フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月6日(日) 晴れのち曇り

2013-01-07 09:10:43 | Weblog

   7時半、起床。葉書を投函しがてら近所をちょっと散歩。朝の散歩は気持ちがいい。たまに朝からずっと自宅にこもっていて、夕方になって、「あっ、今日は一歩も外に出ていないな」と散歩に出ることがある。朝に散歩をしておけば、そういうことはなくなる。


コンビニが撤退した後に入る店が決まった。以前、工学院通りにあった「イワン」という名前の美容室の2号店のようだ。


「のん太」という居酒屋さん 夜の11時開店で朝までやっている蒲田の「深夜食堂」

  小倉トースト、生ハムトースト、紅茶の朝食。NHKの「日曜美術館」を観ながら。今日は北斎の富嶽三十六景を取り上げて、実際にそれぞれの絵が描かれた場所から見た風景と北斎の作品とを比べて、北斎は確かに実景を描いたのだが、観たままを描いたのではなく、空間や時間を操って作品を仕上げていたのだということを論証していた。面白い。

   来年度の講義要項を作成する。大学院の演習2つ、論系ゼミ4つ(2クラス×春・秋)、論系演習2つ、講義2つ、選択基礎演習1つ。今年度の講義要項を微修正したものもあれば、まったく新しい内容のものもある。

  2時を回ったあたりで散歩に出る。年末に大井町に行ったとき、気になる店があったので、行ってみることにした。食事をする店は馴染みの店が多いが、たまに新しい店に入ってみる。持続と展開。授業も、日常の人間関係も、この2つの運動で成り立っている。

  その店の名前は「一冨士」。東急大井町駅のすぐ横、東小路飲食店街の入口にある中華食堂である。年末に店の前を通ったときは客がいっぱい入っていたが、今日は、時間帯のせいだろう、空いていた。もやしラーメン(830円)を注文。もやしをシャキシャキ食べたかったのだが、運ばれてきたのはもやし炒めのあんかけをラーメンにのせたものだった。予想とは違ったが、とても美味しい。でも、カロリーは高そうだ。暖簾に「創業昭和二十六年」とある。日本が国家としての全権を回復した年だ(サンフランシスコ講和条約)。また、来よう。それにしてもこの辺りのゴチャゴチャした路地裏には美味しそうな店が多い。だから多い(大井)町。

   食後のコーヒーは「pottery」でと思ったら、閉まっていた。まだ正月休みなのだろうか。それで駅前の、やはり前回来て気になっていたスイーツとコーヒーの店「AWAYA」へ。リンゴのタルトはリンゴがとても美味しかった。駅前で、しかも店内はそれほど広くないので、二階席にお客が上がってきて、店員さんに禁煙席(私が座っている方)は満席ですと言われて、がっかりして階段を下りていく。どうも長居には不向きな店のようである。 

  

  4時過ぎに蒲田に戻ってジムへ。今日もクロストレーナーを60分漕いで、700超キロカロリーを消費した。でも、あのもやしラーメンはけっこうなカロリーで、今日は減量はあまり期待できそうにない。

  いつもようにマルエツのイートインのコーナーで一休みしてから、家路を辿る。正月休みは今日で終わり。一時停止していたあれこれのことが再び動き始める。