旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

草野心平記念文学館

2013年09月12日 | 旅 歴史
 福島県いわき市小川町高萩字下タ道にある草野心平記念文学館です。
 草野心平記念文学館は平成10年(1998)に開館しました。蛙の詩人として人々に親しまれ文化勲章を受けた草野心平の生涯と作品を展示した記念文学館です。
 草野心平は「いわき」の小川の人で明治36年(1903)に生まれました。昭和25年(1950)47歳の時、一連の蛙の詩によって第一回読売文学賞(詩歌部門)を受賞しました。
 昭和52年(1977)74歳の時、勲三等瑞宝章を受賞し、文化功労者、文化勲章も受賞しています。故郷のために「小川の歌」なども作詞しています。
 ロビーから雄大な阿武隈山系も眺めることができます。実に開放的でのんびりした気分になれます。

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籠場の滝

2013年09月11日 | 旅 歴史
 福島県いわき市小川町塩田地内にある籠場の滝です。
 夏井川渓谷の中で、背戸峨廊入口から夏井川を遡ると籠場の滝があります。両岸から流れを阻むように連なっている奇岩の間を水煙をあげて流れ落ちています。
 「籠場の滝」とはあまりの滝の美しさに平藩主が籠を止めたことからつけられたそうです。
 落差はそれ程あるわけではありません。5、6mぐらいです。水流が強いので迫力があります。

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夏井川渓谷

2013年09月10日 | 旅 歴史
 福島県いわき市小川町江田~川前町にある夏井川渓谷です。
 夏井川渓谷は県道41号線沿いで、昔の磐城街道に沿っています。阿武隈山地から太平洋に注ぐ夏井川は川前から小川まで15kmあり、夏井川渓谷は男性的な渓谷美として広く知られています。
 硬い岩盤を侵食してできた渓谷で夏井川が岩にぶつかりながら激しく流れ出ています。多くの滝や淵があり県立自然公園に指定されている景勝地です。
 春の岩ツツジ、初夏の新緑、秋のイロハモミジは夏井川渓谷の美しさを引き立てます。遊歩道などもありゆっくり散策できます。

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白水阿弥陀堂

2013年09月09日 | 旅 歴史
 福島県いわき市内郷白水町広畑にある白水阿弥陀堂です。
 白水阿弥陀堂は福島県の建造物で唯一の国宝です。平安後期の代表的な建物で、永暦元年(1160)に、岩城国守であった岩城大夫則道(いわきたいふのりみち)の妻であった徳尼(とくに)が、夫の供養のために建立しました。
 岩手県平泉町にある中尊寺金色堂、宮城県角田市にある高蔵寺阿弥陀堂とともに東北3大阿弥陀堂のひとつに数えられています。白水阿弥陀堂は浄土式庭園の中心、大きな池の浮島の中に建てられ、朱塗りの太鼓橋で庭園と結ばれています。
 永承7年(1052)に末法思想が全国に広まり、仏教が衰え、世の中が暗黒になると信じられていました。そこから救われようと浄土教(阿弥陀教)が流行しました。仏様に向かって南無阿弥陀仏と念仏を唱えれば極楽浄土に行けるという他力本願の教えです。
 徳尼は平泉の藤原清衡の娘で、お堂や庭園にも、藤原氏の美意識がよく反映されています。庭園の雰囲気は、平泉の毛越寺とよく似ていて、白水の名も平泉の「泉」を二字に分解したというのが由来と伝えられています。浄土式庭園は昭和47年(1972)に復元され、国の史跡に指定されています。
 阿弥陀堂は桁行3間、梁間3間の一重の宝形造りで、こけら葺きです。昭和27年(1952)に国宝に指定されました。内部は中尊寺の金色堂によく似ており、極彩色で彩られた絵画で埋め尽くされています。
 中央に国指定重要文化財の阿弥陀如来像を安置し、両脇にはいずれも国指定重要文化財の観世音菩薩像、勢至菩薩像、、二天像(持国天像、多聞天像)の4体が本尊を守るように配されています。

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飯野八幡宮拝殿

2013年09月08日 | 旅 歴史
 福島県いわき市平字八幡小路にある飯野八幡宮の拝殿です。
 飯野八幡宮の拝殿はこけら葺きの切妻屋根平入造りで、弊殿とT字型に一棟となって本殿につながっています。天井には宝永2年(1705)、両側面には元禄16年(1703)の銘があり、その頃に建てられたと思われます。拝殿は弊殿とともにいわき市の有形文化財に指定されています。
 正面中央は小さな千鳥破風、そして向拝部分は一間の大きく目立つ向唐破風です。中央の間の鏡天井一面に龍の薄肉彫が施されています。欄間は正面弊殿に2頭の唐獅子と牡丹、両側面には鷹と狼の彫刻があって黒漆地に極彩色を施しています。

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飯野八幡宮弊殿

2013年09月07日 | 旅 歴史
 福島県いわき市平字八幡小路にある飯野八幡宮の弊殿です。
 飯野八幡宮の弊殿はいわき市の有形文化財に指定されています。弊殿は本殿と拝殿の中間にある幣帛を手向けるための社殿です。弊殿の両側は神饌所と神職控室となっています。切妻屋根妻入造りで、格天井には、宝輪などが極彩色で描かれています。

