フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月26日(土) 晴れ

2013-01-27 08:04:27 | Weblog

  7時、起床。快晴。そして空気がとっても冷たい。

  カレーライスと牛乳の朝食。

  朝食をとりながら『ぶらり途中下車の旅』を観ていたら、TVドラマ『シェアハウスの恋人』の舞台となっているシェアハウスが出てきた。「バウハウス横浜」という実在するシェアハウスで、市営地下鉄の三ツ沢下町駅から徒歩7分のところにあるそうだ。木の上の小屋は「なんじゃもんじゃ」という名前のカフェである。

http://www.hituji.jp/comret/tankentai/archives/10718

  昼から大学へ。土曜日だが、会議があるのだ。ホームで電車を待つ人たちが後発の始発電車を待合室代わりにしている。ホームはとにかく寒いのだ。

  会議の始まる前に、「maruharu」で昼食。店内に入ると同僚のK先生がカウンターの片隅で本日のサンドウィッチとスープを召し上がっていた。私はハムサンドとコーヒーを注文。ハムサンドはトーストにして、片手で食べやすいように4つにカットしてもらった。

  ドアのところに「本日は13:00~15:00まで貸し切りとなります」との貼紙が出ている。この小さな店は何人で貸し切りになるのかをハルさんに尋ねたところ、「5人」とのことだった。確かにカウンター席は5人分しなかい(別に2人用のテーブルがある)。5人なら私でも気軽に貸し切れる計算だが、まさかケーキとコーヒーだけというわけにはいくまい。食事+デザート+飲物の注文が期待されているのだろう。ゼミ論の編集作業が終わったら、ここで編集係の学生たちと打ち上げをやろかな。

  会議は1時から始まって6時まで続いた。長い会議だった。研究室で雑用を片付けてから大学を出る。

  行き帰りの電車の中で松浦弥太郎『100の基本』(マガジンハウス)を読む。文筆家で、書店「COW BOOK」の経営者でもある彼が、日々心がけていることを書いた本である。共感できることも、できないこともあるが、それは彼と私が違う人間である以上、あたりまえのことで、共感できることはもちろん、できないことも、そのことの意味を考えることを通して、自分の生き方を反省するよい材料である。

  共感できることの例:

   003 シンプルに生きる。すべきことは少しでいい。

   013 小さな約束ほど大切にする。

   027 心のこもったおいしいものを食べる。

   034 それで人は幸せになるのかと考える。

   065 家族を大切にする。お墓参りは一年に六回。

   066 机の上には何も置かない。白い紙から仕事を始める。

   068 一人の時間を大切にする、楽しむ、味わう。

   080 歴史を学ぶ。歴史から学ぶ。

   091 仕事人間にはならない。生活人間になる。

   100 自分の基本の更新を常に行なう。

  共感できないことの例:

   001 すべては自分の責任と思うこと。他人を責めても何も生まれない。

   041 何があろうと意思をつらぬくこと。

   060 何があろうがあきらめない。

   067 本は読むもの、飾るものではない。読んだら処分。

   083 迷った時はしんどいほうを選ぶこと。

 7時半、帰宅。風呂を浴びてから、夕食。今日は鶏鍋。寒い日には鍋が一番。

 『泣くな、はらちゃん』の第2話をリアルタイムで観る。はらちゃん(長瀬智也)の愚直なまでのひたむきさに越前さん(麻生久美子)が思わず微笑んでしまうシーンがよかった。今回のハイライトシーンで、このシーンのためにずっとムスッとした表情をしていたのだろ。

  「人を笑わせる」は、私にとって、日々の心がけの1つである。