フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月3日(木) 晴れ

2016-11-04 02:15:48 | Weblog

9時半、起床。

トースト、サラダ(ウィンナーソーセージ)、牛乳、紅茶の朝食。

今日は文化の日。祝日だから大学は休み・・・とは簡単に決まらない事情が昨今はある。授業のある祝日というものがるのだ(11月23日の勤労感謝の日は勤労に感謝しつつ授業=勤労をするのだ!)。昨日は会議の時間を間違えたしな。念のため大学歴を確認。うん、休みだ。

昼食は妻と近所の中華料理店「マーボ屋」に食べに行く。

私はあんかけカニチャーハンを注文。

妻は鶏そばを注文。

両方ともシャアして食べる。

妻「どっちも美味しいわね」 そう、ここは店名と外観はB級だが、味はA級なのだ。

店を出て買い物がてら駅の方へ散歩に出る。

駅前の「キシフォト」で、明日からの信州旅行に備えて、デジカメで使うSDカード(8ギガ)を2枚購入。

「ランチ17時までやってます」の看板。それはもはや「ランチ」ではない。

「阿寒ポーク」の看板。あかんポーク?それはいかんだろう。

閉店した「鈴文」の内装工事が始まっていた。

「蒲田酒場ママン」という店になるようだ。私とは縁のない店である。

夕方、昼寝をする。それはもはや昼寝ではない。こういうことをしているから、夜更かしになって、いかんのだ。

夕食はおでん。

夜、3年ゼミで行うライフストーリー・インタビュー調査のための共通質問リストを作成してゼミ生にメールで送る。最初のインタビューが5日(土)に行われるので、ギリギリのタイミングである。

さて、明日は寝坊はできないから、ブログをサクサク書いて、寝ようと思ったら。同僚の武田先生から長いメールが届いた。今日、蒲田の映画館「テアトルカマタ」にわざわざ来られて、『シン・ゴジラ』を観た(二度目)という内容である。なんで今日なのかと言うと、いまから62年前、1954年11月3日に『ゴジラ』第一作が公開されたのだ。つまり今日は「ゴジラ」の誕生日で、「ゴジラ」は私と武田先生と同じ62歳になったのである。なんで蒲田なのかというと、『シン・ゴジラ』でゴジラが最初に上陸するのが大田区蒲田であるからだ。

なんだ、せっかく蒲田まで遠路はるばる(武田先生は中央線沿線にお住まいのはず)来られたのなら連絡してくれればカフェでもご一緒できたのに。でも、そうすると、ハンサムな武田先生の写真が私のブログに載ることになるので、それは御免ということかもしれない。シャイなんだから(笑)。

メールには1つ質問が含まれていた。その部分を引用する。

「先生のブログでは、「場末の映画館」なんて書いてありましたが、いやいや、実に風情のある映画館ではないですか。緞帳の端に「家具のデパート 亀屋百貨店」なんて広告があるのが泣かせる! 昔の「わが町の映画館」には定番の意匠でしたよね。途中の「サンライズ蒲田」の商店街も実に味わい深い。当の「亀屋百貨店」やら、仏具屋さんやら、本当に町の人々の生活と結びついていることが実感されて、こういう町で生活していると、人間も味わい深くなるだろうなあ、と実感することしきり。ところで、その亀屋百貨店とういのは、見た限りでは地元の家具屋さんという感じでしたが、かつては色々なものを扱う「デパート」だったのでしょうか?」

私の記憶する限り(1960年代までしか遡れませんが)、亀屋百貨店がいわゆる百貨店(デパート)だったことはありません。四・五階建のビルの全プロアーが家具の展示場だったので(それはいまも同じ)、家具ならなんでもそろっているという意味で、「家具のデパート」という表現が使われたのではないでしょうか。ちなみに「テアトルカマタ」および「蒲田宝塚」の入っているビルは「ツルカメビル」といって、「亀屋百貨店」の持ちビルだと思います。だから「亀屋百貨店」にはいつも両映画館で上映中の映画のポスターが張ってあります。

武田先生、おやすみなさい。これでブログの更新とメールへの返信を同時にすませた(笑)。

2時半、就寝。やっぱり夜更かしだ。あかん僕。