フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月9日(日) 晴れ

2025-02-10 11:48:19 | Weblog

8時半、起床。

チーズトースト、クリームシチュー、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

朝刊の一面は日米首脳会談の記事。

テレビを付けると、NHKの『日曜討論』に石破首相が生出演していた。

「対米外交というよりも、対トランプ外交ですね」

日曜日の朝の楽しみは新聞の読書欄。三頁に渡って書評やエッセーや著者インタビューが載っている。島本理生が新作『天使は見えないから、描かない』について語っていた。

面白そうだったので、キンドルで購入する。電子書籍は注文して瞬時に手元に届くところがいい。

昨日のブログを書く。朝食後にブログを書く習慣は定年退職後も変わらないだろう。

2時近くになって、遅い昼食をとりがてら散歩に出る。呑川沿いの道を池上方面へ。

本門寺の参道である霊仙橋のたもとにある中道院。この近辺では一番早く梅が咲く。もしかしたらもう見頃を過ぎてしまっているかもしれない・・・。

大丈夫、見頃である。

ちゃんと手入れされた見事な梅の木である。

満開だ。いや、地面にまだ花びらはほとんど散っていないから、九分咲きなのかもしれない。

メジロも来て蜜を吸っている。満開の梅もメジロの姿がないと画竜点睛を欠くのだが、今日は完璧だ。

境内には低木の梅も植わっている。「梅の寺」にしようという長期的構想なのかもしれない。

こちらも見頃である。

本門寺の階段(此経難持坂)脇の早咲きの桜はまだまだだ。

昼食は「池田屋」で。「花くるま」でおにぎりとお稲荷とすいとんというのもチラッと考えたが、この時間だと、もうお稲荷とすいとんは終わっている可能性が高い。

おでんと茶飯のセットを注文。大きな土瓶が二つもあるのは、右はふつうのお茶、左は茶飯にかけて茶漬けにする用のお茶である。

途中までおでんをおかずに茶飯を食べて、最後の方で残った茶飯に永谷園のお茶漬けの粉(たぶん)を振ってお茶をかけていただく。

食後に葛餅を向かいの「藤乃屋」(最近イートインが復活した)で食べようと思ったら、葛餅が売り切れていた。あらま。いまさら「池田屋」に出戻るのもへんなので、どこかほかへ行こう。

古民家カフェ「蓮華」を覗いてみたが満席だった。

「蓮月」の向かいの「花くるま」は女将さんが旗を片付けている。完売で早仕舞いのようである。やっぱり梅、桜の季節は商売繁盛ですね。ところで「蓮月」は冬ドラ『アンサンブル』に登場していますが、9月の撮影のときに役者さんたちの休憩所として「花くるま」が貸し切りになっていた。ドラマでは冬の設定だが、撮影は夏の終わりだったんですね。それは暑くて大変だったでしょうね。

稲荷橋のたもとにある「ノミガワススイーツ」に初めて入る。日替わりでパティシエが替わるという面白いカフェである。

ザッハトルテ。

ノミガワブレンド。今日は「カフェいろは堂」の日のようである。

2月(明日以降)のスケジュール表をいただく。「カフェいろは堂」は次は20日なんですね。

帰りも呑川沿いの道を歩く。

自宅の玄関前でどらだけ歩数を確認する。たくさん歩いた気分だが、意外に行っていない。普通に大学に行って帰って来る日と同じくらいである。逆に言えば、通勤というのはけっこう歩いているんだな。

夕食までの時間、ゼミ論集の編集作業。編集といっても個々のゼミ論の内容に手を加えるわけではない(もうそれはしない)。印刷・製本業者に渡すための版下(PDF)の作成である。

夕食は焼き魚(カマス)、茄子と人参とベーコンの煮びたし、ポテトサラダ、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『ホットスポット』第4話(録画)を観る。今回の本筋とは関係ないが、長期滞在客の村上(小日向文世)の存在が気になる。

ゼミ論集の「はじめに」を書く。

ゼミ論集も今回で15冊目となる。各巻、表紙の色を変えている。

最後の巻(右下隅に置かれる)は何色にしようか。

「チャイ色なんかいかがでしょう?」(チャイの名前は飲み物のチャイから採りました)。

それは色見本にはないね。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。