フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月22日(火) 雨のち晴れ

2013-01-23 08:45:15 | Weblog

  8時、起床。ハム、チーズ、レタスを挟んだ塩バターパン、紅茶の朝食。

   「朝ドラ」に『終電バイバイ』の2回目を観る。深夜帯に放送される30分弱のドラマなので、「朝ドラ」として観るには適している。終電を逃した主人公の翌朝までの物語。毎回、主人公や舞台(駅)が異なる(ただし主人公役は同じ役者:濱田岳)。今回の舞台は秋葉原だった。私は終電を逃して帰れなくなるという経験を一度もしたことがないが(そんなに遅い時間まで職場で働くことも、外で飲むこともない)、終電後の街というのは、電車の走っている街とは明らかに別の世界なのだろうということは、何となくわかる。ドラマの舞台として面白いと思う。知らずに観ていたら、主人公の元カノ役が入山法子だった。『ハケンの品格』(2007)に脇役で出ていた頃からのファンなので、嬉しかった。

   昼から大学へ。昼食は研究室でコンビニおにぎり(鮭と昆布)。

   3限は選択基礎演習「日常生活の社会学的探究」。

   4限は演習「ケーススタディの方法」。

  5限は空き時間。「maruharu」で一服。夕食用のサンドウィッチを作ってもらう。

  6限の始まる前、教員ロビーで宮城まり子先生(法政大学)にご挨拶。先生には講義「生活設計論」を新学部の立ち上げ時から担当いただいてきたが、今年度でひとまず終了となる。初めて先生の研究室(当時は立正大学)に講義の依頼にうかがったのが2006年の夏だった。そのとき手土産にダロワイヨのマカロンを持参した。それと呼応させる意味で、そのときと同じダロワイヨのマカロンをさし上げる。先生はマカロンのことを覚えていてくださった。お礼を申し上げ、授業が始まるまでのしばしの間、雑談をする。早稲田と法政(市ヶ谷)は近いので、お互いのゼミ同士の交流会などができたらいいですねと話をする。そういえば現代人間論系の中でのゼミ間交流もなかなか出来ていないなと思う。

  6限は研究室で卒業研究指導。いつものようにサンドウィッチを摘みながら。

  大学を出たのは8時過ぎ。それほど寒くない。このところ底冷えのする日々が続いたので、なんだか暖かいような気さえする。

  今日の読売新聞の夕刊に恒例の記者たちによる冬ドラマの星取表が載っていた。「採点はあくまでも記者の独断と偏見です」と断っているものの、5人の記者が全員男性で、年齢も30代・40代に固まっているという構成はどうにかならないものか。視聴者の感覚と明らかにずれている。第一位の「夜行観覧車」を私は観ていない。つまらないからではない。観ていないのだから、面白いもつまらないも言えない。観ようかなとは思ったものの、いまひとつ気が進まず、観ていないのだ。気が進まない理由は、これは仲間由紀恵主演『サキ』を観ていないのと同じ理由なのだが、「女って怖いよね」という雰囲気の漂っているドラマが苦手なのである。ドラマは現実のコピーではない、そうあるべきではない、と思うのである。