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飯野八幡宮本殿

2013年09月06日 | 旅 歴史
 福島県いわき市平字八幡小路にある飯野八幡宮の本殿です。
飯野八幡宮の本殿の祭神は品陀別命(応神天皇)、息長帯姫命(神功皇后)、比賣神(仲姫)です。本殿は床下の柱に記された墨書銘から元和元年(1615)に着工され、元和2年(1616)に完成しています。当初は前殿付き流れ造りでしたが、延宝2年(1674)の大改修で、三間社こけら葺き入母屋造りになり、幣殿、拝殿も建立されました。
 桁行3間、梁間3間、入母屋造り、こけら葺きで、南を向いて建てられています。平面は内々陣、内陣、外陣の3室があります。柱は円柱と角柱との組み合わせになっています。床は高く、三方廻縁に刎組高欄、脇障子を付けています。
 組物は柱上に台輪を回した和様三手先組です。外陣は正面の角柱を短くして台輪、頭貫を二重にしています。その中間に三斗を置いて、木鼻は3段に重なっています。軒は格組天井に蛇腹支輪で、二軒繁垂木の地垂木には強い反りがあります。本殿は昭和58年(1983)に国の重要文化財に指定されています。


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飯野八幡宮宝蔵

2013年09月05日 | 旅 歴史
 福島県いわき市平字八幡小路にある飯野八幡宮の宝蔵です。
 飯野八幡宮の宝蔵は神社の祭道具などを収納している土蔵造りの蔵です。建立時期については不明ですが、隅木に寛文4年(1664)に屋根葺き替えを行ったという墨書が残されていて、江戸時代初期に建てられたと推察されます。
 建物は、桁行3間、梁間2間の白漆喰で仕上げられた土蔵造りです。屋根は寄棟造り、本瓦葺きで瓦は釉薬瓦を用いています。内部は一室で、一間ごとに柱があります。外部は漆喰塗りで、腰はなまこ壁です。平成14年(2002)に国の重要文化財に指定されています。

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飯野八幡宮仮殿

2013年09月04日 | 旅 歴史
 福島県いわき市平字八幡小路にある飯野八幡宮の仮殿です。
 飯野八幡宮の仮殿は大瓶束墨書により寛文13年(1673)に建てられています。本殿を延寶2年(1674)に修理するため建立されとみられます。素木の1間社で、流造り、鉄板葺きです。建立当初は前室付一間社流造りで、屋根は流し板葺きで、向拝前面には幣殿の相当する前殿が付いていたとみられます。平成14年(2002)に国の重要文化財に指定されています。
 平面は向拝柱、身舎柱とも面取り角柱です。身舎と前室に分け、外部は両側面に切目縁を付け、背面筋に脇障子を立てています。柱上には舟肘木を置いて丸桁を受けています。軒は一軒疎ら垂木で、妻は虹梁上に束を立て舟肘木を置き棟木を受けています。

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飯野八幡宮若宮八幡神社

2013年09月03日 | 旅 歴史
 福島県いわき市平字八幡小路にある飯野八幡宮の若宮八幡神社です。
 飯野八幡宮の若宮八幡神社は仮殿創建に引き続いて、平澤内匠助が元和5年(1619)に完成させたという記録が残っています。祭神は八幡神応神天皇の御子神である仁徳天皇(大鷦鷯尊)です。瓦棒葺きの流造りの1間社で前殿が付いています。平成14年(2002)に国の重要文化財に指定されています。
 仮殿と同規模の建物で、仮殿では角柱を使っているのに対し円柱を使っています。素木造りの建物で、妻飾りは虹梁に大瓶束を建て、木鼻がつき、大斗、肘木で棟木を受けています。天井は棹緑天井、軸部は柱下礎石に地貫、腰貫、内法貫で組んでいます。平面は一間社流れに脇障子が付き、拭板床張り、木階七段に石段が一段付いています。

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飯野八幡宮神楽殿

2013年09月02日 | 旅 歴史
 福島県いわき市平字八幡小路にある飯野八幡宮の神楽殿です。
飯野八幡宮の神楽殿は祭礼の時に神楽舞などを奏した所です。社蔵の八幡宮萬御造営之帳から元和9年(1623)に建てられていることがわかっています。桁行2間、梁間2間の入母屋造り、鉄板葺きの建物です。柱間は面取り角柱で、各柱間は開放されています。床は拭い板敷で、天井は格天井になっています。
柱の面は大きく、垂木や軒廻りの反り、格天井および軒廻りなどに中世風の意匠がみられます。天井板には彩画を施されていて、本格的な造りとなっています。平成14年(2002)に国の重要文化財に指定されています。

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飯野八幡宮唐門

2013年09月01日 | 旅 歴史
 福島県いわき市平字八幡小路にある飯野八幡宮の唐門です。
 飯野八幡宮の唐門は建立および修理に関する記録が残されていません。様式や細部形式に拝殿向拝部分と非常に近いものがあり、元禄期の飯野八幡宮境内修理の時に建立されたとみられています。1間一戸、瓦棒式銅板葺き(当初はこけら葺)の平唐門です。平成14年(2002)に国の重要文化財に指定されています。
柱は円柱(上部粽付き)で柱上には三つ斗を組み棟木があります。正・背面に控え柱を建て本柱とは貫でつないでいます。根肘木で腕木を受け、腕木上に桁を乗せています。軒は一軒繁垂木で、垂木は茨垂木です。柱通り中央に板蟇股があり、巻斗・実肘木で棟木を受けています。
 
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