置して守護神としました。江戸時代までは山王権現といわれていました。

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山寺の大イチョウ

2013年05月09日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺の立石寺(山寺)にある大イチョウです。
 山寺の大イチョウの根元の周りは約10mあります。幹部は空洞となって一部欠損していますが地上1.8mのところでは7.2mあります。高さは30mだそうです。昭和47年9月17日の台風で主幹が折れてしまったそうです。

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立石寺本堂

2013年05月08日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺の立石寺(山寺)にある本堂です。
 国指定重要文化財となっている根本中堂は立石寺本堂でもあります。延文元年(1356)、初代山形城主・斯波兼頼(しばかねより)が再建しました。本堂内には、慈覚大師作の木造薬師如来像が安置され、比叡山延暦寺から分火された火は奥の院(如法堂)の常火、開山堂の常香、根本中堂の法燈と3つに分けられ灯されています。
 立石寺は一山の総称でその名の堂宇はありません。この根本中堂が立石寺の本堂であり中心道場でなのです。薬師如来のほか伝教大師や文珠毘沙門の諸像が安置されています。
 根本中堂の法燈は、千年以上の昔から火を灯し続けています。天台宗宗祖伝教大師が中国の天台山国清寺から伝えたものです。大永元年(1521)、天童頼長により一山が焼かれた時、円海和尚が比叡山より改めて火を貰い受けました。その50年後の元亀2年(1571)、織田信長によって比叡山が焼き払われ、再興の折、逆に立石寺から延暦寺に分火されたそうです。

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立石寺(山寺)

2013年05月07日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺にある立石寺(山寺)です。
 山寺の別称をもつ立石寺(りっしゃくじ)は、正式には宝珠山阿所川院( ほうじゅさんあそかわいん)立石寺といい、山形市の北東14kmの山形市の鬼門にあたる宝珠山の山腹に位置しています。第56代清和天皇の勅願によって慈覚大師円仁が貞観2年(860)に開山しました。
 立石寺は、開山後すぐに380町の寺領を免租地として下賜され、慶長・元和(1596~1624)期は2420石の寺領に及ぶなど朝廷の手厚い保護を受けました。徳川3代将軍家光の時は1400石の寺領を得て僧坊も36を数えました。
 「奥の細道」で、芭蕉が立石寺を訪れ
 「閑(しづ)かさや岩にしみ入る蝉の声」
の句を詠んだことでも知られています。

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後藤美術館

2013年05月06日 | 旅 歴史
 山形県山形市山寺にある後藤美術館です。
 後藤美術館は名勝山寺と対面する位置に平成6年(1994)に開館しました。山形県河北町出身の後藤季次郎氏(東京在住)収集によるフランスバルビゾン派の絵画を中心に、ガレ・ドーム等のガラス工芸品・陶版画・ロダンの彫刻など展示されています。
 バルビゾンとは、バリから60キロほど郊外にある風景画家たちが愛した村の名前です。自由と独立を尊んだバルビゾン派の画家たちはそれぞれ独自の分野を開き、神秘的な森や樹木、農民画、動物画など描きました。

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国分寺薬師堂

2013年05月05日 | 旅 歴史
 山形県山形市薬師町にある国分寺薬師堂です。
 見ヶ崎川の近くの薬師町に国分寺薬師堂はあります。広い境内にはケヤキの大木が茂っています。奈良時代、聖武天皇の名をうけた僧行基が、ここに来て自ら薬師瑠璃光如来の像を彫ったそうです。そしてその像を祀って建立した寺院であるといわれています。
 毎年5月8日の薬師祭りから3日間東北一の植木市が開かれます。江戸時代から続いていて、全国3大植木市の一つに数えられています。東北、関東方面からも大勢の人が集まり大変な賑わいを見せているそうです。 
 植木市は、山形城主最上義光が大火にあって緑樹が少なくなった町内のため付近の農民に植木市を開かせたのが始まりと伝えられています。
 明治44年(1911)5月8日の大火によって金堂は類焼したそうです。そのため、真言宗宝幢寺本堂を移築して金堂にしたそうです。県議会の議事堂ができる前、この金堂で第一回目の県会が開催されたそうです。

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山形県郷土館(文翔館)

2013年05月04日 | 旅 歴史
 山形県山形市旅篭町にある山形県郷土館(文翔館)です。
 山形県郷土館「文翔館」は山形県の旧県庁舎及び旧県会議事堂です。煉瓦造りの重厚なイギリス・ルネサンス様式を基調にした設計で、大正5年(1916)に建てられました。昭和59年(1984)に国の重要文化財に指定されました。
 山形県郷土館は昭和61年(1986)から修理工事を始め、10年の歳月をかけて平成7年(1995)9月に完成しました。漆喰飾天井やシャンデリア、壁紙、絨毯、カーテンなどのモダンな意匠は当時のままに復原されています。
 旧知事室なども大正時代の家具までも復元されていて、その時代の雰囲気を味わえます。県の発展を伝える資料館としてだけではなく、音楽会や様々な展示なども使われています。

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山形県立博物館

2013年05月03日 | 旅 歴史
 山形県山形市霞城町の霞城公園にある山形県立博物館です。
 山形県内の地学や植物、動物、考古、民俗・歴史を総合的に展示しています。約800万年前に県内の大江町で生息していたヤマガタダイカイギュウのレプリカ(ジュゴンの仲間)が有名です。明治100年記念事業で設立された博物館です。

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山形市郷土館(旧済生館本館)

2013年05月02日 | 旅 歴史
 山形県山形市霞城町の霞城公園内にある山形市郷土館(旧済生館本館)です。
 この変型八角形の三層楼の旧済生館は国内においても優れた洋風建築物として国の重要文化財の指定を受けています。明治11年(1878)9月に竣工した擬洋風の病院建築物で県立病院として出発しました。
 明治21年(1888)に民営移管となり、更に明治37年(1904)には市営病院の本館として使用されました。済生館と命名したのは時の太政大臣三条実美だったそうです。
 創建当時はオーストリア人医師のローレツが近代医学教育の教鞭をとったことで知られています。昭和46年(1971)に「山形市郷土館」としてオープンしました。旧済生館をしのぶ郷土の医学と医療関係資料、郷土史料を展示しています。

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