8時半、起床。
チーズトースト、クリームシチュー、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
朝刊の一面は日米首脳会談の記事。
テレビを付けると、NHKの『日曜討論』に石破首相が生出演していた。
「対米外交というよりも、対トランプ外交ですね」
日曜日の朝の楽しみは新聞の読書欄。三頁に渡って書評やエッセーや著者インタビューが載っている。島本理生が新作『天使は見えないから、描かない』について語っていた。
面白そうだったので、キンドルで購入する。電子書籍は注文して瞬時に手元に届くところがいい。
昨日のブログを書く。朝食後にブログを書く習慣は定年退職後も変わらないだろう。
2時近くになって、遅い昼食をとりがてら散歩に出る。呑川沿いの道を池上方面へ。
本門寺の参道である霊仙橋のたもとにある中道院。この近辺では一番早く梅が咲く。もしかしたらもう見頃を過ぎてしまっているかもしれない・・・。
大丈夫、見頃である。
ちゃんと手入れされた見事な梅の木である。
満開だ。いや、地面にまだ花びらはほとんど散っていないから、九分咲きなのかもしれない。
メジロも来て蜜を吸っている。満開の梅もメジロの姿がないと画竜点睛を欠くのだが、今日は完璧だ。
境内には低木の梅も植わっている。「梅の寺」にしようという長期的構想なのかもしれない。
こちらも見頃である。
本門寺の階段(此経難持坂)脇の早咲きの桜はまだまだだ。
昼食は「池田屋」で。「花くるま」でおにぎりとお稲荷とすいとんというのもチラッと考えたが、この時間だと、もうお稲荷とすいとんは終わっている可能性が高い。
おでんと茶飯のセットを注文。大きな土瓶が二つもあるのは、右はふつうのお茶、左は茶飯にかけて茶漬けにする用のお茶である。
途中までおでんをおかずに茶飯を食べて、最後の方で残った茶飯に永谷園のお茶漬けの粉(たぶん)を振ってお茶をかけていただく。
食後に葛餅を向かいの「藤乃屋」(最近イートインが復活した)で食べようと思ったら、葛餅が売り切れていた。あらま。いまさら「池田屋」に出戻るのもへんなので、どこかほかへ行こう。
古民家カフェ「蓮華」を覗いてみたが満席だった。
「蓮月」の向かいの「花くるま」は女将さんが旗を片付けている。完売で早仕舞いのようである。やっぱり梅、桜の季節は商売繁盛ですね。ところで「蓮月」は冬ドラ『アンサンブル』に登場していますが、9月の撮影のときに役者さんたちの休憩所として「花くるま」が貸し切りになっていた。ドラマでは冬の設定だが、撮影は夏の終わりだったんですね。それは暑くて大変だったでしょうね。
稲荷橋のたもとにある「ノミガワススイーツ」に初めて入る。日替わりでパティシエが替わるという面白いカフェである。
ザッハトルテ。
ノミガワブレンド。今日は「カフェいろは堂」の日のようである。
2月(明日以降)のスケジュール表をいただく。「カフェいろは堂」は次は20日なんですね。
帰りも呑川沿いの道を歩く。
自宅の玄関前でどらだけ歩数を確認する。たくさん歩いた気分だが、意外に行っていない。普通に大学に行って帰って来る日と同じくらいである。逆に言えば、通勤というのはけっこう歩いているんだな。
夕食までの時間、ゼミ論集の編集作業。編集といっても個々のゼミ論の内容に手を加えるわけではない(もうそれはしない)。印刷・製本業者に渡すための版下(PDF)の作成である。
夕食は焼き魚(カマス)、茄子と人参とベーコンの煮びたし、ポテトサラダ、味噌汁、ごはん。
食事をしながら『ホットスポット』第4話(録画)を観る。今回の本筋とは関係ないが、長期滞在客の村上(小日向文世)の存在が気になる。
ゼミ論集の「はじめに」を書く。
ゼミ論集も今回で15冊目となる。各巻、表紙の色を変えている。
最後の巻(右下隅に置かれる)は何色にしようか。
「チャイ色なんかいかがでしょう?」(チャイの名前は飲み物のチャイから採りました)。
それは色見本にはないね。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時45分、就寝。