フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月19日(水) 晴れ

2012-12-20 09:54:48 | Weblog

   7時、起床。二階のベランダに出てみる。今日は晴れるようだが、寒さも本格的らしい(実際、今日の最高気温は10度に届かなかった)。

  ベーコン&エッグ、鱈子の佃煮、味噌汁、ご飯の朝食。朝食を食べながら『ゴーイングマイホーム』の最終回(録画)を観る。2012年のTVドラマは、『最後から二番目の恋』、『リーガル・ハイ』、『ゴーイングマイホーム』、この3本で決まり。

  11時に家を出て、大学へ。

  12時から大学院の社会学コース会議。

  昼食はまい泉のカツサンドと亀井堂のクリームパン。 

  2時半から始まった教授会はほぼ5時に終わる。来年度の会議や試験の日程が資料として出されたので、手帳にメモする。

  下北沢の劇場「ザ・スズナリ」に出かける。6時半頃、下北沢に着き、開演は7時半なので、その前に夕食をすませておくことにする。『孤独のグルメ』の井之頭五郎のように「どこで食べようか」と考えながら商店街を歩く。やがて一軒の中華料理の店の前で、「ここだ」と決断した。上海やきそばを注文する。これがとても美味しかった。勘は正しかった。今度また下北沢に来ることがあったら、またこの店に来て、別のメニューも食べてみたいと思った。

  開演までまだだいぶ時間があったので、駅周辺を歩いてみたが、とにかく寒いので、散歩は早々に切り上げて、開場(7時)と同時に劇場に入る。

  山本光洋のパントマイムは素晴らしかった。最初、ショートコント的というか、一発芸的というか、そういう出し物が続いたので、これで90分持たせるのは辛いのではないかと思ったが、まったくの杞憂であった。途中から、中篇コント、長編コントという構成で、パントマイムという芸の奥行きを存分に堪能した。パントマイムは無言でやるものという先入観があったのだが、山本のコントには台詞が入っているし、客席へ向けてのおしゃべりも洗練されている。パントマイムの世界で山本がどういう位置にいるのか(正統なのか異端なのか)は知らないけれど、彼のパントマイムは「至芸」という言葉がぴったりする。人体というのはこんな風にも動かすことができるんだね。2月のソロライブにも行ってみたいと思った。

  私は一番前の方の席で観ていたので気づかなかったが、劇場には何人か見知った顔がいた。帰りは一緒に帰る。


岡部先生


阿比留先生